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(2024年7月11日更新) [ 日本語 | English ]

ボタン科 (Paeoniaceae Raf.)






有珠山 / サロベツ泥炭採掘跡
1986年, 2006年の有珠山火口原. ワタスゲ・エゾカンゾウ

エングラー体系 (APG: ユキノシタ目)
1科1属約33-40種 = ボタン (Paeonia L.)

旧分類: キンポウゲ科に含める

生活型: 草本(多)-低木

ボタン: 木本性, 数種
シャクヤク: 草本性, 大半

分布: 南欧 - アジア - 北米西部

日本: 2種
ヤマシャクヤク P. japonica
ベニバナヤマシャクヤク P. obovata

ボタン (P. suffruticosa Andrews)

濃紅紫色系 花王: 紫紅色、万重・大輪、盛上咲、樹勢強・鉢植適、切花適・普及品種
淡紅紫色系 八千代椿: 桃色、千重・中輪、抱咲、樹勢強・鉢植適、切花適
紫色系 鎌田藤: 藤紫色、咲出 ≈ 紫 → 満開後 ≈赤味↓。千重・大輪
            島大臣: 濃紫色。千重・大輪、樹勢強・鉢植適
白色系 扶桑司: 純白色。万重・大輪、盛上咲
黄色系

シャクヤク, s.l. (P. lactiflora Pall.)
索引
美香保公園 牡丹園
ボタンは、その豪華さと気品から百花の王と呼ばれる中国原産の花木だが、日本には初め薬草として渡来した。その後、鑑賞用として栽培され、品種改良も進み300種近くが現存する。
ボタンの品種は、花色、花形、開花期等で分類される。この牡丹園には一般家庭でよく見られる普及種を中心に、紅色系、紫色系、白色系、黄色系(外国種)の中から、花期も早咲、中咲、遅咲、花形も八重、千重、万重と豊かな変化を楽しめるようシャクヤクと合わせ17種を植栽している。(平成2年5月 渡辺健治氏寄贈)
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