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エングラー体系 (Engler's syllabus) キク目 Asterales= Asteraceae → 顕花植物中最大の科(900属、23000種)科にまとまりある自然分類群 natural group (日本167属、370種) 生活型: 草本多(木本もある). 分布: 南極大陸除く全世界. 生息地: 海浜-高山特徴生殖器官 → 各小花が合弁花 = 頭状花序: 回りを総苞(involucre)が取り巻く(総苞は多総苞片で成立)小花: 5数性 → 先5つに裂ける筒状か、先5(3)に裂ける舌状 ligulate のもの
5個の雄蕊の葯は互いにつき花柱を囲む 雄蕊1輪の4輪花で、花冠裂片と互生。雄蕊先熟 → 葯胞が互に癒着した集葯雄蕊(雄蕊2心皮性) ⇒ いずれも系統進化を調べる上で重要な形質 筒状花 tubular flower (s.l.) → 筒状花部分disc flower: 円盤状に並ぶので → tubulous (adj.) 筒状花を有する(Bot)、管のある 舌状花 ligulate: キク科特有 (adj. rayed 舌状花がある ↔ rayless)
舌状花 ligulate, ray floret (ST)
種区分頭花サイズ、総苞形、総苞片並び方と形等起源不明だが3説
キク亜科 Subfamily Tubuliflorae (Carduoideae)頭花の中は筒状小花ばかりのもの、または筒状花の回りに舌状花あるもの。乳液出さないChiliotrichum diffusum (Forst. f.) O. Kuntze: 常緑低木(< 1 m)。南米 |
☛ フロラ (Flora): 駒ヶ岳 (Mount Koma), 有珠 (Mount Usu) アザミ族 CardueaeArctium L. (ゴボウ)A. lappa L. (ゴボウ) 🧑🍳春または秋(地上部のない時期) - 土臭いが市販の牛蒡と全く同じ
北大構内に好きなだけ生える。根を掘るのは結構大変 キオン族/サワギク族 SenecioneaePetasites Mill. (フキ) P. japonicus (Sieb. et Zucc.) Maxim. (フキ)Cacalia L. (コウモリソウ) C. hastata L. ssp. orientalis Kitam. (ヨブスマソウ) 雪解時期 (葉開かず香りある)若芽 ☛ 山菜 (小さいCacaliaも食) 🧑🍳 (下処理) 茹でて苦味なくなるまで水に晒す →
お浸し、汁の実、和え物、三杯酢 オグルマ族 (Inuleae Cass.)1. 総苞片 - 緑色・乾膜質ではない
2. 頭花に黄色の舌状花ある ___ Inula オグルマ
2. 両性花結実する。総苞淡黄あるいは淡褐色 ___ Gnaphalium ハハコグサ
3 両性花冠毛は先が太く平 ___ Antennaria エゾノチチコグサ
4. 冠毛は一本づつ離れる ___ Anaphalis ヤマハハコ タンポポ亜科 Subfamily Liguliflorae (Cichoriodeae)1. 痩果に冠毛ないか、少し小さい刺毛だけ ___ Lapsana (ヤブタビラコ)1. 痩果に冠毛あり、その剛毛は多い
2. 頭花は茎に1つ。痩果の先は細長く伸びる ___ Taraxacum (タンポポ) 3. 痩果の先は狭まらない(截型)
4. 痩果円柱形で小さく、1.5-5 mm l。花冠舌状部 &1-1.5 > 筒部 l ___ Hieracium (ヤナギタンポポ)
5. 冠毛の毛はやや少なく1列、花冠の舌状部は筒状部より5-6倍長い、頭花は上を向き咲く。痩果長さ6-9 mm ___ Hololeion (スイラン) 3. 痩果の先は狭まるか又は狭まって長く伸びる(嘴状) 4. 痩果冠毛は羽状
5. 花床に剛毛がない ___ Picris (コウゾリナ) 4. 痩果冠毛は羽状ではない
5. 亜低木。主幹の先には葉が群がっているだけで、その葉腋から花をつける枝が出る ___ Crepidiastrum (アゼトウナ)
6. 痩果はやや円柱形で、縦の畝は補足同じ太さ。花冠の舌状部は筒部より2-4倍長い ___ Crepis (フタマタタンポポ)
7. 痩果は酷く扁平で先は狭まって嘴状となる。花冠の舌状部は筒状部の1-1/2倍 ___ Lactuca (アキノノゲシ)
8. 冠毛は基部互に引っ付いたまま痩果からとれる。小花 ≥ 80 ___ Sonchus (ノゲシ) |
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1. 茎分枝せず。高さ1-2 m.。先多くの小枝持ち円錐状花序
___ S. altissima L.セイタカアワダチソウ (全体短毛) S. vigraurea L. (北村他 1957) ssp. asiatica Kitam. アキノキリンソウ 総苞狭鎧型片4裂、最外片長1mm |
ssp. laciocarpa (Benth.) Hultén コガネギク (= 大井 var.)
総苞広鎧型片3裂、最外片長1-3 mm ssp. giantea (Nakai) Kitam. オオアキノキリンソウ葉大きく広卵形。頭花は多集密集。道西南部 S. canadensis L. カナダアキノキリンソウssp. altissima (L.) O. Bolos et Vigo (セイタカアワダチソウ) var. gilbocanescens Rydb. (ケカナダアキノキリンソウ) 葉表にも毛多く、総苞長さ2-3 ㎜ + 開花遅い (道でセイタカアワダチソウとされるものに混じる) |
チシャ/レタス L. sativa L.ミニ植物工場「やさいばこ」ポイント1: 青と赤の光だけでもリーフレタスはよく育つ ポイント2: 青と赤のLEDで育てたリーフレタスは、白いLEDで育てたものと比べ光を無駄なく吸収し、反射することができないので、葉が暗く見える。逆に、白いLEDのリーフレタスは、光の吸収と反射により緑がきれいに見えるが、育ち方は一緒である。[ LED栽培ミニトマト ] |
リーフレタス (提供: 三協フロンテア)。2021年8月19日、上野国立科学博物館植物展 |
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アザミ類 (s.l.) = Cirsium, s.s. + Carduus + Onopordum + Silybum + Cynara + … アザミ連 Cynareae多年草・一年草: 北半球温帯-寒帯虫媒花
1. 総苞大型で扁球形、幅6.5-8.5 mm、総苞片中央部で幅5-9 mm、縁に小刺針列生 ___ Sect. Megalocepaha (フジアザミ) 1. 総苞は球形、鐘形または筒形、幅1-4 mm、総苞片は細く1-4 mm 2. 越年草。花冠特に細く、花筒狭部分は他部より1.5-2.5倍長い ___ Sect. Pseudo-eriolepis (タカアザミ) = C. pendulum(タカアザミ) 2. 多年草。花冠やや太く、花筒狭部 ≈ 他部 ___ Sect. Apalocentron (アザミ) 3. 葉基部は茎に翼状に沿下 |
4. 頭花上向きに咲く 4. 頭花横向きか下垂して咲く 5. 茎葉は全縁か数対に羽状中裂 ___ C. kamtschaticum(チシマアザミ) 5. 茎葉8-12対に櫛葉状に羽状中-全裂6. 葉羽状中-深裂、裂片より広い ___ C. apoense(アポイアザミ) 6. 葉羽状深-全裂、裂片狭い ___ C. pectinellum(エゾノサワアザミ) 3. 葉基部は茎に沿下しない4. 根出葉は花時にもあってロゼット状 5. 痩果4-5.5 mm lで基部狭まらない。頭花は点頭し総苞片は覆瓦状に並ぶ 5. 痩果3-4 mm lで基部狭まる 6. 総苞片やや薄くて柔らかく、反り返るか開出する ___ C. yezoense(サワアザミ), テリハアザミ, サンベサワアザミ, ワタムキアザミ, ヒダアザミ 6. 総苞片直立, 時に少し開出し斜上7. 総苞片やや幅広く硬く, 花冠狭筒部は他部より長い。海岸性 7. 総苞片やや狭く、花冠狭筒部は他部より短い 8. 頭花直立 ___ C. japonicum(ノアザミ), ノハラアザミ, ニッコウアザミ, オオノアザミ 8. 頭花点頭し、総苞甚だしく粘着する4. 根出葉は花時に枯れて無い。茎中下部の葉良く発達し、根出葉より大きいのが多い 5. 総苞片幅広く(3.5-4 mm)、縁に小刺あり紫色で長く反り返る 5. 総苞片の縁に小刺はない6. 総苞片先少し広がり3角形で膜質、有鋸歯。痩果下部黒紫色、上部黄白色 6. 総苞片先は鋭尖形7. 総苞片幅広く(3 mm)、やや硬く背に多数の条目立つ。痩果下部黒紫色、上部黄白色 7. 総苞片幅狭く、背に1肋目立つ。痩果藁色-灰色 8. 総苞小さく、狭い筒状9. 茎葉基部は茎抱く。総苞片外側のものは短く覆瓦状に並ぶ 9. 茎葉基部は茎抱かない ___ C. microspicatum Nakai (アズマヤマアザミ, s.l.) 8. 総苞大(exc. ハナマキアザミ)、鐘形-鐘球形9. 頭花は花時直立。総苞片は直立か斜上。花冠18-20 mm l ___ タチアザミ, オゼヌマアザミ |
9. 頭花は花時直立せず点頭するか稀に上向き(この場合総苞片は反曲) Breea Less. (アレチアザミ)1. 雌雄異株。根は横に長く這い芽出す ___ Breea
B. setosa (Bieb.) Kitam. (syn. C. setosum (Willd.) M. Bieb.) (エゾノキツネアザミ) ![]() 図. 地域により種が異なる里山のアザミ類。黄色: 各地で代表的な種。白色: 黄色より分布域が狭い 帰化種C. arvense (L.) Scop. (セイヨウトゲアザミ)C. vulgare (Savi) Ten. (アメリカオニアザミ) 🧑🍳殆どのアザミ(Cirsium)が食用可 ☛ 山菜
新芽・若葉(4-5月)、根はゴボウ同様に食 油炒め、身欠き鰊の炊き合わせ、汁の実
(保存法) 塩漬け、粕漬、味噌漬け
レビュローズ、イヌリン、アピゲニン、チアニン、アスパラギン |
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H. brasiliensis Brazilian catsear H. glabra smooth catsear (ヒメブタナ)
植物体: 基部ロゼットから直立した茎が出るタンポポ様である |
頭花: 黄色; 個々の小筒花花弁の長さは5-10 mmで幅の約2倍 H. microcephala smallhead catsearH. radicata hairy catsear (ブタナ)
植物体: 基部ロゼットから直立した茎が出るタンポポ様である |
葉: 狭い槍状。毛を密生(hairy) カワリミタンポポモドキ Leontodon taraxacoides (Vill.) Mérat: ブタナ、ヒメブタナに比べて
花茎が少ない |
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A. ovata (Thunb.) DC. (オケラ) 🍹地下茎(硬い木質の部分を薄切りし陰干し) - 熟成3ヶ月 - 中身そのまま |
アトラクチロール、アトラクチノン、芳香精油類 |
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S. cannabifolius Less. (ハンゴンソウ) 4-5月 赤紫色の若芽(春菊に似た香りと味) ☛ 山菜 |
🧑🍳 (下処理) 茹でて苦味なくなるまで水に晒す →
酢の物、汁の実、煮物、油炒め、和え物 |
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カセンソウ オグルマ 痩果 無毛 有毛 総苞片 葉状 総苞片長ほぼ同じで披針形、先が細長く尖る |
キク属と近縁属1. 舌状花はない ___ Tanacetum L. ヨモギギクT. vulgare L. エゾノヨモギギク: 葉イワヨモギに似る 1. 舌状花あり、痩果冠毛なし2. 茎低木状で太い。痩果冠毛あり ___ Nipponanthemum Kitamura ハマギク 1 sp.? 2. 茎草質で地上部1年で枯れる 3. 痩果10肋、湿っても粘質とならない。舌状花に実できる ___ Leucanthemella Tzvelevミコシギク 3. 痩果5肋、湿ると粘質。舌状花実できない ___ Dendranthema Des Moulis キク: 逸出多 = 人為環境下注意
D. zawadskii (Herbich) Tzvelev イワギク: 頭花単生 ⇒ 倍数性 栽培菊 3系統大輪菊 → 起源 イワギク: 2n = 18 (蒙古), 2n = 54 (中国)× 2n = 36: シマカンギク (大輪菊 21000年前中国で栽培化) 中輪菊 2n = 54 ⇐ 小輪 × 大輪小輪菊の2n = 54を説明するには2n = 18 × 2n = 36が有力
2n = 18 × 2n = 36 2n = 54 × 2n = 36
シオギク 72 × 54 → 63: 7x (不稔) → 多系増大 introgression (back-cross) |
表. 染色体数 Chromosome number
🍹花(枯れた部分は抜く) - 熟成1ヶ月 - 中身引抜く
種
花
生息場所
分布
クリサンテミン、竜脳様芳香精油、シネリン |
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一年生・多年生
一年生: ウラギク(道あり)・ホウキギク A. glehnii var. glehnii (エゾゴマナ): 葉は細長く楕円形
☛ 山菜: 4-5月に若葉食用 |
☛ 山菜としてはエゾゴマナ同様
天ぷら、油炒め煮、胡麻和え (保存) 塩漬け、糠味噌漬け カントウヨメナ・ユウガギク → 本州から国内帰化 (見る可能性は低い?) |
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2000 spp., 32節(Richards 1973) 2n = 24, 32, 40, 48, 64, 2n = 16 (diploid) - 氷河期冠氷を免れたレリック 頭花の中の全ては舌状花。花柱は先が2つに分かれるがその枝は棒状。白い乳液を切ると出す 進化系統: 節が含む2倍体の割合、果実や冠毛の形質 在来種 - 環境により変化
モウコタンポポ(亜)節 Mongolica: 総苞淡緑色。果実卵形で大きく冠毛柄短い - 原始的 T. laevigatum (Willd.) DC. (アカミタンポポ) ⇔ T. officinale
果実: 赤 reddish - 暗赤 dark red 1904 牧野: 日本で発報告 - 移入ルートに2説(いずれも北大ルート)
ブルックス(農学校教師): 北米から菜用に種子取り寄せ栽培 (下処理) 茹でて一晩水に晒す(そこまでする?) → 三杯酢(花)、キンピラ(根)
サラダ、天ぷら、汁の実、お浸し、和え物、油炒め
タラクサンチン、ルティン、セロチン、イヌリン、パルミチン、イソベフェニン酸、ステロイド、Vit B, C |
未同定: 雑種かも (仮称ロクアイタンポポ参照) シコタンタンポポとエゾタンポポの雑種の可能性(葉や総苞片の形態) 1
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[1-4] 札幌市内. [1-3] 2019年5月6日. [4] 2019年5月11日. 記録: 2022年5月7日開花. 2025年5月14日に東区北18条東1丁目路傍 |
| 第24回理学祭 植物学専攻課程 タンポポ生態調査 | (学祭) |
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オニタンポポとセイヨウタンポポ "オニタンポポ"を聞いたことは…? 北大には、タンポポが、春の訪れと共に、芝生に道端に花を開かせる。そんなタンポポ達も皆な同じではない。ちょっと違うタンポポが北大を自分達のものにするゾと頑張っている。彼らをセイヨウタンポポ(セイヨウ)とオニタンポポ(オニ)という。 よくみかけるのは、殆どがセイヨウ。セイヨウ渡来前に道にはエゾタンポポ(エゾ)が元気に花を咲かせていた。今、北大ではのんびり屋のエゾが、海を渡って来た強いセイヨウに、どーぞどーぞと、席を譲り、エゾは滅多に見つからない。 セイヨウ中に、7-8年前からオニ(spectablirs)という新顔が出現しはじめた。… オニは外来種で、その意味ではセイヨウの仲間となる… オニは、一番始めは札幌では羊が丘で見つかった。 私達は、北大にエゾがどのくらい残っているのか調査を始めた。偶然、まだ研究され始めたばかりのオニに巡り合った。彼らは今、着々と増えつつある。
3年前に調べた結果と比べて分布率はどう変化したか… [1] 外から見比べた違い [総苞] ぱっとみ、両者の総苞のカールの仕方が違う。
セイヨウ: 下向きに捲れる ⇔ オニ: ちょっと開く程度。捲れない。
オニの総苞片は、丸い感じで大きく、茎が赤みを帯びる。 葉 セイヨウは、葉形が多様で先の丸いものから切れ込みの大きなものまである。オニは、セイヨウよりも切れこみが深く、大体みな同じ様な形となる。 根 タンポポの根は、長く伸びる。そして葉の根元(基部・根頸)にオニには多くの褐色の鱗片がつく。鱗片は、葉柄の枯れてしまったもの。鱗片が残るとそのタンポポは寒冷地でもより生活できる。 種子 色 形 種皮の逆剥け 冠毛柄 |
[冠毛] 冠毛柄の長さと種子の長さ
冠毛柄 種子 種子が小さく、冠毛柄の長いものほど遠くへ飛べる。オニの種子は、ごつごつしているが、冠毛柄が長くセイヨウより遠く広くへ散布できるのではないか セイヨウ種子を脱イオン水含む脱脂綿上にまき、次の4条件で発芽させた 条件 発芽 結果 [2] 分布率の違い 北大キャンパス内での、エゾとセイヨウの分布率の違いを調査した。方法は、タンポポが多く咲くところで無作為に1 m2方形区とり、セイヨウとエゾの株数を調べた。これは、3年前の調査と同じ方法である。今回の調査では下のような結果がでた。分布率を3年前と比べると次の様になる。1983年のカッコ内は百分率、1980年は百分率。(*: ほとんどタンポポがなかったらしい)
1983
1980
オワリ どうもありがとうございました。きたない字ですみません。 [オニは実体不明] タンポポ分布調査 5月中: 北大教養部-工学部一体 - セイヨウ群生 6月20日: 札幌競馬場 - エゾ群生(怪しい) + セイヨウ道路際に疎ら |
フォーリーアザミ (Saussurea fauriei Franch.)生活型: 大型多年草 (100–200 cm h)分布: 北海道(北見・利尻島・礼文島・石狩・後志)-南千島(色丹島) |
生息地: 海岸草原、山地落葉樹林林縁 環境省レッドリスト絶滅危惧II類 (VU) 保全研究は進んでおらず、局所的な環境変化を注視する必要 |
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道分布種 I. dentata (Thunb.) Nakai (ニガナ) |
I. repens (L.) A. Gray (ハマニガナ) I. stolonifera A. Gray (イワニガナ) |
I. debilis A. Gray (オオジシバリ), 道南部・南西部 |
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A. 総苞は鮮やかな黄色。
B. 葉はへら形、表裏ともに綿毛があって灰白色。花は主として春に咲く。茎は基部で分枝し、葉は幅が広く、鈍頭 _____ ハハコグサ G. affine D. Don (在来) B. 多年草
C. 花序は茎の先に集まってつき、上部に3-5個の葉が星状に出る。匍匐枝がある _____ チチコグサ G. japonicum Thunb.(在来) B. 一年草または越年草 C. 頭花は茎の先に頭状に集まりつく
D. 茎は下部から上部まで多くの短い枝を分け、花序より長い葉がつく。花柄短く、茎先に球形の頭花が集まりつく _____ ヒメチチコグサ/エゾノハハコグサ G. uliginosum L. (在来) |
D. 茎は上部で枝を分け、花序より長く伸びる葉はない。花柄長く、茎先に鐘形の頭花が球状に集まりつく _____ セイタカハハコグサ G. luteoalbum L. C. 頭花は穂状または総状花序につく
D. 葉は線状披針形、鋭頭 _____ タチチチコグサ G. calviceps Fern
E. 総苞は鮮やかなバラ色、総苞片は鋭尖頭。茎の上部の葉は長く伸び、花序より長いか、または同高 _____ ウスベニチチコグサ G. purpureum L. (syn. Gamochaeta purpurea (L.) Cabrera)
F. 葉は両面に綿毛が生え、灰白色。葉状の苞葉は花序より長く超出する _____ チチコグサモドキ G. pensylvanicum Willd. (清水 2003) |
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1 多年草。長い地下茎有。頭花直径3-3.5 mm ___ ハチジョウナ S. brachyotus D. C.
道有。原野・海辺近(北多) |
1 一年草/越年草。地下茎なく、頭花直径 2 cm 2 葉が茎につく部分は尖った耳状。茎をまかない。痩果横筋目立つ ___ ノゲシ S. oleraceus L. 2 葉が茎につく部分は丸い耳状。葉の縁の刺は太い。痩果横筋目立たない ___ オニノゲシ S. asper (L.) Hill |
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1. 葉は細鋸歯あり分裂せず、基部には茎を抱く裂片ない。総苞と花床の鱗片に密毛 ___ エゾノコギリソウ A. ptarmica L. 1. 葉は鋸歯あるか又は2回羽状に中裂し、基部やや大形裂片あリ茎を抱く。総苞と花床の鱗片に毛少 ___ ノコギリソウ A. alpina L. (含, ホロマンノコギリソウ) |
帰化種: セイヨウノコギリソウ A. millefolium L. ノコギリソウモドキ A. × stricta (W. D. J. Koch) Schleich. ex Gremli |
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同種だったり別種だったり … 分類上の結論は出たのだろうか … |
H. strumosus L. 道南で開花を見るのは、こちら(2023年. 最近そうでもない?) H. tuberosus L. 札幌では開花をみない(最近怪しい) 春か秋: 塊茎掘り起こし食 ☛ 山菜 (イヌの名の通りショボいイモなので不適) 🧑🍳 (下処理) 根茎を良く洗い皮を剥き茹でる
煮物、お浸し、酢醤油掛け、粕漬、味噌漬 |
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1956 藤原: ヒヨドリバナに著しい倍数性
六甲山: 2n = 20 (2倍体), 30, 40, 50 + 小型染色体 E. lindleyanum DC サワヒヨドリE. chinese Linn. ヒヨドリバナ E. fortunei Turcz. フジバカマ E. variabile Makino ヤマヒヨドリ |
E. yakushimense Masam. et Kitam. ヤクシマヒヨドリ 🍹揉んで香りが出る種 葉(開花前) - 香りが出るまで良く揉みガーゼに詰める - 一日置く
熟成1ヶ月 - 中身引抜く |
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1. 雄花は舌状で大きくて開出し、舌状部は筒状部より長く冠毛より突き出る
2. 舌状花は細く、舌状花と両性花の間に毛管状の雌花がある。多年草 ___ Section Trimorphaea (ムカシヨモギ)
• E. annuus (L.) Pers.ヒメジョオン: 蕾時上向 |
ハルジオン ⇔ ヒメジョオン • E. sumatrensis Retz.オオアレチノギク: これまで札幌ではみない(ということはなくなりつつある) |
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多年生草本および半低木。苦味や芳香を持つ種多 1. 頭花中心部の小花は実できない ___ Section Dracunculus カワラヨモギ節 A. congesta Kitam.オニオトコヨモギ (July 10, 1984 網走) 2n =36。青森県弁天島、道-小島 頭花巾4 mm。茎葉茎抱かない。無花枝は地這う。根出葉羽状全裂、密白毛、裂片さらに羽状中-浅裂 A. japonica Thunb.オトコヨモギ: 葉は種々に分裂。頭花は巾1.5 mm ssp. littoricola Kitam.ハマオトコヨモギ: 海岸。葉2回羽状(1-2回)。頭花巾1.5 mm 1. 頭花中心部の小花は両性で実できる
2. 花床に密毛 ___ Section Abinthium アサギリソウ: A. schmidtiana Maxim.アサギリソウ (大橋他 2021) Key for Section Abrotanum (ヨモギ)1. 一年生/越年生草本
A. fukudo Makinoフクド(一年生-多年生) 2. 葉最終裂片は糸状-細線形
A. laciniata Willd.シコタンヨモギ: 根室、礼文島(+ A. apiacea, A. annua) 3. 葉大きな鋸歯縁 ___ A. keiskeana Miq.イヌヨモギ: 葉洋紙質、下面に絹毛、腺点 3. 葉羽状に裂ける 4. 頭花 ≈ 8-10 mm w ___ A. arctica Less.サマニヨモギ, 道・本州高山(樺太-千島-シベリア-北米)/ A. stelleriana Bess.シロヨモギ, 海岸砂地。全体雪白色 4. 頭花 ≤ 6 mm w 5. 葉は羽状浅裂-2回羽状深裂 6. 頭花 > 3 mm w 7. 葉多肉質 ___ A. congesta Kitamura オニオトコヨモギ, 道南海岸. A. unalaskensis Rydb.チシマヨモギ, 亜高山-高山 7. 多肉質ではない ___ A. koidzumiii Nakai ヒロハウラジロヨモギ, 葉は羽状に浅-深裂 6. 頭花 ≤ 3 mm w 7. 葉基部は托葉状となり茎を抱く A. japonica Thunb.オトコヨモギ (var. macrocephara Pamp.ハマオトコヨモギ: 頭花大 ≈ 2 mm) |
7. 葉基部は茎を抱かない
頭花 1 mm w (以下2種 ≥ 1.5 mm) ___ A. feddei Lev et Van.ヒメヨモギ
葉裂片に櫛歯状の小裂片つかない ___ A. rubripes Nakai ヤブヨモギ
図. 葉形. A:オオヨモギ,B: ワタヨモギ,C: カワラヨモギ,D: ヨモギ,E: イワヨモギ,F: イヌヨモギ,G: フクド,H: ヒトツバヨモギ,I: ヒロハウラジロヨモギ,J: シロヨモギ,K: ヒメヨモギ,L: オトコヨモギ,M: アサギリソウオオヨモギ A. montana
春先に白毛に覆われた若芽 ☛ 山菜
天ぷら、草餅、蓬飯、お浸し、油炒め、和え物、キンピラ(茎)
シオネール、ツヨン、セスキテルペン、セスキテルペンアルコール、コリン、アデニン、アミラーゼ、ピネン、カピレン、各種ビタミン類・ケトン類 |
オニタビラコ (Youngia) vs ヤブタビラコ (Lapsanastrum)Youngia japonica (オニタビラコ)
サイズ多様 (< 1 m h)
花: 白い冠毛なし。花後に総苞は下を向く カミツレ類まず属が複数あるのはどうしたものか☛ Cotula L. (マメカミツレ) ☛ Matricaria L. (シカギク) ☛ Chamaemelum Mill. (ローマカミツレ) C. nobile (L.) All. (ローマカミツレ) ☛ Cladanthus Cass.☛ Anthemis L. (カミツレモドキ) 1. 舌状花あり 2. 花大型
3. 管状花/舌状花黄色(希舌状花白色)。葉刺激臭、花殆ど無香 ___ コウヤカミツレ Cota tinctoria, dyer's chamomile, syn. Anthemis tinctoria L.
4. 花床に鱗片なし ___ イヌカミツレ Matricaria perforata Mérat, Matricaria inodora L. |
5. 鱗片先端伸びない ___ カミツレモドキ Anthemis cotula L. 2. 花小型
3. 葉揉むとリンゴやパイナップル様の甘香。草丈低、花托中央盛上がらない ___ ローマンカミツレ (Chamaemelum nobile (L. ) All.), Roman chamomile, Syn. Anthemis nobilis L.
2. 花序隆起 ___ オロシャギク Matricaria matricarioides (Less.) Porter (synonyms) Matricaria limosa (Maxim.) Kudô ミゾカミツレ = Syn. Tripleurospermum limosum (Maxim.) Pobed. Matricaria tetragonosperma (F. Schmidt) H. Hara et Kitam. シカギク 園芸カモミールCladanthus mixtus (L.) Chevall., Moroccan chamomile (園芸: ワイルドカモミールと呼ぶことある)一年草。頭状花黄 + 舌状花白。花托中空。精油 |