地域生態系学講座セミナー 2003.11.18 (火) 13:00

(レビューセミナー)
花蜜量と花蜜分布の変化に伴う
エゾオオマルハナバチの行動変化について

平林結実 yuimi-hi@ees.hokudai.ac.jp

動物媒花植物の繁殖は、ポリネーターの送粉によって可能と なります。植物はポリネーターを引きつけるために花蜜を分泌したり、花数を増やすなど様々な戦略をとっています。

しかしその戦略は単純に、蜜量や花数を"増やせばいい"というものではなく、ポリネーターの行動様式に伴う繁殖成功との微妙なバランスの上に成り立っているといわれています。繁殖成功に関わるポリネーターの行動様式としては、花序あたりの訪花数,一花あたりの滞在時間,花序における採餌の方向性などが、これまであげられてきました。

本研究では、植物のとる戦略のうち「花蜜」に焦点を当て、花蜜量や花蜜分布がポリネーター(エゾオオマルハナバチ)の行動様式にどのような影響を与えるのか?ということを明らかにすることを目的とし、実験を進めてきました。

今回のセミナーでは過去になされてきた研究を振り返ることで本研究の意義や目的を明確にし、今後の研究の方向性を検討していきたいと思っています。

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