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(2003年5月14日更新. 2016年8月10日追加) [ 日本語 | English ]

オオイタドリ (Polygonum sachalinense Fr. Schm.)






有珠山 / サロベツ泥炭採掘跡
1986年, 2006年の有珠山火口原. ワタスゲ・エゾカンゾウ

索引
タデ属 (Polygonum L.)

オオイタドリ (大痛取/大虎杖), giant knotweed

アイヌ語: イコクトゥ ikokutu = ik (節) o (多い) kutu (茎) [方言多]

分布: 日本 (本州中部日本海側-北海道) - サハリン
利用: 食用 (若芽), 薬 (根), 戦中は煙草の代用
異名(Synonym): Reynoutria sachalinensis (Fr. Schm.) Nakai

有珠山のオオイタドリ


→ 有珠山フローラ Flora on Mount Usu

 有珠山には、2種の大型タデ科植物が生えている。そのうちの一つがオオイタドリである。もう1種は、イタドリである。駒ケ岳や樽前山になどの火山に普通に出てくる、もう一つの大型タデ科植物であるウラジロタデは生えていない。

PS1 PS2 PS3
[1] 1983年。有珠山噴火から6年後 (Tsuyuzaki 1987)。[2] この大部分が地下部ではつながっている。[3] 1997年秋。枯れ果てたオオイタドリ (春木・露崎 2008)。地表面に置いてある袋は、リター分解を測るために設けられたもの。

PS4 PS5 PS6
[4] 1998年。第4火口の近くにて。[5] 1989年秋。実際は1 m以上深いところまで掘ってもまだ地下部があるのだが、フラッシュを持っていないので撮影できなかった。[6] 2000年噴火火口近くの廃屋の屋根の上でも育つオオイタドリ。何てタフなやつ...

2000年火口

PS7 PS8 PS9
[7] 直径数10 cmの小さなパッチ。将来的には右のような大きさになるはず。[8] 直径2-3 mに発達したパッチ。[9] パッチの下にはコケ類(moss)の定着が見える。これも定着促進効果(facilitation)なのか。2011年8月8日、有君火口周辺にて。


北海道のオオイタドリ

PS10 PS11 PS12 PS13
[10] 北海道では至る所で見られる光景だが、一面をオオイタドリに覆われた斜面。2011年8月22日、室蘭海藻研(もうすぐ移転)に行く途中の斜面にて。[11] 2011年8月31日、銭函海岸風力発電所設置予定地区に向かう途中のにて。[12/13] 2015年9月3日、石狩浜新港東、風力発電施設設置が予定されている地域での騒音調査および景観調査実施地点にて。

PS14 PS15 PS16 PS17
[14] 2016年5月19日、北大低温科学研究所裏の荒地。[15/16] 2016年5月20日、天塩町自衛隊御用達食堂(正式にはドライブインてしお)前の荒地。[17] 2016年6月14日、静内近くで学生実習を行ったシュンベツ川入口にて。

イタドリ (Polygonum cusupdatum Siebold et Zucc.)


Synonym:

Reynoutria japonica Houtt.

オオイタドリイタドリ
大形。長さ20-35 cm。両面無毛小型。長さ6-15 cm
葉下面殆ど粉白を帯びない粉白を帯びる
葉脈上しばしば粒状-乳頭状突起
葉鞘20-70 mm4-6 mm
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