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(2021年11月27日更新) [ 日本語 | English ]

マオウ科 (Ephedraceae Dumort.)






有珠山 / サロベツ泥炭採掘跡
1986年, 2006年の有珠山火口原. ワタスゲ・エゾカンゾウ

[ エングラー体系 (Engler's syllabus)| 植物分類学 ]

マオウ目 Ephedrales

マオウ科 (Ephedraceae Dumort.)
マオウ属 (Ephedra L.)
1目1科1属
Ephedra
Fig. Ephedraceae (マオウ). 葉殆ど退化。雌雄異株(同株有)

エフェドリン ephedrin: 瞳孔開くのに利用される薬用成分

葉木部に導管vessel存在(= 比較的進化した特徴) – それまで、導管はAngiospermにのみ存在すると考えられていた ⇒ 繁殖器官と栄養器官が必ずしも平行して進化するとは限らないこをを実証

マオウ (Ephedra L.)


E. sinica Stapf (シナマオウ)

シナマオウ (支那麻黄/支那麻苧, Ephedra sinica Stapf)


生活型: 常緑小低木
分布: 中国北部 - 中央アジア
薬効: 鎮咳、去痰、発汗、解熱、利尿 漢方: 葛根湯、麻黄湯、小青竜湯等に配剤)

sinica1 sinica2 sinica3
[1-3] 2021年9月8日、北海道大学薬学部薬用植物園にて

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