菌学
- 菌学 (mycology)
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Mycology: 菌学・真菌学・菌類学 ⇒ 全て同じ英単語の日本語訳
困ったことに、分野によって、標準的な訳が異なる。
学生時代の講義ノートを引っ張り出したら、菌学(菌類学) mycologyと書いてあった。しかも、自分は「理学部生物学科植物学専攻課程」に所属してたわけで、当時は、菌学は植物学の一環として講義があったわけだが、菌類は、遺伝子上は植物よりも動物に近いことが分かっている。あげくに、粘菌や卵菌などは菌類に含まれない。学生に、古い教科書読むんじゃない、という根拠の一つには使えるが、自分自身が混乱する原因ともなっている。
ともあれ、菌類に関する研究の全てを指すことには変わりはないはず。古くは動菌類(粘菌)含む → 分類上、原始的真核生物に移動
[左] 札幌市南区光風園にて2009年6月30日。[右] アラスカ、アッパーチャタニカのキャンプサイトにて2010年8月11日。 - 化学分類chemotaxonomy
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菌類では難しい
表. 真正菌門各分類群と細胞壁の化学的構成成分及び2, 3の分類形質(Bartnicki-Garcia 1970, Vogel 1963)
分類群 鞭毛 葉状体型 細胞壁の特徴的構成成分 lysine合成経路 鞭毛菌亜門 壺状菌鋼 後端1鞭毛(尾型) 仮根状菌糸型 キチン-グルカン AAA 糸状壺状菌鋼 前端1鞭毛(羽型) 仮根状菌糸型 セルロース-キチン DAP 卵菌鋼 2鞭毛(前向羽型 + 後向尾型) 菌糸型 セルロース-グルカン DAP 接合菌亜門 接合菌鋼 なし 菌糸型 キトサン-キチン AAA トリコマイセス菌鋼 なし 菌糸型 ポリガラクトサミン-ガラクタン AAA 子嚢菌亜門 半子嚢菌鋼 なし 酵母型, 偽菌糸型, 菌糸型 マンナン-グルカン AAA その他の菌群 なし 菌糸型 キチン-β-グルカン AAA 担子菌亜門 酵母時代を持つ1部の担子菌 なし 酵母型, 偽菌糸型, 菌糸型 マンナン-キチン AAA 大部分の担子菌 なし 菌糸型 キチン-β-グルカン AAA 不完全菌亜門 出芽菌鋼 なし 酵母型, 偽菌糸型, 菌糸型 マンナン-グルカン(クリプトコッカス鋼)
マンナン-キチン(スポロポロマイセス鋼, ロドトルラ鋼)AAA その他の菌群 なし 菌糸型 キチン-グルカン AAA DAP: α, β-diaminopimelic pathway, aspartate → DA, pimelate → lysine
AAA: α-aminoadipate pathway, α-ketoglutarate → α-aminoadipate → lysine
キチン: 菌類細胞壁を構成する特徴的成分で堅くて丈夫(カニ甲羅や昆虫外骨格にも多く含まれる)呈色反応
アセトカーミン: 染色体(核)染色剤 →
シメジ属は担子器内に染まる顆粒で満ちる
シロタモギタケ属は呈色少グアヤクチンキ: フジウスタケとウスタケの判別にこの試薬の呈色反応を利用
クレシールブルー: ハラタケ科は胞子の2重細胞壁の内壁が赤紫色に染まる
コットンブルー: ウラベニガサ科は胞子壁が明瞭に染まる
硫酸第1鉄: ベニタケ科呈色反応
メルツァー試薬: 胞子(細胞)のヨード・デンプン反応呈色試薬アミロイドamyloid: 青紫-灰紫 強アミロイド: 反応特に強い
偽アミロイド: 赤紫-紫褐色 = デキストリノイド: メルツァー試薬で赤変する反応
非アミロイド: 淡黄色-無変化 - 参考
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- 菌根 mycorrhiza