生命数理セミナー第五十四回開催
- タイトル:核とミトコンドリアの不和合が花粉不稔を引き起こす:テンサイ(Beta vulgaris L.)の事例
- 講演者:久保友彦(北大・農学部)
- 日時:2013年5月22日(水)16:30-
- 場所:北海道大学地球環境科学研究院A棟807
- Abstract:細胞質雄性不稔性(CMS)は、雄性生殖器官に特異的な退化をもたらすが、雌
性生殖器官や栄養器官には何ら影響しない形質である。CMSの 発現は、ミトコンドリアにある雄性不稔を促す遺伝因子Sと、Sを抑制する核遺伝子Rfの相互作用により説明されている。CMSは、栽培植物や野生植物から広く見つかっているが、いずれもこの遺伝モデルがあてはまる。最近、著者のグループは、テンサイ(ビート、あるいはサトウダイコンともいう)からSやRfに相当する塩基配列を得ることに成功した。分子レベルでCMS発 現がどのように説明されるのかを中心に、研究成果を紹介する。
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