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(20**年10月8日更新) [ 日本語 | English ]

ブナ科 (Fagaceae Dumortier)






有珠山 / サロベツ泥炭採掘跡
1986年, 2006年の有珠山火口原. ワタスゲ・エゾカンゾウ

[ エングラー体系 (Engler's syllabus)| 植物分類学 ]

[Engler's syllabus (エングラー体系)]
落葉/常緑高木(稀低木)
雌雄同株
殻斗
クリ (Castanea L.)
シイ (Castanopsis (D. Don) Spach)
ブナ (Fagus L.)
ブナ F. crenata Blume: 極相種
マテバシイ (Lithocarpus Blume)
コナラ (Quercus L.)

クリ (Castanea L.)


日本自生1種: C. crenata Sieb. et Zucc. (クリ)
シバグリ/ヤマグリ (柴栗/山栗): 実が栽培品種に比べ小さい - 栽培品種原種

縄文時代から食用とされた自生栗 - 現在でも、山野に自生

相馬神社御神木

コナラ (Quercus L.)


北海道コナラ属3種: まずは、これらを覚えよう。巨木(giant tree)が多い。なお、これら3種のみが在来Quercusでは落葉樹
カシワ Q. dentata

北海道の代表的海岸林 (内陸性カシワ林もある)

コナラ Q. serrata

北限美唄
渡島駒ヶ岳山麓ではミズナラ・コナラ混生

ミズナラ Q. mongolica var. grosseserrata

ミヤマナラ var. undulatifolia Kitam. et T. Horik., excl. basion.

多雪地雪崩斜面 - 幹は斜面を匍匐
ミズナラに比べ葉・果実小型

leaf
A: カシワ. B: コナラ. C: ミズナラ

和名カシワコナラミズナラ
*12-52 cm≈ 10 cm7-15 cm
葉形倒卵形で先円いやや細長倒卵形で先尖る倒卵状長だ円形で先尖る
葉柄≈ 0 cm5-15 mm≈ 0 cm
葉縁円い波状鋭鋸歯鋭いかやや丸い
葉表面ざらつく
冬季葉翌春新緑の頃まで枯れて残る落ちる落ちる
殻斗長毛短突起短突起

*: 地域差大(ミズナラの例)

Q. mongolica var. undulatifolia (Leveil.) Kitamura et Horikawa ミヤマナラ: 葉長 6-9 cm。本州・九州(霧島)・済州島

→ 種間雑種多

ブナ (Fagus L.)


ブナ (F. crenata Blume)
ブナ林
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