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(2023年10月8日更新) [ 日本語 | English ]

イグサ科 (Juncaceae Juss.)






有珠山 / サロベツ泥炭採掘跡
1986年, 2006年の有珠山火口原. ワタスゲ・エゾカンゾウ

ユリ科 → イグサ科(風媒花) → カヤツリグサ科

[ エングラー体系 (Engler's syllabus)| 植物分類学 ]

1. 葉は無毛。子房は1室又は3室で種子は多数。葉鞘は開裂し、葉耳がある ___ Juncus (イグサ)

1. 葉は少なくとも一部に毛がある。子房は1室で種子は3個。葉鞘は縁が合して筒となり、葉耳はない ___ Luzula (スズメノヤリ) (北村他 1964)

イグサ (Juncus L.)


1. 花に小苞ある

2. 茎に普通の葉なく、葉鱗片状となり茎下部につく。最下苞は直立し茎の延長の様に見え、花序は側生の様に見える

3. 花2-5個、暗茶褐色。最下苞は花序と同長か僅かに長い ___ J. beringensis Buchenau ミヤマイ
3. 花序には多数の花がつき、最下苞は花序より遥かに長い

4. 果実3室に分かれ、緑褐色。雄蕊は3個(稀6個) ___ J. effusus L. var. decipiens Buchen.
4. 果実1室で3隔膜がある

5. 雄蕊3個、果実緑褐色 ___ J. setchuensis Buchenau ホソイ
5. 雄蕊6個、果実褐色-黒褐色

6. 地下茎細、節間短。果実褐色。1/2-1/3 ___ エゾホソイ
6. 地下茎太、節間長。果実茶褐色-黒褐色。葯 > 花糸 l

7. 果実は長卵形で長さ約4 mm、葯は長さ花糸の3倍。茎はやや扁平で捻れる ___ J. fauriei H. Lev. et Vaniot イヌイ
7. 果実は倒卵状長楕円形で長さ5-6 mm、葯は花糸と同長。茎は円く捻れない ___ J. haenkei E. Mey. ハマイ

2. 茎に普通の葉があり、葉は扁平又は上側が凹み、花序は頂生

3. 1年草。果実3室に分かれる ___ J. bufonius L. ヒメコウガイゼキショウ
3. 多年草。果実1室で3隔膜がある

4. 花被片は鈍頭で果実より短い。葯は花糸とほぼ同長 ___ J. gracillimus (Buchenau) V. I. Krecz. et Gontsch. ドロイ
4. 花被片は鋭尖頭で果実より長い。葯は長さ花糸の約1/2

5. 葉耳は薄い乾膜質で大きい ___ J. tenuis クサイ
5. 葉耳は軟骨質で小さい ___ アメリカクサイ

1. 花に小苞ない

2. 花序は単一の頭花からなる。葉は糸状又は針状で幅1 mm以下、茎の下部だけにあり、走出枝はなく、高さ15 cm以下の小型草本

3.高山砂礫地に生え全体やや硬くて直立。花濃褐色-黒褐色。葉針状で茎より遥かに短い ___ タカネイ
3. 深山の岸壁に生え全体軟弱。花淡緑色。葉糸状で扁平、茎と同長又はやや長い

4. 花被片線形、花糸は花被片より少し短い ___ イトイ
4. 花被片狭披針形、花糸は花被片より少し短い ___ エゾイトイ

2. 花序分枝し数個-多数の頭花からなる複生花序作る

3. 葉は前後に扁平で明らかな葉耳がない。地下に長い走出枝出す。頭花2-3個

4. 花被片3.5-4 mm l、果実楕円形凹頭で4-4.5 mm l、全体微細な凸起がありざらつく。種子0.6-0.7 mm l ___ セキショウイ
4. 花被片5-7 mm l、果実長楕円形、急に細くなり凸頭、6-9 mm l。全体平滑。種子両端に尾状凸起があり2.5-4 mm l ___ J. castaneus Smith クロコウガイゼキショウ

3. 葉は円筒状又は左右より扁平で、小さくとも明らかな葉耳があり、通常隔壁目立つ

4. 種子両端に長い尾状凸起あり2 mm l内外

5. 雄蕊6個。頭花通常2-3個からなり、やや大型 ___ ミヤマホソコウガイゼキショウ
5. 雄蕊3個。頭花やや小型 3-多数

6. 外花被片披針形鋭頭、内花被片やや鈍頭 ___ ホソコウガイゼキショウ
6. 外花被片卵状披針形鈍頭、内花被片やや鋭頭 ___ ホロムイコウガイ

4. 種子に尾状凸起ない

5. 頭花は黒褐色または濃褐色

6. 茎は円筒形で翼はない。頭花通常1個 ___ エゾノミクリゼキショウ
6. 茎は扁平で少し翼がある。頭花2-5個 ___ ミクリゼキショウ

5. 頭花は淡緑色-黄褐色

6. 茎は円筒形で翼はない。頭花多数

7. 茎は円くて単管質、隔壁明瞭、茎直立し、果実は花被片より少し長い。頭花は多数の花からなる

8. 雄蕊6個、地下茎は横走し、茎は疎らに直立。頭花の中の各花は上向きにつき、あまり開出しない ___ J. krameri Franch. et Sav. タチコウガイゼキショウ
8. 雄蕊3個、地下茎極短く、茎は株立ちとなる。頭花の周辺の花は開出して横-やや上向き ___ J. wallichianus Laharpe ハリコウガイゼキショウ

7. 葉は扁円形で単管質、茎は叢生し、果実は花被片より著しく長く、頭花は2-3個の花からなる ___ J. papillosus Franch. et Sav. アオコウガイゼキショウ

6. 茎は扁平、葉も左右から扁平で多管質

7. 雄蕊6個、茎に広い翼。葉2-5 mm w ___ ハナビゼキショウ
7. 雄蕊3個、茎には極狭い翼

8. 葉2-5 mm w、花は果実と共に5-6 mm l、果実の先は漸尖

9. 頭花は多数あり、星状に花を粗生 ___ ヒロハノコウガイゼキショウ
9. 頭花は少数(通常数個)、球状に花を密生 ___ タマコウガイゼキショウ

8. 葉1.5-2.5 mm w、花は果実と共に4-5 mm l。果実の先は急に細くなって嘴となる ___ J. prismatocarpus R. Br. コウガイゼキショウ

スズメノヤリ (Luzula DC.)


1. 葉は鈍頭で細く、上方に溝ある。花序傾き彎曲し、花は小花柄の先に1-数個つく。種子に種枕なく糸状体ある ___ クモマスズメノヒエ
1. 葉先硬く鈍頭、扁平で溝ない。花茎直立し小花柄彎曲しない

2. 花は1個づつ小花柄の先につき、種子には種子とほぼ同大の種枕がある

3. 花被片2-2.5 mm l、通常赤褐色、果実2.5 mm l。葯は花糸より遥かに短い ___ ミヤマヌカボシソウ
3. 花被片3-3.5 mm l、果実3-4 mm l

4. 葉2-5 mm w、叢生して株を作り殆ど走出枝ださない。花糸は葯と同長-やや長い。花被片は淡赤褐色 ___ L. plumosa E. Mey. ヌカボシソウ 4. 葉2-10 mm w、通常短い走出枝だす。花糸 ≤ 葯 l。花被片は通常濃赤褐色 ___ クロボシソウ

2. 花は頭状に集合する。種枕は小さい

3. 花序は通常1(稀2-3)個の大型の頭花を作る。種枕は種子の約半長 ___ L. capitata (Miq.) Miq. ex Kom. スズメノヤリ
3. 花序は数個の長柄のある頭花に分かれる

4. 種子広楕円形、種枕大きく種子の約1/2の長さ。頭花はやや大型、花は果実と共に2.5-3 mm l ___ L. multiflora (Ehrh.) Lejeune ヤマスズメノヒエ
4. 種子楕円形、種枕小さく長さ種子の1/3以下か殆どない。花は果実と共に長さ2-2.5 mm

5. 小型の数個の頭花に分かれ、各頭花は長柄がある。通常果実は花被片より長い

6. 花通常濃褐色-黒褐色、葯は花糸の約半長、種枕は殆どない ___ タカネスズメノヒエ
6. 花通常緑褐色-濃褐色、葯は花糸とほぼ同長、種枕は小さいが明瞭 ___ オカスズメノヒエ

5. 頭花はやや大きく柄が短くて互いに接近する。通常果実は花被片より少し短い ___ ミヤマスズメノヒエ

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