(2017年9月7日更新) [ 日本語 | English ]
有珠山 / サロベツ泥炭採掘跡
1986年, 2006年の有珠山火口原. ワタスゲ・エゾカンゾウ
事前にガイダンスがあるので履修者は必ず出席すること。
全学部の1年生を対象に、胆振地方の北大のユニークな3つの地方施設(洞爺臨湖実験所、室蘭臨海実験所、苫小牧研究林)で行われているフィールド研究・実験を学び、ここで暮らす人々と湖・火山・海・森林などとの関わりを実際に体験してもらうことを目的に、「宿泊体験教育」を企画しました。 [ 日程 | 注意事項 ] 2000年噴火で形成された珠ちゃん火口(K-2)とその周辺を有くん火口(K-1)から見たところ。(下の写真は2010年の球ちゃん火口。2012年には8月22日には溜り水はなかった)。これまでは、毎年、歩くことができた(ただし、2012年は予定外のルートを歩く)。 有珠山は、火山噴火後の遷移の様子を体験するのに適しており、多くの遷移研究がなされている。特に、永久調査区法を用いた長期生態学研究を行っている点に特色がある。 それが一つの理由となって、2009年にジオパーク (GeoPark)に登録された。 |
2005年に実習で歩いた有珠山 |
基本的な日程は以下の通り。時間・天候等により変更あり。* 2016年からガイダンス時に徴収
行程 内容 (準備) 1日目 08:45 高等教育機能開発総合 センター(旧教養)前集合 リーダー指名 (集金*・名札・座席表) 09:00 旧教養発 教員自己紹介 (道央自動車道経由) 学生他己紹介 オリエンテーション 特に見学外時間と発表 アイスブレーキング(バス中) 例: 使用済割箸利用法 火山灰利用法 シャケ骨利用法 11:30 室蘭臨海実験所着 質問適宜(以下同) フィールドでの海藻採集 昼食は皆で 標本作成/電子顕微鏡観察 15:00 室蘭臨海実験所発 グループ発表テーマ提示 確認・質問 ディベート 16:00 大滝セミナーハウス着 18:00 夕食 19:00 グループ発表(目的説明) グループ学習法 + 評価 宿泊 KJ法·ブロック等 2日目 09:00 大滝セミナーハウス発 10:00 洞爺湖臨湖実験所着 洞爺湖観察 プランクトン観察 ヒメマス解剖実習 洞爺湖透明度測定 (天候次第) 15:00 洞爺湖臨湖実験所発 16:00 大滝セミナーハウス着 18:00 夕食 19:00 グループ発表 3日目 09:00 大滝セミナーハウス発 10:00 有珠山着 有珠山噴火口観察 植生回復の観察 15:00 有珠山発 16:00 大滝セミナーハウス着 18:00 夕食 19:00 グループ発表 21:00 懇談会 (飲物・茶菓子) 4日目 09:00 大滝セミナーハウス発 (国道276号) 10:30 苫小牧研究林着 森林植生観察 13:00 苫小牧研究林発 13:20 ウトナイ湖着 ウトナイ湖野鳥観察 湿原観察 14:50 ウトナイ湖発 質疑応答 学生 フィールド大体験 教官 これまでの大発見 まとめと連絡 16:00 旧教養帰着解散 レポート課題 |
注意事項
緊急時の連絡先
北海道大学室蘭臨海実験所 おまけ実際の調査では、いろいろな野外調査道具 (field equipment)が必要となります。そのような実習(通称エコパン)も行っています。また、植物好きな学生は、植物図鑑 (plant taxonomy)を携行するとよいでしょう。洞爺湖の湖水酸性化
1911年 幌別公然採鉱開始 グループ発表課題例 (2016)
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