地球環境科学研究科 植物生態学セミナー   2010-03-03 (水) 10:30
(場所: 地環研 A809 )

野幌国有林の代表的な林分における土壌の化学性

三好祐司

野幌国有林は天然生林が約70%を占め、トドマツを主体とする針葉樹林と落葉広葉樹林、およびこれらが混生した針広混交林がみられる。この森林においては、すでに詳しい植生調査や森林生態学的基礎調査も行われているが、土壌の化学性に関する調査報告はほとんどない。

本研究では、野幌国有林の代表的な林分であるトドマツ林、アカエゾマツ林、エゾマツ林、ヤチダモ林、シナノキ・ヤチダモ・ハルニレ林において2009年6月から8月にかけて採取した土壌試料の化学性の測定を行い、林分による土壌の化学性の特徴を明らかにしようとした。

結果、各林分とも灼熱減量は深度が増すにつれ減少し、C/N比は微生物活動に適しているといわれる10前後であった。pHは各林分において、深度によるばらつきはあるが、全体的に弱酸性~酸性を示い拭?泙拭¬亀‖崔眩芭?(NH4+NO3)は各林分において月別の変化がみられた。


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