地域生態系学講座セミナー 2003.04.28 (月) 13:00

レビューセミナー
植物の対植食者防御仮説の変遷と実証的研究
-資源獲得と防御への配分パターンについて-

大澤剛士 takeshi@ees.hokudai.ac.jp

防御への資源配分のパターンについては、これまでにいくつかの仮説が提示されている。 それら仮説は、「種は進化的なタイムスケールである配分に適応している」 といった考えである
  『Optimal Defense Hypothesis』
  『Resource Availability hypothesis』
の二つと「ある個体が生活史の中で置かれた環境に対しある配分に順応する」 といった考えである
  『Growth Differentiation Balance Hypothesis』
  『Carbon/Nutrient Balance Hypothesis』
の二つに大別することができる。 しかし、これらの仮説はそれぞれ相容れない仮説であるわけではなく、 両立する場合も多々ある。

今回はまずそれらの仮説を簡単に説明し、そのうえで仮説の実証的研究例を紹介して この分野の現状把握と自分の研究の位置付けを行う。そして昨年の結果をふまえ、 自分の研究の今後の課題をはっきりさせることを目的とする。

紹介する予定の論文

参考文献


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