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(2025年11月21日更新) [ 日本語 | English ]

好きなもの (cup of tea)






有珠山 / サロベツ泥炭採掘跡
1986年, 2006年の有珠山火口原. ワタスゲ・エゾカンゾウ

[ 名字 ||| 言葉 ]

個人的に好きなものをメモってあるだけだが。

[ きっかけ | 意味 | 分布 | 可能性 | 文献 ]

地球上の 露崎(Tsuyuzaki) さんへのリンク


きっかけ


実は、私の名字の「露崎」の後ろの文字「崎」は「﨑」で「露﨑」が正しいのです。1画多い方の文字はPC環境によっては文字化します。旁の上の文字が「大」ではなく「立」のような文字になります。昔のワープロだと外字で作るしかなく、面倒とか、その他いくつかの理由で、公では「崎」を使ってます。戸籍は何度みても一画多い方の字です。
読み方も「つゆざき」なのか「つゆさき」なのかも結構なぞです。実は、私の生まれた地方で使われる茨城弁* では、「かきくけこ」が「がぎぐげご」になる傾向があるので、もしかすると「つゆき」と言ってるつもりなのが、「つゆさ"き」と聞こえているのかもしれません。個人的には、ツユキと呼ばれるとすかした感じで抵抗を感じますが。同様に、茨城県は、断固として「イバラケン」なのです(イバラキと言おうとしても発音できないし)。ちなみに、ワープロで「イバラギ」と入力すると「茨城」と変換できないものがあるらしいけど、私が使ってるワープロでは辞書登録をした訳でもないけど普通に茨城と変換できます。

茨城弁に関するページ
[ 日立のマーク はやっぱりこれだ! | 茨城王 | 昔の茨城弁集 ]

話は、茨城弁になるが、私は高校での国語の試験を今でも思い出す。それは、

以下の言葉に読み仮名をふれ。
布団を敷く
私は、布団をひくと書いた!

なぜ、間違いなのか全く分からなくて、先生に聞きに行ったのでした。これが茨城言葉なのです。
いずれにしても、珍しい(面白い)名字なので、ネットで検索をすると直ぐにひっかかることに目をつけ、こんなページを作ってみました。このページを作った年の札幌50音別電話帳では、この名字は1件しか載っていません(我家は載せてない)。

苗字 (名字)


昔、テレビでアレックス・ヘイリー作「ルーツ」というドラマがあった。涙して見てた記憶がある。あの内容が、苗字等の起源を知るための基本姿勢であろう。しかし、この番組の影響で、合州国では自分のルーツ探しが流行したのは良いが、その結果、自殺者までもが出て問題となった。苗字の意味を考えると、積極的に調べない方がいいのかも、とかも思いつつ。
名前探偵団: 個人サイトだそうだが、リンク等を始め参考になる。
「印鑑」とか「有料」とかのページが多い。苗字で商売するんでない! もっとも、フリーなページも増えてきてるようで(2006.6)。例えば、WikiPediaの[ 名字 ]とか。

苗字を知る鍵

武光(1998)を読み、苗字の由来を間接的に知る鍵が2つあることを知る。
苗字の由来
地名姓: 最も多い Ex. 千葉、伊達、結城
地形姓: 「山」、「川」「田」のつく苗字はこの可能性大
方位姓: 東西南北、前後億、上中下、左右がつく時
職業姓: Ex. 犬飼、公文、加賀谷(屋) 藤原姓: 「藤」がつく Ex. 伊藤 - 伊勢の藤原
拝領姓: 偉い人から賜った姓
独立性: 由来が独特
じゃ、露崎はどれ?

地名

別件(研究とも言う)で北大図書本館に行くと、日本分県地図地名総覧(1984)があった。だが、福島県・茨城県・千葉県の地名を目を欹てて見てみても、「露」を使う地名はない。一方、「崎」を使う地名は非常に多く、「月崎」(千葉県市原郡加茂村)、「湯崎」(茨城県西茨城郡友部町)、「杉崎」(茨城県常北町)等が見られた。合併で地名が消えるのは悲しいことである。面白いのが、山崎で「やまさき」、「やまざき」、「やまざぎ」、「やまのさき」と4通りも読み方があった。露崎という苗字は、地名から探るのは難しそうだ。と思ったら、露崎も「つゆざき」、「つゆさき」、「ろざき」、「ろさき」と4通りの読み方があるそうで。

family crest
丸に蔓柏

家紋

家紋は、血縁集団で類似したものを使うことがあるらしい。我家の家紋は、「丸に蔓柏」とのこと。しかし、お袋が言うには、「どうせ、どこかから、かっぱらってきたもんだろ」。ごもっともです。なので、我家の場合は、どこまで鍵になるかは謎ですが。
ともあれ、この家紋の原型は「柏(三つ柏)」紋で、蔓とかの付属物が家紋につくのは分家した場合とかにあるらしい。つまり、付属物が多いほど新しい家紋である可能性が高い。なお、柏は、日本の神様に関係があるそうで、卜部家が良く使ったとのこと。ミツガシワというと、Menyanthes trifoliataしか頭に浮かばないけど。

family crest
丸に桔梗

「露崎」(読みはつゆざき)の家紋は千葉県の項で「丸に桔梗」と示されているが、出自は不明なようである(千鹿野 2004)。どうやっても、桔梗が柏に変身したとは思えないけど。あるんかな。
丸に蔓柏の家紋を使う人: 山口瞳

意味


明解国語辞典(第5版), 三省堂 (1997)

つゆ【露】

  1. 夜半または早朝、戸外にある物の表面に付く小さな水滴。[気象学では、水蒸気が冷えて液体となったものとされる]
    用例・作例 露を結ぶ 袖の露 [= 涙] 露の[= はかない]命 刑場の露と消える[= 処刑されて、あっけなく一生を終える] 朝露・夜露
  2. (副)
    1. [雅] その事柄がわずかに認められることを取り立てて言う意を表わす。
      用例・作例 露も物空に翔(カケ)らば、ふと射殺し給へ 口より露ばかりの物を、落し置くやうにして飛ていぬ
    2. [否定表現において] その事物の存在や状態(の変化)、または、そのことの知覚や意識、行動などを、全面的に否定する意を表わす。
      用例・作例 あやしくて、あけて見るに、いかにも ☆1、露物なかりけり こんなことになろうとは、露思わぬことでありました
      自分にまちがいは無かったと、露ほども疑わなかった [「露いささかも」は、II2の強調表現]

さき【崎】

  1. 突き出た山の尖端。
  2. 「みさき」の意の雅語的表現。
    用例・作例 石廊崎(イロウザキ)

すると、露崎は、「非常に小さな山の天辺」とか「岬とはいえないくらい小さな岬」を指すのでしょうか?

分布


千葉県・東京都で「露崎」姓の70%以上の家族が住んでいる。なお、佐久間(1972)では、露崎は、主な読み方として「つゆざき」が示され、東日本に多いとされている。露木と関連し、千葉県上総地区起源とするHPもある。
Distribution
  • 露崎春女(本名) (現 Lyrico, 歌手) WikiPedia [ Lyrico ]
  • 露崎二三男 (有限会社)露崎調査設計 [岩手県盛岡市東中野字見石28番地7]
    露崎二三男さんからの情報:
    崎は立の方が本来とのこと。
    出身は千葉県木更津市とのことで、露崎味噌所在地からすると、そのあたりが起源か。
    私の父の実家は、記憶違いでなければ福島県です。
  • 露崎味噌・糀店 [千葉県袖ケ浦市横田4211]
  • 露崎商店 (骨董品・喫茶) 私の実家も、露崎商店だったけどかなり違う。
  • 露崎 浩 極めて同業者ですね。
    露崎浩さんからの情報: 私の崎も「立」です。読みは「ざき」です。祖父が千葉出身と聞いています。
  • 露崎内科医院を千葉市に発見 (リンク切れ - マピオンでは見つけられるけど)
  • 福島県の方から、在住の連絡頂きました - 親戚だったり?
  • 露崎俊和さん - 青山学院大学フランス文学の先生(連絡したいんですが...)
  • パリーグ元審判 露崎元弥さん - 覚えてるぞ - でも出身はどこなのでしょう WikiPedia [ 露崎元弥 ]

• PDFファイルに記事として載っていたもの

けんこうTOKYO (2003年9月10日) 露﨑國夫さん: 芝浦食肉衛星検査所

情報ありがとうございます。いつの日か整理せねば...

可能性


名字由来netより (2014.1.20)

東京都、千葉県上総地域に多数みられる。関連姓は露木。千葉県上総地区がルーツ

• 露崎秀夫さんより (2003.7.8)

千葉県市原市で司法書士をしている露崎秀夫です
発音は ツユサキ ヒデオ です。濁りません
私の先祖の戸籍をみましたら、崎の字は、大ではなく、立と書かれてありましたが、現在は大を使っています
市原市内の個人名の電話帳をみたら、74人の露崎が掲載されていました
千葉県の市原市、袖ヶ浦市、木更津市に多い名字です

以下の情報は、貴重だが、当人未承諾なため氏名等を伏せる

(名字の順番は)露崎と書いて「つゆざき」と読む人が41人で3901位、「つゆさき」と読む人が9人で10873位だそうです
もしかして41宅って意味だったのかな。
私は、件数だと思います。

全国の苗字(名字)によると、9万7千の名字の中で

下の2つの名字の"ザキ"の部分は文字化けする場合がある
苗字 世帯数/順位: 露崎 576/4706. 露﨑 27/30984, 露嵜 8/56542

となっている。捨てたもんじゃない。もっとも、この中には本来「露﨑」(立)なのを「露崎」としている人がかなりいるような気がする。
以下の情報は、メールを送って頂いたのですが、内容確認がとれないので、現時点では、参考として内容をここに置いておきます

私は今東京に住んでいますが、実家は静岡県です。両親は定住者ですよ。先祖は千葉らしいですけど。(中略) それだけですー。珍しいですよね。この名字。 では。(2003.5.25)

うーん。本名なのかどうなのか(芸名とか)、不明な人って結構いるんですね。

歴史


斯くなる上は、歴史を調査。まず、佐竹の殿様。ついで土岐、千葉、里見かな。
646 大化の改新: 常陸国 → 茨城県
map
室町-戦国時代関東勢力図
佐竹
家紋: 扇に月 (日の丸扇)
佐竹義舜 1470-1517: 常陸北部制圧
佐竹義重 1547-1612: 鬼義重 → 人取橋の戦い
佐竹義宣 1570-1633: 右京大夫

1602 秋田仙北に転封 (あとは知らべんでいい)

土岐
家紋: 水色桔梗紋
常陸土岐氏 (土岐原氏)

江戸崎土岐氏
竜ヶ崎土岐氏

上総土岐氏 (万喜土岐氏)
http://www.geocities.co.jp/Bookend/8850/kaze-4.htm (リンク切)
というHPをある方から教えてい頂き、その文中に「露崎筑後守」が登場していた。創作小説のようで仮名だと思うが、何かを参考に使った可能性があるので、その辺を調べてみた。すると...
http://yogokun.my.coocan.jp/houmehakusan.htm
に、奉免白山城(市原市奉免, ホウメ)という城に「露崎大蔵源義基」という人物が住んでいた記録があるようだ。場所的にも話は合う... (2009年9月6日)
戦国武将: 千葉県市原市奉免白山城 城館主名 露崎義基. 官職・国司 大蔵源 (リンク切)

文献


  • 千鹿野茂. 2004. 都道府県別姓氏家紋大事典 東日本編. 柏書房, 東京
  • 人物往来社(編). 1976. 日本の苗字ベスト30000 (別冊歴史読本). 人物往来社, 東京 名前の通り、本当に苗字が載ってるだけ
  • 人物社編集部(編). 1984. 日本分県地図地名総覧. 人文者, 東京.
  • 岸本良信. 2001. 道産子のルーツ 先祖を正確に調べる方法 北海道の苗字2000姓の由来と家系を探る. 中西出版, 札幌. 北海道の上位2000には当然ながら入っていないので何も出ていない
  • 近衛龍春. 2005. 佐竹義重. PHP文庫
  • 森岡 浩. 2002. 名字の謎 その成り立ちから日本がわかる! 新潮OH!文庫, 東京
  • 太田亮. 1920. 姓氏家系辭書. 磯部甲陽堂, 東京 名字として存在せず
  • 太田亮. 1934-36. 姓氏家系大辞典. 姓氏家系大辞典刊行会, 東京 全3巻からなり、その第2巻の3831頁に「露崎」と書いてはあったが、それだけ
  • 佐久間 英. 1972. 日本人の姓. 六芸書房, 東京
  • 志村有弘(編). 2003. 姓氏家歴史伝説大事典. 勉誠出版, 東京. 露木は出ている
  • 武光 誠. 1998. 名字と日本人 - 先祖からのメッセージ. 文春新書, 東京
  • 豊田 武. 1971. 苗字の歴史. 中公新書, 東京. 面白いけど
  • 渡辺三男. 1976. 日本の苗字. 毎日新聞社, 東京. 偉い方々の苗字はたくさん出てましたが

(alcohol)


日本: 北海道酒造組合 (植物学会懇親会のためだが)
西オーストラリア
アラスカ (作ろう!)

(poetry)


与謝野晶子 (明星 明治37年)

君死にたまふこと勿れ(旅順口包囲軍の中に在る弟を歎きて)

あゝをとうとよ君を泣く
君死にたまふことなかれ
末に生れし君なれば
親のなさけはまさりしも
親は刃をにぎらせて
人を殺せとをしへしや
人を殺して死ねよとて
二十四までをそだてしや

堺の街のあきびとの
旧家をほこるあるじにて
親の名を継ぐ君なれば
君死にたまふことなかれ
旅順の城はほろぶとも
ほろびずとても何事か
君知るべきやあきびとの
家のおきてに無かりけ

君死にたまふことなかれ
すめらみことは戦ひに
おほみづからは出でまさね
かたみに人の血を流し
獣の道に死ねよとは
死ぬるを人のほまれとは
大みこゝろの深ければ
もとよりいかで思されむ

あゝをとうとよ戦ひに
君死にたまふことなかれ
すぎにし秋を父ぎみに
おくれたまへる母ぎみは
なげきの中にいたましく
わが子を召され家を守り
安しと聞ける大御代も
母のしら髪はまさりぬる

暖簾のかげに伏して泣く
あえかにわかき新妻を
君わするるや思へるや
十月も添はでわかれたる
少女ごころを思ひみよ
この世ひとりの君ならで
あゝまた誰をたのむべき
君死にたまふことなかれ

詞: 安田えい子 & 松本清和 曲: 松本清和

知床エイドテーマ曲 TAKING MY HEART (夢を信じて)

悲しい心で 明日を描いてた
求めた夢も愛も 今は遠く
きずくと ひとりきり

夕暮れ 帰り道 時に疲れ果て
子供の頃に 君が描いた夢
今も 見れるかい

果てしなく 続く道
いつどこに たどりつく
今 目をきませ
いつの日にか
必ず叶う夢を 信じて

Taking my heart
この心 君に伝えたい
Taking my heart
いつかきっと 誰もがみんな
わかりあえるさ

いつの日か つたえたい
との時代を 子供達に
今 この世代に 何を望み
何をなくして来たか 人は …

守りたい 君の心
信じたい この愛を
今夜 旅立とう 君と二人

La La La …
今 誓うのさ
いつの日にか 必ずかなう夢を
愛を 二人!

中島みゆき

なぜ めぐり逢うのかを
私たちは なにも知らない
いつ めぐり逢うのかを

私たちは いつも知らない

どこにいたの 生きてきたの
遠い空の下 ふたつの物語

縦の糸はあなた 横の糸は私
織りなす布は いつか誰かを
暖めうるかもしれない

なぜ 生きてゆくのかを
迷った日の跡の ささくれ
夢追いかけ走って
ころんだ日の跡の ささくれ

こんな糸が なんになるの
心許なくて ふるえてた風の中

縦の糸はあなた 横の糸は私
織りなす布は いつか誰かの
傷をかばうかもしれない

縦の糸はあなた 横の糸は私
逢うべき糸に 出逢えることを
人は 仕合わせと呼びます

名言 (words of wisdom)


アインシュタイン (Einstein)
•どんな時でも前を向く   中澤 祐二 (1978-)
•夢を持たないと運は向いてこない • 失敗を恐れず本気で立ち向かえば、少なくとも自分自身は納得できる   安藤 忠雄 (建築家, 1941-)
•私は結局失敗した しかし この子だけは 成功させなければならぬ   芥川 龍之介
•お母さん 教えていらっしゃるあなたがまっすぐ歩いてください   イソップ (Aesop)
•母親は息子の友人が成功すると嫉む •母親は息子よりも息子の中の自分を愛しているのである   ニーチェ
•人生は学校である。そこでは幸福より不幸の方が良い教師である   (Nietzsche, Friedrich)
•最低の父親は子供に感謝を要求する父親だ   ニール (Neill, Alexander Sutherland 1883-1973)
•最低の母親は子供に感謝を要求する母親だ   ニール改
•もっともっと大きな通信簿に向かって歩いていこうではないか   東井 義雄
•よりかかるべき人ではなく よりかかることを 不必要にさせるべき人 それが母である   DCフィシャー
•親の価値観は、行動によって子どもに伝わる   ノルト (Dorothy Law Nolte)
•子供は、両親が家で話すことを街でしゃべる   ユダヤ教典
•どんな父親でも手加減して子をなぐる   ラ・フォンテーヌ (Jean de la Fontaine, 1621-1695, 詩人)
•学校の秀才が必ずしも社会の俊才ではない   盛田 昭夫 (ソニー創業者)
•唯一の真の教育者は自らを教育した人である   Tony Bennett 「文化と自由教育」
•読書を廃すこれ自殺なり   国木田 独歩 (1871-1908, 小説家)
•自信がないから考え続ける   片山 正通 (1966-, 建築家)
•人間は、人に騙されるよりも自分に騙される   ドストエフスキー (1821-1881)
•神は乗り越えられる試練しか与えない   村上もとか「Jin -仁-」
•人生は 自分の手で 変えられる   瀬谷 ルリ子
•自然を見よそして自然が教える道をたどっていけ自然は絶えず子供を鍛える   ルソー (Rousseau, Jean-Jacques 1712-1778) 「エミール」
•子供を不幸にする最も確実な方法は、なんでも手に入れられるようにしてやることである •生きるとは呼吸することではない行動することだ   (Rousseau)
•人は不快な記憶を忘れることによって防衛する   フロイト (Sigmund Freud, 1856-1939)
•涙ほど早く乾くものはなし   キケロ (Marcus Tullius Cicero, BC106-BC43)
•この瞳を、どうして濁してよいものか   壷井 栄「二十四の瞳」(1952)
•少年は最初、自由に向かって溜息をつく   de Vauvenargues, Luc de Clapiers, marquis
•ムチを惜しめば子供を損なう   バトラー (Samuel Butler) 「諷刺物語詩」
•子供には批判よりも模範が必要である Joseph Joubert「パンセ」
•朝が昼の証を示す如く、幼き時代は成人の証となる ミルトン (John Milton) 「失楽園 Paradise lost」
•成功の秘訣それは、成功するまでやることだ •叱ってくれる人を持つことは大きな幸福である 松下幸之助 (1894-1989)
•人生はマラソンなんだから、100 mで一等をもらったってしょうがない 石坂泰三(元東芝)
•ニートなんて格好いいように聞こえるけど、みっともない   石原慎太郎
•神童などということばは家族のつくったものだ   コクトー (Cocteau, Jean) 「ラディゲを悼んだことば」
•親の因果が子に報う   「華厳経」
•子供には、すべてに対して、もっとも大きな可能性がある   レフ・トルストイ (L.N. Tolstoj)
•真理は、子供の口から出る   プラトン (Plato, BC427-BC347) 「饗宴」
•いつまでも子供じゃいられないものな   ドラえもん (藤子F不二雄作)
•およそ小児の教えは早くすべし   貝原益軒「和俗童子訓」
•児孫のために美田を残さず   西郷隆盛「大西郷遺訓」
•学校における児童の相似は強制の効果である   Helvétius, Claude-Adrien 1715-1771, France 「人間論」
•老いては則ち子に従う   ナーガールジュナ(龍樹菩薩, 150?-250?)「大智産論」
•考える術を教えるべきで、考えたことを教えるべきではない   Gurlitt, Cornelius (1832-2014, 独)「雑誌論文」
•軽信は大人の弱点であるが、子供にとっては力である   ラム (Charles Lamb, 1775-1834) 「エリア随筆」
•父ちゃんはカッコいい   本物の樹
•本当のことを言っても叱られる時はある   樹
•人は城、人は石垣、人は堀情けは味方、仇は敵なり   武田信玄
•他人を模写するのは必要なことだが、自分を模写するのは哀れなものだ   ピカソ (Pablo Picasso)
•母親が子に亭主の愚痴をいっちゃいけないそれをやったら、子育ては失敗ですよ   小室直樹「歴史に見る日の行方」
•容易く得られるものに、人は命をかけるはずがない   鈴木光司「楽園」
•「不可能」の反対語は「可能」ではない 「挑戦」だ   (Robinson, Jackie, 黒人初プロ野球選手)
•夢は逃げない、逃げるのはいつも自分だ   高橋 歩 (自由人, 自称)
•ともかく結婚せよ。良い妻を持てば幸福になれる。悪妻を持てば哲学者になれる •生きるために食べるべきで、食べるために生きてはならぬ •世界を動かそうと思ったらまず、自分自身を動かせ ソクラテス (Socrates)
•過去は変えられないけれど、未来は変えられる 中澤佑二
•人を教えることはできない、ただ自悟させる手助けをするにすぎない ガリレオ
•太った豚より痩せたソクラテスになれ 大河内一男(未読)
•とにかくやってみなはれやる前から諦める奴は一番つまらん人間だ   西堀栄三郎
•男は一生に一度でいいから、子孫に自慢できるような仕事をすべきである 伊藤庄助
•挑戦者に「無理」という言葉はない •お前は限界に挑戦していない欠点が見えてどうしようもないくらい考えろ 池田敏雄 (1923-1974)
•どんな仕事でも本当に打ち込んでやっていれば、自分の天職になるかもしれない 丸島義一
•死ぬときに誰も出来ないことをやったと思えたらそれでいいじゃないか 山本健一
•思いはかなう努力する人間を運命は裏切らない   今井 彰
•悩みは逃げると追いかけてくる   国司義彦
•がんばってから 死にたいな   中島 みゆき「重き荷を負いて」
•幸運の時には偉大に見えるかもしれないが、真に向上するのは不運の時だけである •人生は退屈すれば長く、充実すれば短い   シラー (von Schiller F 1759-1805)
•努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る   井上 靖 (1907-1991)
•無知を恐れてはいけない、それよりも偽りの知識を恐れよ   (Pascal, Blaise 1623-1662)
•人の一生は曲がり角だらけだ   山本 周五郎
•人生は何事もなさぬにはあまりにも長いが、何事かをなすにはあまりにも短い   中島 敦
•涙とともにパンを食べたものでなければ人生の味はわからない   (von Goethe, JW 1749-1832)
•この道より、われを生かす道なしこの道を歩く   武者小路 実篤
•チャンスは貯蓄できない   樋口廣太郎 (アサヒビール)
•人生は道路のようなものだ一番の近道は、たいてい一番悪い道だ •知は力なり (「聖なる瞑想異端の論について」中)   (Francis Bacon, 1561-1626)
•どのみち死なねばならぬなら、私は、納得して死にたいのだ   梅崎 春生
•寝床につくときに、翌朝起きることを楽しみにしている人は幸福である   (Hilty, Carl 1833-1909)
•自分の言ったことを決して取り消さない人は、真理より己を愛する人間である   (Joubert, Joseph 1754-1824)
•森の分かれ道では人の通らぬ道を選ぼうすべてが変わる   (Frost, Robert Lee 1874-1963)
•賢者は、生きられるだけ生きるのではなく、生きなければいけないだけ生きる •いつかできることは、すべて今日でもできる   モンテーニュ (Michel Eyquem de Montaigne, 1553-1592)
•幸せでありたいというのかまず苦悩することを覚えよ •乗りかけた船には、ためらわず乗ってしまえ   ツルゲーネフ (Ivan Sergeyevich Turgenev, 1818-1883)
•人生のバッターボックスに立ったら、見送りの三振だけはするなよ   小林 茂
•幕を降ろせ、喜劇は終わった   ラブレー (Francois Rabelai)
•欲しいと思うものを買うな 必要なものだけ買え   カトー (Marcus Porcius Cato Censorius, BC234-149)
•何が状況だ俺が状況をつくるのだ •不可能は小心者の幻影であり、卑怯者の逃避所である   (Napoleon Bonaparte, 1769-1821)
•少年老い易く、学成り難し一寸の光陰軽んずべからず   朱子
•時はその使い方によって金にも鉛にもなる   アベ・プレヴォ
•育てたように子は育つ   相田 みつを
•やれなかったのか、やらなかったのか、どっちだ?   石毛 宏典
•目の見える人間は、見えるという幸福を知らずにいる   ジッド (André Paul Guillaume Gide, 1869-1951)
•やってみせ、言って聞かせて、させてみて、誉めてやらねば人は動かじ   山本 五十六 (連合艦隊司令長官)
•反省はしても後悔はするな   布袋 寅泰
•負けを知ったとき、初めて勝つことができる   北島 康介
•心配ないよ 頑張ろう   ドクターヘリ 松本 尚
•武士道とは 死ぬことと 見付けたり   山本 常朝「葉隠」
•人生は後ろ向きにしか理解できないが、前向きにしか生きられない (Kierkegaard)

言葉


中国語の当て字は面白い

麦当劳 (マクドナルドらしい)
超市 (帰国してからわかったけどスーパーマーケット)
なんとなく
人行横道 车辆慢行 (横断歩道あり 車両は徐行せよ)
金玉満堂 (満州国皇宮の温室にあった鉢に焼いてあった 2017.6.15)
御花苑 Imperial Colored Park と書いてあった(何か違う) (満州国皇宮 2017.6.15)

語学 (Languages)


言語学 linguistics

Def. 同族語 coordinate terms: 同じ上位語に属する語
膠着語 Ex. 日本語、フィンランド語、トルコ語
孤立語 Ex. 中国語
屈折語 Ex. 英語、ドイツ語(欧州語の殆ど)、ラテン語

= インド・ヨーロッパ語/インド・ゲルマン語

英語 English
= ゲルマン語 + ローマン語
古代英語は現代ドイツ語に似る
近代英語語彙: ゲルマン語系 1/3 (↔ 日常英語 80%がゲルマン語系)
文法の鍵
★英語は語wordの位置 ★独語は語の形
A man once loved a woman.

≠ A woman once loved a man.

Eine Frau liebte einmal einen Mann.

= Einen Mann liebte einmal Eine Frau.

ラテン語・ギリシア語  ☛ 英語 [☛ 構造主義 structuralism]
対訳語彙集 bilingual glossary
2言語間で語彙を対応づけた一覧表やデータベース
⇒ 国際共同研究・教育・翻訳の基盤

意味の精緻な対応づけ: 文脈に応じた訳語の選択肢提示
専門用語の標準化と共有: 翻訳者・研究者・教育者間で共通理解形成
学習者の言語習得支援
翻訳の質と一貫性の向上
文化的・概念的ギャップの可視化

ドイツ語 (German)


                祖語
                  ↓   ↘   ↘
      (第一次子音推移) ↓ ヨーロッパ インド
              原ゲルマン語
            ↙     ↓     ↘ (民族大移動)
                 北ゲルマン語    ↓       東ゲルマン語
              西ゲルマン語
(第二次子音推移) ↙           ↓            ↘    
      高地ドイツ語 低地ドイツ語  アンゲル・ザクセン語
        ↓ (8世紀)          ↓                ↓
      古高ドイツ語   オランダ語    英語
        ↓ (12世紀・十字軍)
      中高ドイツ語
        ↓ (宗教改革)
      新高ドイツ語
        ↓ (現代)

(佐々木 1972)

配語法
正置法: 主語 + 定動詞 + 目的語

Eine Frau liebte einmal einen Mann.

倒置法: 主語以外の要素 + 定動詞 + 主語 (強調)

Einen Mann liebte einmal eine Frau.
Einmal liebte eine Frau einen Mann.

後置法: 副文 → 定動詞文末

Ich weiß, daß eine Frau einmal einen Mann liebte.

| 主格(1格): -は、-が  der Vater
| 呼格: -よ  Vater!
|  対格(4格): -を  den Vater
|   属格(2格): -の  des Vaters
|    与格(3格): -に  dem Vater
|     奪格: -を   
Fall (格)
英語 = 主格 + 所有格 + 目的格
独語 = 主格 + 所有格 + 間接目的格 + 直接目的格
1格 = 主格 (Nominativ), Nominative case

Der Mann ist alt. (The man is old.)

2格 = 所有格 (Genitiv), Genitive case

Das Hous des Manns ist neu. (The house of the man is new.)

3格 = 間接目的格 (Dativ), Dative case

Das House gehört dem Mann. (The house belongs to the man.)

4格 = 直接目的格 (Akkusativ), Accusative case

4格. Ich liebe den Mann. (I love the man.)

※ 独語: 定冠詞は格で変化 (時に名詞も変化) ↔ 英語: 語順と前置詞

名詞 noun

性(意味による判別法)
男性名詞: 自然の性 + 季節、月、曜日、方位、鉱物、男性的イメージのもの
女性名詞: 自然の性 + 樹木名(大部分)、女性的イメージのもの
中性名詞: 金属、地名・国名(例外あり)
複合名詞の性は、最後の名詞の性に従う

die Eisenbahn [das Eisen (iron) + die Bahn (road)] (railroad)

複数形: いずれも定冠詞はdie

語尾とらない der Lehrer - die Lehrer
語尾-eつく der Brief - die Briefe

語尾-erつく das Kind - die Kinder
語尾-enつく die Frau - die Frauen



代名詞

人称代名詞   
first person
second persion

third persion


sg. 
ich
du
Sie
er
sie
es

     
meiner
deiner
Ihrer
seiner
ihrer
seiner

    
mir
dir
Ihnen
ihm
ihr
ihm

   
mich
dich
Sie
ihn
sie
es

pl. 
wir
ihr
Sie
|
|sie
|

    
unser
euer
Ihrer
|
|ihrer
|

    
uns
euch
Ihnen
|
|ihnen
|

   
uns
euch
Sie
|
|sie
|








Ex. Wo ist das Kind? (Where is the child?)
   Es ist in dem Garten. (He is in the garden.)

所有代名詞

単数
複数

mein (my)
unsder (our)

dein (your, thy)
euer (your)

sein (his)
 ←

ihr (her)
ihr (their)

sein (its)

Ihr (your)
Ihr (your)



疑問代名詞
wer (who), was (what)

1
wer
was 

2
wessen 
-

3
wem 
-

4
wen 
was

was + prep. ⇒ wo + prep.
mit was → womit (with what)
in was → worin (in what)
von was → wovon (of what)
durch was → wodurch (through what)
aus was → woraus (from what)

welcher (which)

Welches Buch lesen Sie? (Which (What) book are you reading?)

was für ein (what kind of)

Was für Bier trinken Sie? (What kind of beer do you drink?)

疑問副詞
疑問詞 = 疑問代名詞 + 疑問副詞
Wo sind wir? (Where are we?)
Wohin gehen sie? (Where are you going?)
Woher kommen Sie? (Where do you come from?)
Wann waren Sie dort? (When were you there?)
Wie lange bleiben Sie hier? (How long do you stay here?)
Wie spricht man das Wort aus? (How do you pronounce this word?)
⇒ 間接疑問
指示代名詞
dir, die, des (this/that)

m.
f.
n.
pl. 

der 
die
das
die

dessen
deren
dessen
deren (derer) 

dem
der
dem
denen 

den 
die
das
die

Ex. Tun Gutes denen, die euch hassen. (Do good to those who hate you.)


dieser (this), jener (that), solcher (such)

Ex. Ich kenne nicht diesen Herrn, sondern jenen. (I do not know this gentleman, but that one.)

derjenige (that), derselbe (the same)


1
2
3
4
1
2
3
4

m.
derjenige
desjenigen
demjenigen
denjenigen
derselbe
desselben
demselben
denselben

f.
diejenige
derjenigen
derjenigen
diejenige
dieselbe
derselben
derselben
dieselbe

n.
dasjenige
desjenigen
demjenigen
dasjenige
dasselbe
dasselben
damselben
dasselbe

pl.
diejenigen
derjenigen
denjenigen
diejenigen
dieselben
derselben
denselben
dieselben

Ex. Derjenige der hier wohnt, heißt Müller. (He who lives here is called Müller.)
Ex. Du sagst immer dasselbe. (You always say the same.)


関係代名詞
der, welcherの2つのみ


1
2
3
4

m.
der
dessen
dem
den

f.
die
deren
der
die

n.
das
dessen
dem
das

pl.
die
deren
denen
die

m.
welcher
-
welchem
welchen

f.
welche
-
welcher
welche

n.
welches
-
welchem
welches

pl.
welche
-
welchen
welche






Ex. Das Kind, das (welches) im Garten spielt, ist mein Sohn. (The child who is playing in the garden is my son.)

関係代名詞を伴う前置詞は関係代名詞の前に置く

Ex. Die Leute, mit denen er umging, waren reich. (The people with whom he associated were rich.)

不定代名詞
変化

1

2
3
4

man
einer
eines
einem
einen

jemand

jemand(e)s
jemand(em)
jemand(en)

jedermann

jedermanns
jedermann
jedermann

[人] man, einer (one, they, people, you)

jemand (somebody, someone)
niemand (nobody, no one)
jedermann (everybody)

[物] etwas (something)

nichts (nothing)

不定数詞
Alles ist vorüber.
Seine beiden Söhne spielen Geige.
Ich habe einige gute Bücher.
Ich habe noch manches zu tun.
Das kann jeder tun.
Ich habe viele Freunde.
all (all)
beide (both)
einig-, mehrer- (some, several)
manch- (many a, many a one)
jeder (each, every, any)
viel (many, much), wenig (few, little)

冠詞 article

動詞 verb

3基本形(要形) = 不定詞 + 過去形 + 過去分詞 ⇒ 弱変化・強変化・混合変化
      不定詞 過去形 過去分詞
弱変化  lernen lernte  gelernt  (英語の規則変化に相当)
強変化  gegen gab   gegeben (英語の不規則変化に相当)
混合変化 bringen brachte gebracht (幹母音 = 強変化 / 語尾 = 弱変化)

不規則変化 = 強変化 + 混合変化 (丸暗記が一番の早道)

※ 特に重要なもの

to be         sein   war   gewesen
to have        haben hatte  gehabt
to become (will) werden wurde geworden
to do         tun    tat    getan

※ 過去分詞にge-をつけない (例外という感じより多い) - 発音上の問題

アクセントのない前綴りを持つ動詞

Ex. be-, emp-, ent-, er-, ge-, ver-, zer-, miß-

外来語で-ieren, -eienの様なアクセントある語尾を持つ動詞

Ex. studieren, studierte, studiert (全て弱変化)

時制 ≠ 段階
Ich fahre morgen nach Sapporo. (直説法現在形)
Er wird jetzt wohl zu Haus zein. (直説法未来形)
不定詞 infinitivally
enないしnで終わる Ex. binden (bind), danken (thank), wandern (wander)
単純不定詞(zuのつかない不定詞)

Lachen ist besser als weinen. (To laugh is better than to cry.)

zu不定詞(zuのつく不定詞): 名詞的に用いる(≈ 英語)

Er scheint glücklich zu zein. (He seems to be happy.)

人称変化 subject-verb agreement
不定詞 lieben (love)

ich
liebe
I love
wir
lieben
we love

du
liebst
you love
ihr
liebt
you love

er, sie, es
liebt
she, he, it loves
sie
lieben
they love

Sie
lieben
you love
Sie
lieben
you love

疑問文 interrogative sentence
定動詞を名詞(主語)の前に
Kommen Sie? (Do you come?)
Spielen Sie? (Do you play?)
否定文 negative sentence
助動詞不要
Ich komme nicht. (I do not come.)
Ich spiele nicht. (I do not play.)
命令文 imperative sentence
相手がdu, ihr, Sieにより動詞変化異なる

du -e  gehe komme singe warte
ihr -t   geht kommt singt wartet
Sie: gehen Sie! Kommen Sie! Singen Sie! Warten Sie!

進行形: ドイツ語にはない → 英語にするときは2つの可能性
Ich lerne Deutsch. (I learn German. or I am learning German.)

文脈で判断するしかない

Ex. Ich schreibe den Brief. ⇒

I write the letter. / I am writing the letter. / I do write the letter.

過去形: 現在とは関係のない過去の動作・状態
Ich kamm, ich sah, ich siegte. (I came, I saw, I conquered.)

人称変化 
lieben
sehen
bringen

ich -
leibte
sah
brachte 

du -st
liebtest
sahst
brachtest 

er -
liebte
sah
brachte 

wir -(e)n
liebten
sahen
brachten 

ihr -t
liebtet
saht
brachtet 

sie -(e)n
liebten
sahen
brachten





Ex. Er schrieb den Brief. ⇒

I wrote the letter. / I was writing the letter. / I did write the letter.

完了: 英語(have + pp)に似る (過去分詞は文末)
haben + pp (現在完了), hatte + pp (過去完了)

Ex. Ich habe meinen Schlüssel verloren. (I have lost my key.)

未来: 助動詞werdenを使うだけ (不定詞は文末)

ich werde, du wirst, er wird, wir werden, ihr werdet, sie werden

未来完了(普通は現在完了にする - 冗長なので)
分離動詞 (ドイツ語で最も悩んだところ)
非分離動詞: 前綴り be-, emp-, ent-, er-, ge-, ber-, zer-, miß- →
分離動詞 (特徴) 前綴りが現在・過去・命令法では分離し文末へ

Ich gehe heute abend aus. (I go out this evening.)
Gehen sie heute abend aus? (Do you go out this evening?)
Gehe aus! (Go out!)
前綴りは独立した意味を持つ(前置詞、副詞多)

前置詞 Ex. ansehen (look at), aufstehen (stand up)
副詞: ah- (off), weg- (away), zurück- (back)
形容詞・名詞(少数): tot- (dead), frei- (free), statt- (place), teil- (part)

分離動詞の3基本形 Ex. aufstehen - stand auf - aufgestanden
(+ 過去分詞のge-と不定詞のzu-は前綴りと基礎語の中間に入る)

Ex. aufgestanden, aufzustehen, mitgenommen, mitzunehmen

副文では前綴りは分離しない ∵ 分離すべき動詞も文末に来る

Ex. Ich hoffe, daß er mich versteht. (I hope he understands me.)

非分離・分離動詞: duruch, hinter, über, um, unter, voll, wider, wieder

前綴りが具体的意味を持つと分離しない (比喩的なら分離しない)
Ex. Er reiste durch. (He travelled through.)
   Er durchreiste Österreich. (He travelled all over Austria.)

受動態: ドイツ語ではあまり使わない
動作受動: werden + 過去分詞

Ex. Die Tür wird von ihm geschlossen. (The door is closed by him.)

代替受動 (sein)

Ex. Die Tür ist jetzt geschlossen. (The door is closed now.)

再帰動詞: 再帰代名詞sichと共に用い、ある程度まとまった意味を持つ動詞

Ex. Er sah sich im Spiegel. (He saw himself in the mirror.)

非人称動詞: そのもので主語にesしかない動詞 = 自然現象等

Ex. Es regret. (It rains.) Es tagt. (It is dawning.)
Ex. Es ist kalt. (It is cold.) Es wrid Nacht. (Night is falling.)

準非人称動詞: 人称動詞としても扱う
1) 感情・感覚を表す

Ex. Es ekert mich. (It disgusts me. → I am disgusted.)

2) 主語が漠然とする場合 (Ex. 音)

Ex. Es klingelt. (There is a ring. → Somebody is ringing the bell.)

分詞
= 現在分詞 + 過去分詞 + 未来分詞 (+ 冠飾句)

助動詞

dürfen (to be allowed to, may)

Darf ich ausgehen? Ja, du darfst ausgehen. (May I go out? Yes, you may go out.)

können (can, may)

Er kann um 10 Uhr hier sein. (He may be here at (by) 10 o'clock.)

mögen (may related to possibility, wish to, like to)

Das mag wahr sein. (That may be true.)

müssen (must, to have to)

Dieser Mann muß krank sein. (This man must be ill.)

sollen (shall, ought to, have to)

Soll ich bei Ihnen bleiben? (Shall I stay with you?)

wollen (want to, intend to, with to - related to claim)

Es will regnen. (It is going to rain.)

前置詞

格支配: 支配する名詞の種類により4種類

2格支配 Ex. statt (anstatt) (instead of), trotz (in spite of), während (during), wegen (because of, on account of)

3格支配 Ex. aus (from, out of, (made) of), außer (besides, out of, except), bei (near, at, in), mit (with, by (means of)), nach (after, to (toward), according to), seit (since, for), von (from, of, by), zu (to, at)

4格支配 Ex. bis (until, up to), durch (through, by), für (for), gegen (against), ohne (without), um (around, at)

3·4格支配: wo? (where?) ⇒ 4格支配 / wohin? (to where?) ⇒ 3格支配 Ex. an (at), auf (on), hinter (behind), in (in), neben (beside), über (over), unter (under), vor (before), zwischen (between)

Er steht an dem Fenster. (He is standing at (by) th window.)
Er tritt an das Fenster (He walks up to the window.)

前置詞・定冠詞融合型

an dem → am
in dem → im
zu dem → zum 

an das → ans
durch das → durchs 
in das → ins

bei dem → beim 
von dem → vom
zu der → zur

auf das → aus
für das → fürs
um das → ums

形容詞 adjective, Adjektiv

Die ganze Welt bedauert den Tod dieses großen Politikers.
(The whole world mourns the death of this great politician.)
名詞の後だと変化しない ⇔ 名詞の前だと一定の変化(付加語的用法)

強変化、弱変化、混合変化
格語尾: その場合、名詞の性・数・格に従い変化

強変化: 冠詞類のない時 = [形容詞] + [名詞]
  m.             f.             n.
1. starker Kaffe        warme Milch      kaltes Bier
2. starken* Kaffes     warmer Milch      karten* Bier(a)s
3. starkem Kaffe      warmer Milch      kaltem Bier
4. starken Kaffe       warme Milch      kaltes Bier
弱変化: 定冠詞類のある時 = [定冠詞類] + [形容詞] + [名詞]
1. der gute Mann       diese alte Burg     das kleine Haus
2. des guten Mann(e)s  dieser alten Burg    des kleinen Hauses
3. dem guten Mann    dieser alten Burg    dem kleinen Haus
4. den guten Mann     diese alte Burg      das kleine Haus
混合変化: 不定冠詞類のある時 = [不定冠詞類] + [形容詞] + [名詞]
1. ein guter* Mann      meine rechte Hand   ihr schönes* Kleid
2. eines guten Mann(e)s meiner rechten Hand ihres schönen Kleid(e)s
3. einem guten Mann   meiner rechten Hand ihrem schönen Kleid
4. einen guten Mann    meine rechte Hand   ihr schönes* Kleid

*: 弱変化と異なるもの - 3個所

形容詞の名詞的用法 (英語と大分違う)
Nur die Armen verstehen die Armen. (Only the poor understand the poor.)

形容詞は大文字で始め、付加語的用法の場合と同じ語尾をつける
Ex. der alte Mann → der Alte
der Reisende (♂), die Risende (♀) → die Reisenden (pl.)
ein Reisende (♂), eine Risende (♀) → die Reisende (pl.)

比較
原級(同等比較) - 比較級 - 最上級: 変化は1種類(-er, -(e)st)

Ex. fein (fine) - feiner - feinst  weiß (white) - weißer - weißest
変音: jung (young) - jünger - jüngst
非変音: klar (clear) - klarer - klarst
不規則: groß (great) - größer - größt  hoch (high) - höher - höchst

原級 (Eng. as - as, not so - as, not as - as)

Sie ist so unschuldig wie ein Kind. (She is as innocent as a child.)
Er ist nicht so groß wie sein Bruder. (He is not as big as his brother.)

比較級は原級同様、付加語的にも述語的にも用いられる
付加語的用法(比較級・最上級)

die arme Mann   die arme Frau   mein junges Kind
(the poor man)   (the poor woman) (my young child)
die ärmere Mann die ärmere Frau  mein üngeres Kind
der ärmste Mann die ärmste Frau  mein üngstes Kind

Ex.  Heinrich schreibt einen kurzen Satz. (Henry writes a short sentence.)

Fritz schreibt einen kürzeren Satz. (Fred writes a shoter sentence.)
Karl schreibt einen kürzesten Satz. (Carl writes a shortest sentence.)

述語的用法
不等比較

Er ist größer als ich. (He is taller than I.)
Sie ist weniger schön als ihre Mutter. (She is less beautiful than her mother.)
Sie ist nicht so schön wie ihre Mutter. (ditto)

漸層比較(徐々に、増々)

Es wird immer heißer. (It is getting hotter and hotter.)

比例的比較

Je größer die Gefahr, desto größer die Ehre. (The more danger, the more honor.)

最上級: (1) + (2)
(1) 他のものと比較

Diese straße ist die breiteste. (This street is the widest.)

(2) 同じものを異なる条件で比較

Diese straße ist hier am breitesten. (The street is widest at this point.)

副詞 adverb (= das Umstandswort, circumstance word, 状況語)

Sie singt schön. (She sings beautifully.)

大部分の形容詞がそのまま副詞として使われる
本来の副詞(それほど多くない)

Ex. hier (here), dort (there), heute (today), morgen (tomorrow), sehr (very), gern (willingly), doch (yet), auch (also), jetzt (now), num (now), dann (then), da (there), so (so, thus), ja (yes), nein (no), wann (when), wie (how), wo (where)

接続詞

接続詞と定動詞の位置

(1) 正置法 Ex. Er sah mich, aber ich sah ihn nicht. (He saw me, but I did not see him.)

(2) 倒置法: 副詞から転じた接続詞では主語と定動詞の位置が逆になる Ex. Als er erwachte, da war es schon heller Tag. (When he awoke, (then) it was full daylight.)

(3) 従属接続詞 → 定動詞が副文の一番最後 Ex. Wirr wissen, daß die Erde rund ist. (We know the earth is round.)

副文が前に出ると主文は倒置法となる
Ex. Als ich gestern nach Hause kam, regnete es.

並列接続詞: und (and), oder (or), denn (for), aber/allein (but, however), sondern (but)

副詞的接続詞: 本来副詞 also, da, daher, dennoch, doch, sonst
従属接続詞
als (when), bis (until), da (since, as), daß (that), damit (in order that, so that), ehe/bevor (before), falls (if, in case), indem (while, as), nachdem (after), ob (weather), obgleich/obschon/obwhol (although), seit/seitdem (since), solange (as long as), sobald (as soon as), während (while), weil (because), wie (as, how, when), wenn (when, whenever, if)

疑問詞は従属接続詞の役割を果たすことがある
wann (when), warum (why), was (what), wer (who), wie (how), wieviel (how much), wo (where), woher (from where, whence), wohin (where to)

相関接続詞: 1対の語が関連して接続詞の役目
Ex. entweder … oder (either … or), weder … noch (either … nor), nicht nur … sondern auch (not only … but also), kakum … als (da) (no sooner … than), so … daß (so … that)

Entweder er oder sein Freund wird uns helfen. (Either he nor his friend will help us.)

接続法
Def. 法 mood: 文の内容に対する話し手の態度を表す動詞の語形変化
直接法 indicative mood: Ex. Er singt ein Lied. (He sings a song.)
命令法 imperative mood: Ex. Singe! (s.)/Singt! (pl.) (Sing!)
接続法 subjunctive mood: Ex. Gott segne dich! (God bless you!)

接続法の形態 = 第一式(現在群) + 第二式(過去群)

間接話法: ドイツ語では接続詞を使う
Er sagt: „Ich bin krank.“ (直接話法) → Er sagt, es sei krank. (間接話法)

日本(北海道)との関係

ロシア語 (Russian)


アルファベット(Russian alphabet) = 33文字


Па
Пи
Пу
Пе
По


Ба
Би
Бу
Бе
Бо


Да
Ди
Ду
Де
До


За
Зи
Зу
Зе
Зо


Ка
Ки
Ку
Ке
Ко

ん*
Н





Ва



Во


Ра
Ри
Ру
Ре
Ро


Яа

Ю

Ё


Ма
Ми
Му
Ме
Мо


Ха
Хи
Фу
Хе
Хо


На
Ни
Ну
Не
Но


Та
Ч
Ц
Те
То


Са
Ш
Су
Се
Со


Ка
Ки
Ку
Ке
Ко


А
И
У
Э
О





* 「ん」完全対応文字なし - Н使う
硬 vs 軟
硬母音・軟母音: 子音の発音を決める要素(硬→硬, 軟→軟)
硬母音 Аа Ыы Уу Ээ Оо
軟母音 Яя Ии Юю Ее Ёё
硬子音・軟子音: 発音で舌位置や口形異なる子音2タイプ
硬子音 мягкие согласные: 舌が口の奥にあり、はっきりした音
軟子音 твёрдые согласные: 舌が上顎に近づき軟らかく「イ」っぽい響きが加わる音

名詞 noun

名詞の性
これなしにロシア語は書けない、話せない
原体: 変化のないもとの形
以下は、「性 = 原体が〇〇で終わる + 原体が〇〇で終わる」と読む

男性 = 子音 + 子音[ь] + [й] Ex.
女性 = [а] + [я] + [ь]
中性 = [о] + [е/ё] + [мя]

Это мой журнал. (This is my magazine.)
Это моя книга. (This is my book.)
Это моё яблоко. (This is my apple.)

形容詞的代名詞: 名詞に合わせて性変化(上記myを見よ)

вкусный виноград (fkusnyy vinograd), delicious grape
вкусная груша (fkusnaya grusha), delicious pear
вкусное яблоко (fkusnoye yabloko), delicious apple

単数・複数Singular and plural
格 case


主格(…が)
生格(…の)
与格(…に)
対格(…を)
造格(…で)
前置格

第一変化 (♂)
театр
театр-а
театр-у
театр (= 主格)
театр-ом
prep. + театр-е

第二変化 (♀)
опер-а
опер-м
опер-е
опер-у
опер-ом
prep. + опер-е

中性名詞местоはтеатрに準ずる
活動体: 人や動物を示す名詞
硬変化・軟変化: 語幹語尾が硬音か軟音かで決まり、格変化語尾がそれに応じ変化

硬音: 子音後に「硬母音」続く(а, о, у, э, ы)
軟音: 子音後に「軟母音」続く(軟音記号ь含む) (я, ё, ю, е, и, ь)

正書法 orthography: 単語の綴りや文字の使い方に関する公式規則

革命後: ロシア語改革 = 幾つかの文字廃止 + 正書法簡略化

単語の綴り(スペリング) - 特徴的規則

г, к, х(後舌音)や ж, ч, ш, щ, ц(シュー音)の後では

ы, ю, яを書かず、и, у, аを書く

Ex. живот(動物)→ жи (× жы)
Ex. книга (本) → ги (× гы )
発音と綴りが一致しない例外多: アクセント位置により母音の発音変化 (Ex. оは無アクセントだと「ア」に近くなる)

大文字・小文字の使い分け
句読点の使い方
語形変化時の綴りのルール
人称代名詞 личные местоимения

単数   я 私
複数   мы 私達   

ты (вы) 君   
вы 君達

он 彼
они 彼等   

она 彼女
они 彼女等   

оно それ
они それら



動詞 verb

不定形(辞書形) -ть (少数の例外)

Ex. делать (do/make)  работать (work)  читать (read)  говорить (speak)  строить (build)  курить (smoke)

時制

現在・過去・未来の3つ
アスペクト(体) = 完了体 + 不完了体


不完了体
完了体

現在
читаю
-

過去
читал
прочитал

未来
читать
прочту





完了体: (1) 行為が完了した(する)ことを示す、(2) 行為完了に伴う結果を示す

Ex. Я прочитал журнал. (♂) (I read a/the magazine.)
Ex. Я изучил русский язык. (I have learned Russian.)

現在ロシア語が分かるかどうかは関係ない

不完了体: (1) 行為を流れで捉える、(2) 行為の反復を示す

Ex. Я читаю журнал. (I am reading a/the magazine.)
Ex. Я изучал русский язык. (I learned Russian.)

今でもロシア語は分かる(と言った当人は思っている)

現在形
単数


複数



я
ты
он/она/оно
мы
вы
они

第一変化
читаю
читаешь
читает
читаем
читаете
читают

第二変化
говорю
говоришь
говорит
говорим
говорите
говорят








現在形(変化)
(1) 第一変化と第二変化

動詞が主語の人称や数に応じ語尾を変える際の規則

第一変化(е変化, 母音語幹): 不定形が-атьや-ятьで終わる動詞多

語幹に е系の語尾をつけ活用

第二変化(и変化, 子音語幹): 不定形が-итьで終わる動詞多

語幹にи系の語尾をつけ活用 (アクセント移動することある)

(2) 数と人称により、それぞれ6通りに変化
過去形 past tense
性により変化: 男言葉と女言葉がある


第一変化
第二変化

不定形
читать
говорить

過去語幹
чита-
говор-

男性単数
читал
говорил

女性単数
читала
говорила

中性単数
читало
говорило

複数
читали
говорили




未来形 future tense
未完了体動詞 = 助動詞「быть」 + 不定形

ある程度の時間続く未来の動作」や「反復的・進行的な動作


単数


複数


人称
я
ты
он/она
мы
вы
они

助動詞 быть
буду
будешь
будет
будем
будете
будут

構文
буду говорить
будешь говорить
будет говорить
будем говорить
будете говорить
будут говорить

意味(英語)
I will speak/talk
You will speak/talk
He/she will speak/talk
We will speak/talk
You will speak/talk
They will speak/talk









完了体動詞 = 語幹 + 語尾

未来に一度完了する動作


単数


複数


人称
я
ты
он/она
мы
вы
они

完了体未来形
скажу
скажешь
скажет
скажем
скажете
скажут

意味(英語)
I will say
You will say
He/she will say
We will say
You wll say
They will say








疑問詞 interrogative
= 疑問代名詞 + 疑問副詞
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