地域生態系学講座セミナー 2003.12.02 (火) 15:00

Informal 小解説: 例題で考える一般化線形混合モデルの導入と計算

久保拓弥 kubo@ees.hokudai.ac.jp

あれこれのなりゆきで一般化線形混合モデル (GLMM) に関する 小解説セミナーやることになりました. これは正式のセミナーではないので希望者だけが参加してください. 短時間で終らせたいので, ふつうの一般化線形モデルに関しては解説をトバす 不親切な内容にする予定です.

このような小解説セミナーをやる目的は

というあたりです.

(解説に使ったファイルは このペイジ からダウンロード可能)

以下のような架空植物を例にして,一般化線形混合モデルを導入したほうがよい状況と R における計算手順について説明する.

[架空植物の例題]

毎年地上部のサイズ x が (でたらめに) 変化する架空の植物の繁殖した・しない, を確率論的モデルとして取り扱いたい. この植物は N 個体いて,どの個体も M 年間 (M 回のくり返し) 観測が行われた. 繁殖する確率は f(a + b x) というようにサイズに依存している. ただし個体によって a の値が異なる (個体ごとに固有な a つまり「個性」が与えられている). このような架空植物を使って一般化線形混合モデルを以下のように説明してみる.

この単純化された例題にそった説明だけを行う. したがって計算するのは, 線形予測子の「定数項」である a だけがランダム変量になっているような, もっとも簡単な一般化線形混合モデルである.


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