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(2009年3月10日更新) [ 日本語 | English ]

カバノキ属 (Betula L.)






有珠山 / サロベツ泥炭採掘跡
1986年, 2006年の有珠山火口原. ワタスゲ・エゾカンゾウ

⇒ エングラー体系 Engler's syllabus

索引

カバノキ科 Betulaceae Gray, birch family


6属150種 → 北半球温帯(一部, アンデス山脈)

落葉広葉樹、花単性風媒花
白亜紀, 中国中部
生態: パイオニア種(陽樹)が多い (春木・露崎 2008)

・ハシバミ亜科 (Subfamily Coryloideae): 雄花には花被(perianth)がある。雌花は花穂状(spike) →

クマシデ(Carpinus), アサダ(Ostrya), ハシバミ(Colylus), (Ostryopsis)

・カバノキ亜科 (Subfamily Betuloideae): 雄花には花被がない →

雄蕊2本 → カバノキ(Betula)
雄蕊4本 → ハンノキ(Alnus)

Betula L. カバノキ(樺), birch


B. apoiensis Nakai (アポイカンバ)
B. chichibuensis Hara (チチブミネバリ)
B. corylifolia Regel et Maxim. (ウラジロカンバ, ネコシデ)
B. costata Trautv. (チョウセンミネバリ/マカンバ)
B. davurica Pall. (ヤエガワカンバ)
B. ermanii Cham. (ダケカンバ)
B. globispica Shirai (イヌブシ/ジゾウカンバ)
B. grossa Sieb. et Zucc. (ミズメ)
B. maximowicziana Regel (ウダイカンバ/マカバ)
B. ovalifolia Rupr. (ヤチカンバ)
B. platyphylla Sukatchev (コウアンシラカンバ)

var. japonica (Miq.) Hara (シラカンバ)

B. schmidtii Regel (アズサミネバリ/オノオレカンバ)

var. angustifolia Makino et Nomoto (ホソバオノオレ)

Betula × avaczensis Komar. (オクエゾシラカンバ) [platyphylla × ermanii]

北海道の代表的カンバ3種


leaf
A. シラカンバ Betula platyphylla
B. ダケカンバ Betula ermanii
C. ウダイカンバ Betula maximowicziana

いずれも崩壊地、森林火災跡、噴火跡等の開けた生息地を好む。種子は休眠しないのが普通で、林床などの暗いところでは実生は生存できない。樹皮は、比較的なめらかで皮目を作る。葉は互生で、短枝・長枝の区別がある。

果穂樹皮立地
シラカンバ下向1個側脈5-8対
基部浅いV字
小さい < 10 cm
原則 白平地から山地
ダケカンバ上向1個側脈7-12対
基部浅いハート型
小さい > 10 cm
原則 灰黄褐色山地のやや高い所
ウダイカンバ下向2-4個側脈8-13対
ハート型(前2種より凹む)
大きい > 10 cm
灰白色平地から山地
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