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(2021年6月24日更新) [ 日本語 | English ]

ニレ科 (Ulmaceae Mirbel)






有珠山 / サロベツ泥炭採掘跡
1986年, 2006年の有珠山火口原. ワタスゲ・エゾカンゾウ

[ エングラー体系 (Engler's syllabus)| 植物分類学 ]

落葉(時に常緑)
木本のみ (高木-低木)
果実: 翼果・堅果
日本5属
エノキ Celtis L.
ケヤキ Zelkova Spach
ムクノキ Aphananthe Planch.
ニレ Ulmus L.
ウラジロエノキ Trema Lour.
(APG: Celtis, Aphananthe, Trema → アサ科)

ニレ (Ulmus L.)


ハルニレ (Ulmus davidiana var. japonica)
一名 アカダモ
英名: エルム(Elm) = ニレ

ニレ: 「ぬれ」がなまった - 粘り気ある豊富な樹液
チキサニ (アイヌ語)

分布: 日本各地 樺太 千島 朝鮮 中国北部

東シベリアなど北国を代表する木で北海道には大木がみられる

花: 春 → 種子: 風散布 (翼果, 種子寿命 < 1年)
材: 堅く木目明瞭 - 家具・床材など

メリーさんのハルニレ
沈木

エノキ (Celtis L.)


エノキ

葉: 左右非対称。先端1/3に鋸歯

エゾエノキ

分布: 道南西部-九州-済州島
葉: 葉縁全体に鋸歯

ムクノキ

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