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(2008年3月1日更新. 2023年6月21日追加) [ 日本語 | English ]

シラネアオイ Glaucidium palmatum Siebold et Zucc.






有珠山 / サロベツ泥炭採掘跡
1986年, 2006年の有珠山火口原. ワタスゲ・エゾカンゾウ

Glaucidiaceae (シラネアオイ)
キンポウゲ科 (Ranunclaceae)から独立させる場合 → 1属1種
染色体数、雄蕊発生様式、化学物質 → 系統的に遠くRanunculaceaeと異なり、ビワモドキ(Dilleniaceae)に近い
Glaucidium Sieb. et Zucc. (シラネアオイ)
シラネアオイ(白根葵), ヤマフヨウ(山芙蓉)、ハルフヨウ(春芙蓉)
生活型: 多年生草本 (perennial)
分布: 日本固有種(1属1種), 北海道、本州(主に日本海側山岳地帯) → 科を独立させる場合は1科1属1種

北海道レッドデータブック: 希少種(vulnerable species)指定

生息地: 深山木陰
地下茎: 太く横に這う
茎: 基部に短い膜質の鱗片数個。花時高さ20-30 cm、花後高さ40-50 cm
葉: 互生。葉柄あるもの2 + 無柄1。花時3.5-8 cm。花後8-17 cm。上下部軟毛少。葉心腎円形-腎形。掌状 7-11中裂。裂片(lobe) 2-3中裂、鋭据歯、両面軟毛。花後巾26-27 cm。無柄葉腎円形-縁裂刻-鋭据歯縁
花: 5-7。 茎頂に1。萼片4花弁状楕円形鈍頭紫色、長さ5 cm内外。花弁無、雄蕊多数長さ8 mm、袋果2
索引

北海道におけるシラネアオイ


Glaucidium1 Glaucidium2 Glaucidium3 ST4
[1/2] 手稲山(標高1023.7 m)は、手稲オリンピアと手稲ハイランドの2つのスキー場(skislopes)が経営されていたが、2005年に合併され1スキー場として管理されている。1985年5月25日に手稲山山麓で撮影 ⇒ Skislope vegetation (スキー場植生). [3] 羊蹄山山頂部にて2014年6月28日(撮影は自分ではないが)。[4] 2023年4月29日、札幌市東区やちだも公園にて。

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