(2009年8月25日更新. 2014年10月4日追加) [ 日本語 | English ]
HOME > Plant list (植物リスト) > ヒカゲノカズラ科 (Lycopodiaceae) > ヒカゲノカズラ属 (Lycopodium)
[エングラー体系 (Engler's syllabus), シダ類] 現世2属。基本的に外原型 exarch Lycopodium L.Phylloglossum Kunzeヒカゲノカズラ体制をコンパクト化P. drummondii Kunze (WA) |
|
= 日本1属 (*道産) 1. 茎叉状に分岐し主軸と側枝の区別ない。直立/下垂(匍匐しない)
2. 葉に不規則な鋸歯 ___ L. serratum Thunb.トウゲシバ 3. 地上性。茎直立、基部倒状か斜上ascendent、上部に芽体をつけ胞子嚢穂を作らない
4. 葉針状被針形、基部から次第に細くなる ___ L. chinense Christ ヒメスギラン*
5. 葉 4-8 mm l、外曲せず、茎は葉と共に直径5-15 mm ___ L. selago L.コスギラン (var. selago チシマスギラン*: 千島, var. patens Desv.エゾノコスギラン*: 夕張岳 3. 樹上/岩上性。茎叢生し通常下垂か斜上し、上部に芽体をつけない 4. 葉鱗片状、茎に圧着し、腹面2/3は茎に合着。茎紐状で下垂 ___ L. sieboldii Miq. ヒモラン
5. 葉針形、中央から先は内曲incurved。茎下垂し、葉と共に径5 mm以下 ___ L. fargesii Hert. ヒモスギラン
6. 茎直立/斜上。葉線形/線状被針形、基部僅かに細い。胞子嚢穂はない ___ L. cryptomerinum Maxim. スギラン*, 日高・胆振 2. 主軸は地表か地中を長く匍匐 3. 葉枝先に数列に並び、皆ほとんど同形、茎に合着する部分は少ない |
4. 主軸地中匍匐し、側枝直立、上半部で密に分枝し樹木状、胞子嚢無梗 ___ L. obscurum L. マンネンスギ(サロベツ)* → 太い茎 = 中原型meserch - 外原型で太い茎となるのは無理 5. 葉線形/線状被針形
6. 胞子嚢穂は葉を疎につけた長い総梗上に1-数個。側枝やや密に分枝 ___ L. clavatum L. ヒカゲノカズラ* 5. 葉針形、胞子嚢穂は疎につく梗上に1-数個 ___ L. sitchense Rupr. var. nikoense (Fr. et Savt.) Takeda タカネヒカゲノカズラ*, やや稀 3. 葉は枝に4列に並び、多少とも2形をなし、基部は広く枝に合着
4. 枝多少扁平、腹面の葉は側葉より多少小 ___ L. alpinum L. var. planiramulosum Takeda ミヤマヒカゲノカズラ* 2. 主軸地上匍匐するが短く分岐も少ない、胞子嚢穂は直立する枝先に1個。湿原性植物
3. 胞子嚢穂梗は葉密生し、胞子葉の形大きさは栄養葉に似る ___ L. inundatum L.ヤチスギラン* 2. 主軸直立か、蔓状に伸び樹木に攀じ登り基部から匍匐枝を出す
3. 主軸長く伸び樹木に攀じ登る ___ L. casuarinoides Spring ヒモヅル |