(2023年5月8日更新) [ 日本語 | English ]
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[ 安全マニュアル ] 香木 fragrant wood心地よい芳香を持つ木材三大香木春「沈丁花 ジンチョウゲ」 Daphne odora夏「梔子 クチナシ」 Gardenia jasminoides 秋「金木犀 キンモクセイ」 Osmanthus fragrance 四大香木冬「蝋梅 ロウバイ」 Chimonanthus praecox を三大香木に加える |
[ アイヌ語名 ]
ウド Aralia cordataタラノキと似たような場所に生える栽培に成功したので、お店でも良く見るようになった エゾエンゴサク Corydalis ambigua若葉を茹でてインスタントラーメンに放り込む→ 基本的に、有毒植物でなければ、これでいける(はず) 同様にヨブスマソウ、エゾイラクサ、… 色々食べてみたが、まずいものはないコゴミ/クサソテツ Matteuccia struthiopterisワラビ・ゼンマイと比べて癖がない。物足りないとも、何にでも合うとも言えるゴボウ Arctium lappa市販の牛蒡と全く同じ。北大構内に好きなだけ生える。根を掘るのは結構大変オオアマドコロ Polygonatum odoratum var. maximowiczii全草に甘味あり、この名。癖なくうまい。茹でてお浸しや、マヨネーズを付け食べるのもいい。大きくても食べられるが筋堅い5-6月に葉の付根から白花を1-2個づつ付ける → ホウチャクソウ: 似てるが有毒 → 葉のツヤが違う点、ホウチャクソウは上部で枝分かれが多く根はヒゲ根だけだがオオアマドコロは枝分かれなく地下茎伸びている等で区別 オオイタドリ Polygonum sachalinenseタケノコのように出てきた芽は食用(高さ20 cm位で渋く食不適)含シュウ酸 → 茹でて水に良く晒す 山歩きで、喉が乾くと茎を少量かじる程度なら、水分・酸味補給によい 至る所に生息 カタクリ Erythronium japonicumデンプン (starch) |
ギョウジャニンニク(アイヌネギ) Allium victorialis ssp. platyphyllum北海道ポピュラー(販売されるが栽培聞かず企業的採取か) = 乱獲注意栽培できるようになったらしい 発芽後6年間 = 1枚葉 → 7-8年 = 2枚葉 → 10年 ≈ 開花茎赤身帯び、折ると滑りとニンニク臭[識別容易] = ネギ・ニラと同様の料理に使える + 生食も可 → 生で味噌をつけ食べるのは、酒の肴に良い → 口臭抜けない → 全員で食べるのが礼儀 スイバRumex acetosa・ヒメスイバ Rumex acetosellaタラノキ(タランボ) Aralia elata
芽は山菜の王様と言われる ニリンソウ(フクベラ) Anemone flaccida無味無臭 → 熱を通せば、どうやっても食べられる。トリカブトを誤食する事故が結構あるので注意 ベカンベ Trapa japonicaヒシの実マタタビ Actinidia polygama黄熟した実を熱湯にくぐらせた後乾燥 → 中風、リューマチ生果を塩漬け → 疲労回復、強壮 ヤブマメ Amphicarpaea bracteata ssp. edgeworthii var. japonicaマメを茹でて食べる。集めるには根性必要 - 煮込みや混ぜご飯ユキザサ(アズキナ) Smilacina japonica群生するが乱獲情報聞かない嫌みなく甘味あり柔らかい。持ち味を生かした料理をして食べたい ニセアカシア Robinia pseudoacaciaこれは山菜なのか花のテンプラ → トイレ消臭剤の匂いしか感じないので自分は好きではないが |
Def. 毒 poison: 生物に負の影響を与える全ての化学物質 Def. 毒素 toxin: 生物由来の毒 Def. 類毒素(変性毒素) toxoid: 毒素を処理し毒性失わせ抗原性残したもの ☛ 必須微量元素 有毒物質 toxic materialsレスポンシブルケア responsible care主要国化学工業団体合同活動 → 日本: 化学工業協会参加化学物質開発から製造・使用・廃棄に至る全過程において安全性、健康影響、環境影響、及びこれらに対する対策等を行う活動 有害物質≈ 有害金属 + 有害元素Pb (鉛, lead) 軟質金属。水道管、ガス管、鉛蓄電池等に使用 発生源: 鉛精錬、化学工場、ガラス製品製造工場、自動車排出ガス、鉛蓄電池工場、メッキ工場 毒性: 急性より累積的毒性 大量摂取 = 急性中毒 → 腹痛、嘔吐、下痢等 + 激しい胃腸炎等による死亡例 Cr (クロム, chrome/chromium) ☛ 微量必須元素 空気・湿気に対し極めて安定した硬金属。日用品、装飾品等に広く使用 3価クロム Cr3+: 毒性問題にされない 6価クロム Cr6+
大量摂取 → 嘔吐、腹痛、尿量減少、痙攣、昏睡、尿毒症 → 死亡例 |
As (ヒ素/砒素, arsenic): 窒素族元素 = 黄色・灰色・黒色3種(常温固体) 化学的性質はリンに似る 化合物強毒性 → 殺虫剤・薬剤 + 合金・半導体
三酸化ヒ素(亜砒酸): 強毒性 - 江戸時代「鼠取薬」(殺鼠剤) 1920-1941, 1955-1962 土呂久砒素公害: 亜ヒ焼き - 亜砒酸製造 水質汚濁: 蓄積による慢性中毒
知覚障害、皮膚青銅色化、浮腫、皮膚角質化、腹痛、嘔吐、肝臓肥大、肝硬変、貧血 腐卵臭もつ無色有毒気体。石油精製工場等が主発生源 粘膜刺激、神経麻痺、頭痛、意識不明等 300-500 ppmでは1時間以内で死亡する危険 毒性判断ダイオキシンの場合毒性等価係数 toxic equivalency factor, TEF: 異性体中で最も毒性強い2,3,7,8-四塩化ジベンゾーパラージオキシン(2, 3, 7, 8-TCDD)毒性 = 1→ 各異性体の毒性を比で表す 毒性等量 toxic equivalency quantity, TEQ: 国際的ダイオキシン類毒性評価に使用 2,3,7,8-TCDD = 1 → 他種類ダイオキシン毒性を換算 TEQ = 各物質濃度にこの毒性等価係数を乗じた値の総和 |
日本三大有毒植物 (the major poisonous plants)• トリカブト類 (Aconitum spp.) |
• ドクゼリ (Cicuta virosa) • ドクウツギ (Coriaria japonica) |
Aconitum spp. トリカブト類Cicuta virosa ドクゼリ全草に多くのポリイン polyyne 化合物/ 果実に精油猛毒成分はシクトキシン cicutoxin (学名) 痙攣毒で重荷中枢神経系に作用 → 強直性痙攣 + 呼吸困難等 → 死亡 Actaea asiatica ルイヨウショウマChelidonium majus var. asiaticum クサノオウConium maculatum ドクニンジン poison hemlock/spotted hemlock葉・果実中にコニイン coniin 等 (学名) アルカロイド含む強毒性 - 中枢神経や運動神経末梢を麻痺させ、呼吸困難起こし死に至る ソクラテス → 仰ぎ獄死(真偽確認必要) Coriaria japonica A. Gray ドクウツギ有毒成分: コリアミルチン coriamyrtin (学名)、ツチン等中毒症状: 悪心、嘔吐、全身硬直、口唇紫変等 葉小量で人間致死量 - 危険性高 Datura metel チョウセンアサガオ花・種子・葉に有毒成分トロパンアルカロイド、ヒヨスチアミン、アトロピン等副交感神経抑制作用、中枢神経興奮作用 アトロピン、スコポラミン抽出原料に利用 高さ1 m程 花期夏-秋 |
Digitalis purprea キツネノテブクロ葉に強心配糖体、フレグナン配糖体等含む。強心作用あり毒性強Disporum sessile ホウチャクソウ若芽に有毒成分 (しかしだねー)Papaver somniferum ケシ opium poppy未熟果 = アルカロイド含む。鎮痛・麻酔薬同一未熟果から3-4回採取できるが1回分泌量は0.4-0.7 g 成熟に従いアヘン分泌しなくなる 原産ヨーロッパ南東部。越年草で高さ50-170 cm アヘンopium = 未熟果に切傷入れ乳液を竹べらで集める → 竹皮に広げ天日干か60度以下火力乾燥
習慣性強く中毒起こしやすい Phytolacca esculenta ヤマゴボウ Indian poke根と果実に有毒成分 - 食べると下痢等を起こした末、痙攣し死亡Ranunculus japonicus ウマノアシガタScopolia japonica ハシリドコロ全草(特に地下部) - トロパンアルカロイドSolanum nigrum イヌホオズキVeratrum album バイケイソウXanthium occidentale オオオナモミリノール酸 linoleic acid、カルボキシアトラクテロシド carboxyatractyloside |
[本草学史]
漢方(医学) traditional Chinese medicine, TCM = 中国医学 + 東洋医学(漢方医学) + 韓医学 (区分は処方と合わない) 漢方医 Chinese (medicine) doctor ≈ herb doctor 処方: 漢方医学(薬物療法) + 鍼灸医学(物理療法)
漢方薬 oriental herb 薬草学 (herbal medicine)薬用植物 medicinal plant: s.l. 薬用に用いる植物 (生・加工・抽出を問わない)
s.s. 日本薬局方に収載されている植物(菌類含む) 芳香性薬草 aromatic herb 薬草調合物 herbal concoction 薬草調合剤 herbal preparation 薬草エキス herb extract 身近な野菜で胃腸薬となる食材
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耳鳴り (tinnitus)聴力検査 audiometry発症原因多様: 中耳炎や神経症を併発 - さらに完治困難 血管性: 耳に拍動伝わる ≈ 高血圧・高血圧神経症 - 漢方薬でかなり抑制 柴胡加竜骨牡蠣湯、黄連解毒湯、加味逍遙散、桂枝加竜骨牡蠣湯 - 竜骨・牡蠣が入ったもの 中耳筋肉痙攣芍薬甘草湯 更年期: 更年期神経症、更年期障害 → 全身的 - 漢方薬でかなり抑えられる加味逍遙散、柴胡加竜骨牡蠣湯 耳鳴り + 肩凝り葛根湯、桂枝加葛根湯、桂枝茯芩丸 老人性 (腎虚) - 完治困難八味地黄丸、牛車腎気丸、六味丸、(+ 桂枝茯芩丸、当帰芍薬散、香蘇散) 難聴: さらに治癒困難釣藤散 植物以外の漢方薬まむし酒ミネラルオーター 発酵乳 |
(s.l.) 応用科学: 第一次産業向上(= 農業 + 林業 + 水産業 + 畜産業)
+ 生産に関連した社会科学、環境科学 農学史 (history of agriscience)日本 (Japan)≈ 10c. 中国 → 遣唐使 Ex. ナス、ネギ、カラシナ、エンドウ、ゴマ、キュウリ≈ 160c.後半 西洋 → 南蛮船 Ex. タバコ、サツマイモ、カボチャ、スイカ 1832 佐藤信淵 「草本六部耕種法」 利用部位から作物区分: 根(直根、円根、横張、攅簇)、幹、皮、葉、花、実 明治維新: 西洋近代的農業技術・知識導入 - 農業生産拡大目指す
富国強兵 + 殖産興業 ⇒ 生糸・茶等主要輸出品勧農政策 Ex. カリフラワー、キャベツ、アスパラガス 1865 吉田愛五郎: 神奈川奉行指定菜園作り外人に貸与 Ex. キャベツ、ジャガイモ、トマト、イチゴ、サヤエンドウ、ビート 1869 民部官開墾局設置 → 廃止 →1870 民部省勧農局: 開墾、種芸、養蚕、編集、雑務の5課 - 1871廃止 → 1871 大蔵省勧業司 → 勧業寮 → 勧農寮 1872 内藤新宿試験場(現 新宿御苑): 牧畜園芸改良目的に設置 1872 青山官園設置 - 北海道への作物導入中継所 (1876 農業試験場改称) 米国系西洋野菜・果樹導入 1874 農業博物館食料生産形態食料生産 = 農耕と家畜飼育の発明によって開始(s.s.)生計活動狩猟・採集・漁労: 自然界生物直接獲得 = 対象動植物増殖調整不可農耕・家畜飼育: 動植物成育調整 = 食料生産 → 「第一革命」(Child 1936) 狩猟採集民太古の人類至福時代: 狩猟採取のみで十分食料確保 → 農耕不要?農耕の起源 origin of agriculture1950年代: 世界に複数の農耕起源地存在明らかとなる貯蔵性: 水分含有量に規定される貯蔵性・輸送性の違いが人間の適応にとって重要で、貯蔵性が高いムギ類、イネ、トウモロコシは余剰生産をあげやすく古代文明成立の基盤となる 1万年以上前 マレー半島: 根栽農耕文化主作物 = 根茎類、バナナ。家畜動物 = 主にブタ 1万年以上前 中国長江流域: イネの栽培化の起源地か水田耕作跡 |
9000年前 古代オリエント: 麦類を主作物とする地中海農耕文化
家畜: 搾乳・耕作運搬利用 → 両者可 = ウシ類、搾乳可 = ヤギ・ヒツジ類 ミレット millet (s.l.)と総称される小穀類が主作物 + 旧大陸 = 3系統 (中尾 1966): ステップ-森林ステップ → 灌漑水豊富根栽農耕文化: 東南アジア熱帯林 Ex. ヤムイモ、タロイモ、バナナ
無種子農業(栄養繁殖による増殖)、倍数体利用、マメ・油糧欠く 家畜を欠く 地中海農耕文化 Ex. 一年生冬作物(コムギ、オオムギ)家畜豊富(ヤギ、ヒツジ) → 酪農発達 + 新大陸農耕文化圏
トウモロコシ(ユカタン半島) 作物起源 origin of cropsVavilov NI (1887-1943, Russia)1920 平行変異説 1940 遺伝子中心説: 作物変種最多(遺伝的変異)地域 = 起源となる中心地 1次的遺伝子中心(原産地域) → 2次的遺伝子中心(品種改良地域) (食料)自給率 food self-sufficiency自国食料供給に対する国内生産割合品目別自給率: 重量で計算できる = 国内生産量/国内消費仕向量* * = 国内生産量 + 輸入量 - 輸出量 - 在庫増加量(+ 減少) Ex. R3小麦: 109.7万t/642.1万t × 100 ≈ 17% 総合食料自給率: 食料全体で統一された基準単位必要カロリーベース総合食料自給率: 各品目をエネルギーに換算 = 国内生産熱量/総供給熱量 生産額ベース総合食料自給率= 国内生産額/総食料供給生産額 食料国産率: 畜産業 = 輸入飼料多用 → 飼料自給率無視(政府の都合)
カロリーベース食料国産率 R3 47% = 純国内産飼料生産量/飼料需要量 R3 25% |
Def. 食物 food plant: 食べられる物 (≈ 食品、食料) ⊂ 作物 Def. 作物 crop plant, s.l.: 農業利用に繁殖成育を管理する植物
Ex. ソバ: 畑 - 作物 ↔ 逸出 - 作物ではない(雑草) Def. 馴化 domestication ≈ 栽培化・家畜化 (≠ 馴化 acclimation)
進化の一つとみなす人もいる (ま、誤解だろう) 品種群: 類似品種をまとめたもの 農作物 agricultural crop食用作物 food crop: 主に食用となる作物 → 圃場(耕種)作物(≈ 作物, s.s.)工芸作物 industrial crop: 工芸・工業原料
糊料作物: 貯蔵デンプン等を利用 Ex. サツマイモ、コンニャク 緑肥作物 green manure crop: Ex. マメ科 園芸作物 horticultural crop= 花卉 + 野菜 + 果樹花卉(観賞作物) ornamental Ex. キク・シダ類 (観葉作物) - 品種多 野菜 vegetable
果菜類 fruit vegetable: キュウリ、ナス、ソラマメ |
果樹 fruit tree (主に木本): リンゴ、ミカン、ブドウ + ナッツ(クリ, アーモンド) [ pH ] 表. 作物に適した土壌pH5.0-5.5 果樹: Vaccinium uliginosum, Ananas comosus, Castanea crenata他: 茶 5.5-6.0 野菜: 生姜、大蒜、馬鈴薯、ラッキョウ、甘藷
果樹: 梨、林檎 小蕪、蕗、蓮根 他:Oryza sativa, Trifolium pratense、エン麦、稗 6.0-6.5 野菜:アスパラガス、パセリ、小豆、春菊、インゲン、西瓜、カリフラワ、
独活、枝豆、スイートコーン、ピーマン、セロリ、空豆、オクラ、
花卉: シクラメン、ゼラニウム、薔薇、フリージア、ポインセチア、百合 他:Medicago sativa, サトウキビ、テンサイ 作付(栽培)面積 planted area (s.l.)作付面積 planted area (of crops), (planted) acreage (s.s.)栽培面積 growing area (s.s.) 作付延べ面積 aggregate planted area of crop 用途区分別作付面積 planted area classified by utilization 不作付面積 unplanted area 夏期全期不作付面積 unplanted area during all summer season 虫害・病害対策: 品種改良・植物防疫・栽培方法改良(Ex. 天敵導入) |
栽培植物 cultivated plant: ヒトが育てる植物 Ex. 耕作、植付、除草、防除
野生型 → 栽培型
非脱落(脱粒)性 (オオムギ: 1遺伝子が関与) 連作障害 replant failureDef. 同一作物を繰り返し同じ畑に作付けすること連作障害: 連作により作物生育低下、病害虫発生等が起こり、作物収量、品質が低下すること
起こり易い植物: ナス、トマト、スイカ、エンドウ 原因土壌中特定栄養分のみが多量消費 → 土壌栄養欠乏微生物相が連作植物特有のものに変化 → 有害生物の場合に連作障害 土壌単粒化 → 排水性低下 有害物質蓄積 → 連作植物、土壌生物から供給される
Ex. ナス科植物 – アルカロイド蓄積 輪作Def. 同じ土地に、異なる作物を一定順序で循環して栽培する方法ヨーロッパにおける輪作形態 二圃式: 休閑 → 秋まきコムギ → … 三圃式: 春まきオオムギ → 一部休閑・一部作付* → 秋まきコムギ → … *: クローバ、ジャガイモ、マメ等 |
ノーフォーク式: 春撒オオムギ → マメ* → 秋撒コムギ → カブ →…
* 根粒菌: 窒素増加 + カブ: 根茎発達させ、作土を深くする → 高生産性 促成栽培 forcing culture収穫(出荷)時期をずらす栽培方法促成栽培: 通常の収穫・出荷時期より早く収穫・出荷 Ex. 温室栽培
促成栽培 種子発芽 (seed germination)後熟2-3カ月: ホウレンソウ、シュンギク、レタス、ニンジン1-3カ月: ダイコン > 3月:__ゴボウ 種子保存 種子寿命は種類・貯蔵条件で異なるが、3-4年までに使用するべき1年以内: ネギ、タマネギ、ニラ、ミツバ、ラッカセイ 播種用種子の保存方法
1. 乾燥剤(シリカゲル、生石灰等)を通気性のある袋に入れる 必要があれば缶と蓋の隙間をテープで密封する 4. 低温(冷蔵庫の野菜室等)で使用まで保管 ⇒ ジーンバンク Genebank1985 農研機構: (作物)ジーンバンク事業開始
種子保存条件: -1°C, 湿度30% |
日本原産作物
タデ(類) Polygonum spp. ウド Aralia cordata オカヒジキ Salsola komarovii 食用ユリ オニユリ Lilium lancifolium コオニユリ Lilium leichtlinii ヤマユリ Lilium auratum サンショウ Zanthoxylum piperitum ジュンサイ Brasenia schreberi セリ Oenanthe javanica 多くは遺伝的分化に乏しい (現在も)山菜として利用多 → 改良試みられない → 品種少 ソラマメ Vicia faba L. ダリア Dahlia spp.: (古)食用・薬草 ハブ茶: 波布草種子を炒って茶の代わりに飲む – 健胃、解毒 detoxifying
エビスグサ Senna obtusifolia (L.) H. S. Irwin et Barneby (マメ科センナ属) Coix lacryma-jobi var. ma-yuen クコ Lycium chinense Mill
果実 = 強壮剤、クコ酒
葉薄皮を剥ぎ液をこすりつける – 虫刺され
果実 = 香辛料。根は人参に似て野菜とする。果実はカルム実と呼び、スパイスとしビスケット、ケーキ、料理等に利用。料理では特にザワー・クラフトやキャラウェーチーズの香料に使う 穀物イネ (稲, rice) Oryza sativa L.ムギ (麦) コムギ (小麦, wheat) オオムギ (大麦, barley) Hordeum vulgare L. (ハダカムギ var. nudum) エンバク (燕麦, oat) Avena sativa L. ライムギ (黒麦, rye) Secale cereale L. ライコムギ (triticale) |
香草ウマゼリ(馬芹) cumin, セリ科: 種子 - 独特の強芳香と若干の辛味苦味香味がカレー粉やチリパウダー(唐芥子原料に数種スパイス配合メキシコ風スパイス)の主成分 カレー粉、チリパウダー原料に不可欠 + チャツネ原料 + 世界各地料理 クミン特有香味 = クミンアルデヒド → 他芳香成分と混合時は食品的芳香を現す。単一では特異な香り 古代エジプト薬用植物一覧表にある - ミイラ保存用防腐剤 = クミン、アニス、マジョラム、シナモン 牧畜 (作物ではないが)牧草 hay種類: パリパリした乾草 crisp hay Ex. チモシー, 塩生草類の乾草 salt hay藁 straw 乾草の梱(梱包) bundle of hay (束, 俗) 乾草の列 windrow 乾草をかき集める rake the hay 乾草を作る人 haymaker 乾草切り hay knife 乾草調製機 haymaker 乾草箱 haybox サイロ silo農産物、特に家畜飼料の倉庫 → 乾草ロール考案されほぼ不要飼料作物に付着する乳酸菌作用 → 飼料が嫌気的条件下で発酵 → pH下げカビ等による腐敗防ぎ長期間保存可能 酸欠となるため窒息に注意 サイレージ silage: サイロで保存された飼料作物1. 施設型: こちらのみを指すことも多い
塔型サイロ (Ex. タワーサイロ):
ラップサイロ (Ex. ロールベール) 寒冷紗 cheesecloth, super荒く平織で織り込まれた薄布: 播種後の乾燥防止や温度調整 + 直射緩和掛けたまま散水できる 黒: 遮光率50%、遮光・遮熱効果高 → 夏季に作物乾燥防止白: 遮光率20-30%、保温・凍霜害防止 |