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(2021年9月2日更新) [ 日本語 | English ]

マンサク科 (Hamamelidaceae R.Br., nom. cons.)






有珠山 / サロベツ泥炭採掘跡
1986年, 2006年の有珠山火口原. ワタスゲ・エゾカンゾウ

[ エングラー体系 (Engler's syllabus)| 植物分類学 ] 満作科
Corylopsis Siebold et Zucc. (トサミズキ)
Disanthus Maxim. (マルバノキ)
D. cercidifolius Maxim. (マルバノキ)
Distylium Siebold et Zucc. (イスノキ)
D. racemosum Siebold et Zucc. (イスノキ)
Hamamelis Gronov. ex L. (マンサク)
H. japonica Siebold et Zucc. (マンサク)
H. mollis Oliv. (シナマンサク)
Liquidambar L. (フウ)
L. formosana Hance (フウ)
L. styraciflua L. (モミジバフウ)

マンサク (満作, Hamamelis Gronov. ex L.)


シナマンサク (H. mollis Oliv.)

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昭和11(1936)年中国廬山植物園から種子で導入し、昭和16年2月8日にこの地に植栽した記録が残る。上原啓二著【樹木大図説】には「マンサク中の最優品の一つ(中略)日本には京都植物園にあり。」と記載され京都府立植物園を代表する樹種の一つ。

マンサク (H. japonica)

アテツマンサク (var. bitchuensis)
分布: 日本 本州、中国地方、四国(愛媛県)
平成20年11月11日岡山県新見市から、阿哲郡を含む広域市町村合併に伴い、市の発展を記念する樹木として、小石川植物園に寄贈して頂いた。
アテツマンサクは、牧野が、1914(大正3)年8月5日新見市黒髪山にある青龍時旧本堂近くの株からタイプ標本を作り、新種アテツマンサクと命名した樹である。(新見市指定天然記念物 昭和44年9月25日指定)
名前の由来となる「阿哲郡」は、石灰岩地が発達したアジア大陸に共通した特異な植物群が見られることが知られ、古くから植物地理学的に注目されている地域である。

2017年3月16日 小石川植物園

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