(2020年1月3日更新) [ 日本語 | English ]
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暗発芽(光抑制): ナス、トマト、トウガラシナス (Solanum L.)トマトナス ジャガイモ トウガラシ (Capsicum L.), peppersトウガラシ, アヒアマリージョ, シネンセ, キダチトウガラシ(島唐辛子, 沖縄), ロコト, チャコエンセ, 等ホオズキ (Physalis L.)ショクヨウホオズキ P. grisea (Waterf.) M. Martinezタバコ (Nicotiana L.) |
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辛味主成分: カプサイシン capsaicin、ジヒドロカプサイシン dihydrocapsaicin
辛味成分の80-90% (残りは10数種のカプサイシン類似物質) カプサイシン: 白色粉末。高脂溶性/難水溶性
コレステロール・老廃物排出促進(?) capsicinと命名 (属名から) |
1873 Buchheim, Rudolf (1820-1879, 独薬理学) & 1878 Högyes Endre (ハンガリー医師): capsicol - 低純度精製カプサイシン capsicol - 粘膜接触 - 焼ける様な刺激 - 胃液分泌増加 - 食欲増進 1876 Thresh, John Clough (1850-1932): (ほぼ)純粋抽出 - capsaicin命名1898 Karl Micko: 純粋単離成功 1919 Nelson EK: 化学組成決定 1930 Spath E, Darling SF: 合成成功 C. annuum L. (トウガラシ)唐辛子: 香辛料・野菜・薬 |
トマト (S. lycopersicum L.)原産: アンデス山脈高原地帯1519 エルナン・コルテス メキシコ上陸, 種子持ち帰る イタリアで品種改良進む 1554 イタリアで栽培(≠ 食用)18c中までに イタリアで食用として流布 研究: ナス科モデル植物 - ゲノム解読完了 (2012) 品種:
色: 赤系 ↔ 緑系 ナス (S. melongena L.)茄子/茄, 那須(ナスビ)原産: インド東部(推定) 日本には奈良時代に記述有 栽培: 連作障害品種: 形 × 色 形: 中長ナス 12-15 cm < 長ナス 20-25 cm < 大長ナス: 40-45 cm 米ナス: 米国品種を日本で改良 - ヘタが緑 色: 白・緑(青)・赤・ゼブラ |
ジャガイモ (S. tuberosum L.)バレイショ (馬鈴薯, ジャガイモとも読む)原産: アンデス山脈 食部: 地下茎 (根ではない) 栽培: S. stenotomum Juz. et Bukasov, 2n = 24 (2X) ⇒ 栽培化: S. tuberosum, 2n = 48 (4X) 1532: スペイン船内食料として持ち出す(想見)1570?: スペインに移入 1576 日本 「長崎両面鏡」南京芋の名で長崎渡来
信濃・越後・奥羽地方に普及 - 三大飢饉緩和
1600s: ヨーロッパに広まる
1785 285万人 → 1845 830万人 (農研機構 2016) 品種男爵 1907 川田竜吉(男爵): 男爵所有農場で品種アイリッシュ・カプラー栽培 |
[ 喫煙 ]
属南アメリカ熱帯原産多年草 - 栽培上は1年生種嗜好料作物として利用されるのは2種N. tabacum L. (タバコ)5000-3000BC: 栽培起源 = アンデス山脈15c: アメリカ大陸 → ヨーロッパ 16c: 日本渡来 1605: 阪府堺市周辺で葉煙草専用刻包丁(煙草包丁)生産開始 1612/15: 煙草喫煙・売買・耕作禁令 1614/23: 禁煙令 |
N. rustica L. (マルバタバコ) |