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(2022年9月24日更新) [ 日本語 | English ]

クマツヅラ科 (Verbenaceae J. St.-Hil.)






有珠山 / サロベツ泥炭採掘跡
1986年, 2006年の有珠山火口原. ワタスゲ・エゾカンゾウ

[ エングラー体系 (Engler's syllabus)| 植物分類学 ]
日本には2自生種(クマツヅラ、イワダレソウ) ⇒ 残りは全て帰化

= 園芸利用盛ん (+ 香草・薬草)

Callicarpa L. (ムラサキシキブ)
Clerodendrum L. (クサギ): APG, moved to Lamiaceae
Duranta L. (タイワンレンギョウ)
Lantana L. (シチヘンゲ)
Verbena L. (クマツヅラ)
Vitex L. (ハマゴウ)

[APG: シソ科]

ムラサキシキブ (Callicarpa L.)


1. 枝・葉・花序は萼と共に密に星状軟毛又は羽状長軟毛ある。萼4、中-深裂

2. 葉15-30 cm l、若枝や葉柄の毛は長く淡黄褐色、花は多数密に着き、萼裂片は線形、葯 ≈ 0.6 mm l ___ ビロウドムラサキ
2. 葉5-10 cm l、若枝や葉柄の毛は極短く灰褐色、花は1花序に2-10個着き、萼裂片は披針形、葯 1.5- 2 mm l ___ ヤブムラサキ

1. 枝・葉・花序は無毛か短毛か星状毛あり、萼無毛で低い5歯

2. 葉両面に腺点あり、鈍粗鋸歯縁、先は尾状に長く伸びる。若枝にはやや密に上向きの短毛 ___ トサムラサキ
2. 葉下面のみ腺点。若枝は無毛又は疎らに糠上の星状毛

3. 花序腋上生で、腋芽より1-4 mm上方に間を置いてでる。小枝長く伸びやや下垂する傾向。葉は5-10対のやや粗い鋸歯あり短尖頭 ___ C. dichotoma (Lour.) K. Koch (コムラサキ)
3. 花序は通常腋芽に接し出るが時に腋上生。小枝やや短く斜上。葉は多数細鋸歯

4. 花冠3-5 mm l、腺点ある。枝は円く、葉側脈5-9対 ___ C. japonica Thunb. (ムラサキシキブ)
4. 花冠 ≈ 1.5 mm l、腺点ない。枝はやや4陵あり、葉側脈12-14対 ___ タカクマムラサキ

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