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露崎 史朗 (Shiro TSUYUZAKI)
植物群集生態学・環境保全学

有珠山/サロベツ泥炭採掘跡
1986年, 2006年の有珠山火口原. ワタスゲ・エゾカンゾウ
(2009年9月6日更新)

地球上の 露崎(Tsuyuzaki) さんへのリンク

[ きっかけ | 意味 | 分布 | 可能性 | 文献 ]

きっかけ

 実は、私の名字の「露崎」の後ろの文字「崎」は「﨑」で「露﨑」が正しいのです。1画多い方の文字はPC環境によっては文字化します。旁の上の文字が「大」ではなく「立」のような文字になります。昔のワープロだと外字で作るしかなく、面倒とか、その他いくつかの理由で、公では「崎」を使ってます。戸籍は何度みても一画多い方の字です。

 読み方も「つゆざき」なのか「つゆさき」なのかも結構なぞです。実は、私の生まれた地方で使われる茨城弁* では、「かきくけこ」が「がぎぐげご」になる傾向があるので、もしかすると「つゆき」と言ってるつもりなのが、「つゆさ"き」と聞こえているのかもしれません。個人的には、ツユキと呼ばれるとすかした感じで抵抗を感じますが。同様に、茨城県は、断固として「イバラケン」なのです(イバラキと言おうとしても発音できないし)。ちなみに、ワープロで「イバラギ」と入力すると「茨城」と変換できないものがあるらしいけど、私が使ってるワープロでは辞書登録をした訳でもないけど普通に茨城と変換できます。

茨城弁に関するページ
[ 日立のマーク はやっぱりこれだ! | 茨城王 | 昔の茨城弁集 ]

 話は、茨城弁になるが、私は高校での国語の試験を今でも思い出す。それは、

以下の言葉に読み仮名をふれ。
布団を敷く
私は、布団をひくと書いた!

 なぜ、間違いなのか全く分からなくて、先生に聞きに行ったのでした。これが茨城言葉なのです。

 いずれにしても、珍しい(面白い)名字なので、ネットで検索をすると直ぐにひっかかることに目をつけ、こんなページを作ってみました。このページを作った年の札幌50音別電話帳では、この名字は1件しか載っていません(我家は載せてない)。


苗字 (名字)

 昔、テレビでアレックス・ヘイリー作「ルーツ」というドラマがあった。涙して見てた記憶がある。あの内容が、苗字等の起源を知るための基本姿勢であろう。しかし、この番組の影響で、合州国では自分のルーツ探しが流行したのは良いが、その結果、自殺者までもが出て問題となった。苗字の意味を考えると、積極的に調べない方がいいのかも、とかも思いつつあるのでした。

* 名前探偵団: 個人サイトだそうだが、リンク等を始め参考になる。
「印鑑」とか「有料」とかのページが多い。苗字で商売するんでない! もっとも、フリーなページも増えてきてるようで(2006.6)。例えば、WikiPediaの[ 名字 ]とか。


苗字を知る鍵

 武光(1998)を読んでて、苗字の由来を間接的に知る鍵が2つあることを知る。

地名

 別件(研究とも言う)で、北大図書本館に行ったら、日本分県地図知名総覧(1984)というのがあった。で、福島県・茨城県・千葉県の地名を目を欹てて見てみても、「露」という感じの使われている地名はない。一方、「崎」という感じの使われてる地名は非常に多く、「月崎」(千葉県市原郡加茂村)、「湯崎」(茨城県西茨城郡友部町)、「杉崎」(茨城県常北町)などが見られる。合併で地名が消えるのは悲しいことである。面白いのが、山崎で「やまさき」、「やまざき」、「やまざぎ」、「やまのさき」と4通りも読み方があった。いずれにしても、この苗字は、地名から探るのは難しいようだ。

家紋

 家紋は、血縁集団で類似したものを使うことがあるらしい。で、我が家の家紋は、「丸に蔓柏 」とのこと。もっとも、お袋が言うには、「どうせ、どこかから、かっぱらってきたもんだろ」とのことで。ごもっともです。ということで、我が家の場合は、どこまで鍵になるかは、分からないけど。
 「露崎」(読みはつゆざき)の家紋は千葉県の項で「丸に桔梗」と示されているが、出自は不明なようである(千鹿野 2004)。

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意味

明解国語辞典(第5版), 三省堂 (1997)

つゆ【露】

  1. 夜半または早朝、戸外にある物の表面に付く小さな水滴。[気象学では、水蒸気が冷えて液体となったものとされる]
    用例・作例 露を結ぶ 袖の露 [= 涙] 露の[= はかない]命 刑場の露と消える[= 処刑されて、あっけなく一生を終える] 朝露・夜露
  2. (副)
    1. [雅] その事柄がわずかに認められることを取り立てて言う意を表わす。
      用例・作例 露も物空に翔(カケ)らば、ふと射殺し給へ 口より露ばかりの物を、落し置くやうにして飛ていぬ
    2. [否定表現において] その事物の存在や状態(の変化)、または、そのことの知覚や意識、行動などを、全面的に否定する意を表わす。
      用例・作例 あやしくて、あけて見るに、いかにも ☆1、露物なかりけり こんなことになろうとは、露思わぬことでありました
      自分にまちがいは無かったと、露ほども疑わなかった [「露いささかも」は、II2の強調表現]

さき【崎】

  1. 突き出た山の尖端。
  2. 「みさき」の意の雅語的表現。
    用例・作例 石廊崎(イロウザキ)

 すると、露崎は、「非常に小さな山の天辺」とか「岬とはいえないくらい小さな岬」を指すのでしょうか?

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分布

急激に増えるものではない

* 資料「この苗字は、どの都道府県に多いか?」によると、千葉県・東京都で「露崎」姓の70%以上の家族が住んでいることになる。なお、佐久間(1972)では、露崎は、主な読み方として「つゆざき」が示され、東日本に多いとされている。
Distribution
全国に散ってしまったようなので、あまり意味のない地図なようで。


情報ありがとうございます

いつの日か整理せねば...

* 露崎秀夫さんより (2003.7.8)

千葉県市原市で司法書士をしている露崎秀夫です。
発音は ツユサキ ヒデオ です。濁りません。
私の先祖の戸籍をみましたら、崎の字は、大ではなく、立と書かれてありましたが、現在は大を使っています。
市原市内の個人名の電話帳をみたら、74人の露崎が掲載されていました。
千葉県の市原市、袖ヶ浦市、木更津市に多い名字です。

 以下の情報は、貴重なのですが、当人の承諾をとっていませんので氏名等を伏せています。

(名字の順番は)露崎と書いて「つゆざき」と読む人が41人で3901位、「つゆさき」と読む人が9人で10873位だそうです
もしかして41宅って意味だったのかな。
私は、件数だと思います。

* 全国の苗字(名字)によると、9万7千の名字の中で

下の2つの名字の"ザキ"の部分は文字化けする場合があります。

苗字露崎露﨑露嵜
世帯数576278
順位47063098456452

となっている。捨てたもんじゃない。もっとも、この中には本来「露﨑」(立)なのを「露崎」としている人がかなりいるような気がする。

 以下の情報は、メールを送って頂いたのですが、内容の確認がとれないので、現時点では、参考として内容をここに置いておきます。

私は今東京に住んでいますが、実家は静岡県です。両親は定住者ですよ。先祖は千葉らしいですけど。(中略) それだけですー。珍しいですよね。この名字。 では。(2003.5.25)

 うーん。本名なのかどうなのか(芸名とか)、不明な人って結構いるんですね。

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可能性

 ある方から、以下のリンク先を教えてい頂きました。

http://www.geocities.co.jp/Bookend/8850/kaze-4.htm

 この文中に、「露崎筑後守」という人物が登場する。創作小説のようなので、仮名だと思うが、「露崎」という名字は、何かを参考にして使われた可能性があるので、その辺を調べてみた。すると...

http://homepage3.nifty.com/yogokun/houmehakusan.htm

 に、奉免白山城(市原市奉免, ホウメ)という城に「露崎大蔵源義基」という人物が住んでいた記録があることを知る。場所的にも、話は合うんだけど、どうなんでしょう。
 知らない間に、以下のページに「露崎大蔵源義基」が出ていた(2009年9月6日)。ここから探るしかないのだろうか。

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文献

  • 千鹿野茂. 2004. 都道府県別姓氏家紋大事典 東日本編. 柏書房, 東京
  • 人物往来社(編). 1976. 日本の苗字ベスト30000 (別冊歴史読本). 人物往来社, 東京. 名前の通り、本当に苗字が載ってるだけ
  • 人物社編集部(編). 1984. 日本分県地図地名総覧. 人文者, 東京.
  • 岸本良信. 2001. 道産子のルーツ 先祖を正確に調べる方法 北海道の苗字2000姓の由来と家系を探る. 中西出版, 札幌. 北海道の上位2000には当然ながら入っていないので何も出ていない
  • 太田亮. 1920. 姓氏家系辭書. 磯部甲陽堂, 東京. 名字として存在せず
  • 太田亮. 1934-36. 姓氏家系大辞典. 姓氏家系大辞典刊行会, 東京. 全3巻からなり、その第2巻の3831頁に「露崎」と書いてはあったが、それだけ
  • 佐久間 英. 1972. 日本人の姓. 六芸書房, 東京
  • 志村有弘(編). 2003. 姓氏家歴史伝説大事典. 勉誠出版, 東京. 露木は出ている
  • 武光 誠. 1998. 名字と日本人 - 先祖からのメッセージ. 文春新書, 東京
  • 豊田 武. 1971. 苗字の歴史. 中公新書, 東京. 面白いけど
  • 渡辺三男. 1976. 日本の苗字. 毎日新聞社, 東京. 偉い方々の苗字はたくさん出てましたが

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