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(2011年7月27日更新. 2011年8月7日追加2004年4月11日編集) [ 日本語 | English ]

ミズナラ Quercus mongolica Fisch. ex Ledeb. var. grosseserrata Rehd. Wils.






有珠山 / サロベツ泥炭採掘跡
1986年, 2006年の有珠山火口原. ワタスゲ・エゾカンゾウ

コナラ属 Quercus L. (oak)


北海道コナラ属3種: まずは、これらを覚えよう。巨木(giant tree)が多い。なお、これら3種のみが在来のQueercusの中では落葉樹

leaf

ABC
和名カシワコナラミズナラ
学名 Q. dentata Q. serrata Q. mongolica var. grosseserrata
*12-52 cm≈ 10 cm7-15 cm
葉形倒卵形で先円いやや細長倒卵形で先尖る倒卵状長だ円形で先尖る
葉柄≈ 0 cm5-15 mm≈ 0 cm
葉縁円い波状鋭鋸歯鋭いかやや丸い
葉表面ざらつく
冬季葉翌春新緑の頃まで枯れて残る落ちる落ちる
殻斗長毛短突起短突起
特記北海道の代表的な海岸林
内陸性カシワ林もある
美唄が北限
駒ヶ岳山麓ではミズナラ・コナラ混生
固定試験地内の樹種構成
種名断面積比個体数比
ナラ67.9%20.8%
イタヤカエデ13.154.6
キハダ6.63.7
ハリギリ4.96.6
ヤエガワカンバ2.92.2
シラカンバ2.20.8
オニグルミ1.10.5
オオヤマザクラ0.42.9
バッコヤナギ類0.30.5
ヤマウルシ0.13.5
ハルニレ0.10.2
イヌエンジュ0.10.1
ノリウツギ0.11.7
その他0.21.9

*: 地域差大(ミズナラの例)

Q. mongolica var. undulatifolia (Leveil.) Kitamura et Horikawa ミヤマナラ: 葉長 6-9 cm。本州・九州(霧島)・済州島

→ 種間雑種多

ナラ学術参考林 (九州大学北海道演習林)

5·6·7林班 (約37 ha)

 ミズナラとカシワの自然交雑個体が上層を優占し、胸高直径1 m以上の個体も見られる比較的古い森林である。演習林に移管される以前、軍馬補充部時代に火入れされた形跡が認められる。
 林内には、長期動態をモニタリングすることを目的とした固定試験地が1988年に設定された。この試験地は出現樹種数21種、胸高断面積27.6 m²/ha、樹木密度1066個体/haで、胸高断面積の約7割をナラが占め、個体数の5割以上がイタヤカエデである。ミズナラ優占林からミズナラ-イタヤカエデ林へ変化するものと予想される。





ミズナラ (Quercus mongolica var. grosseserrata)


索引

生活型: 落葉高木 → 巨木 (giant trees): 東和ミズナラ(和寒の巨木), 有珠善光寺石仏楢
種子散布 (seed dispersal): 重力/動物
遷移 (succession): 中期-後期 → 植生復帰 (春木雅寛・露崎史朗. 2008)
芽: 頂生側芽 terminally lateral bud
(wood): 環孔材

葉 leaf

ST1 ST2
[1] 2003年3月28日に南九州霧島で見たミズナラの葉。なまら小さい。[2] 2008年9月10日に道央苫小牧演習林で見た、自分にとっては、いつものミズナラの葉。ショートピースの箱と比較して欲しい。これで同じ種なのね。

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