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(2018年3月23日更新) [ 日本語 | English ]

アカネ科 (Rubiaceae Juss.)






有珠山 / サロベツ泥炭採掘跡
1986年, 2006年の有珠山火口原. ワタスゲ・エゾカンゾウ

[ エングラー体系 (Engler's syllabus)| 植物分類学 ]

1 子房各室多種子 (道なし)

2 花序: 巻繖状 ___ Ophiorrhiza L. サツマイナモリ
2 巻繖状ではない ___ Hedyotis L. フタバムグラ

子房各室1種子

2 葉対生。托葉小

3 蔓状で茎他物巻く ___ Paederia L. ヘクソカズラ
3 茎直立または地上を這う

4 茎(斜上)直立し葉は落葉。果実乾燥し花柱先端4-5裂 ___ Pseudopyxis Miq. イナモリソウ: 道なし
4 茎地上を這い、葉は常緑。果実2個が融合して肉質の奨果となる ___ Mitchella

2 托葉が葉状となっているため葉輪生様に見える

3 花冠下部筒状 ___ Asperula L. クルマバソウ
3 花冠輻状

4 果実奨果。花通常5数 ___ Rubia L. アカネ
4 果実乾果。花通常4数 ___ Galium L. ヤエムグラ

Asperula odolata L. (クルマバソウ) ⇔

花冠下部筒状
オククルマムグラに比べ葉はやや厚く光沢

Galium trifloriforme Komar. (オククルマムグラ)

花冠輻状


数種からなる属

Paederia L. ヘクソカズラ
P. cavaleriei H. Lev. (ビロードヘクソカズラ)
P. scadens (Lour.) Merr. var. mairei (Lév.) Hara(ヘクソカズラ)
Serissa Comm. ex Juss. (ハクチョウゲ)
S. japonica (Thunb.) Thunb. (ハクチョウゲ)
S. serissoides (DC.) Druce (シナハクチョウゲ)

ヤエムグラ (Galium L.)


G. japonicum Makino クルマムグラ: 山木陰。多年生

クルマムグラは茎に逆刺。クルマバソウの方が葉やや厚く光沢があり乾いて淡緑色呈す
花期6-7。白色漏斗状4裂, φ = 4-5 mm。果実は長い鉤状刺密生

4 茎叢生し斜上

5 葉狭長-楕円形。先円く微凸起。裏面中肋で逆毛少-なし。乾いても黒くならない ___ オククルマムグラ
5 葉卵状被針形、裏面中肋に刺はない。乾くと黒くなる ___ クルマムグラ

コーヒーノキ (Coffea L.)


珈琲ノ木
常緑 低木-亜高木 (栽培では収穫し易い3-4 mに調整)

発芽-結実: 18-30カ月
開花-結実: 8カ月

熱帯アフリカ-南アフリカ + 熱帯アジア
利用: 嗜好品、観葉
成分: カフェイン (affeine)
コーヒー種類:
アラビカコーヒーノキ (C. arabica L.), Arabian coffee, common coffee

2n = 44 (他は22)
自家受粉
原産地: エチオピア

カネフォラ (C. canephora Pierr ex Froeh)

ロブスタコーヒーノキ var. robusta, syn. C. robusta L. Linden
原産地: ビクトリア湖周辺-西アフリカ

リベリカコーヒーノキ (C. liberica Bull ex Hiern.)

原産地: 西アフリカ

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