(2004年4月11日更新. 2017年5月5日編集) [ 日本語 | English ]
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カラマツ属 (Larix Mill.)分布: 北半球亜寒帯・中緯度高山生息地: 先駆性陽樹 - 林床明るい ☛ 渡島駒ヶ岳のカラマツ (フロラ: 有珠山, 駒ヶ岳), 菌根菌 枝: 長枝・短枝カラマツ (Larix kaempferi (Lambert) Carriére) 利点: 松脂多く腐食しにくい 新材(鉄パイプ等)に置きかわり伐期に入ったカラマツ林が多いが採算面から伐採控え、カラマツ林業は危機。園芸種利用もされる 欠点: 成長早い → 繊維ねじれ、木部が多く細胞間隙も大→ 材: 足場、土台、矢倉、杭木程度に利用 植林: 日光戦場ヶ原、男体山、長野八ヶ岳、上高地、木曾御岳等が有名 |
• グイマツ (L. gmelinii) • チョウセンカラマツ (L. olgensis) |
ニホンカラマツの自生北限は、東北地方であり、北海道においてカラマツは国内帰化植物である。しかしながら、写真を見て分かるように、今や、駒ヶ岳山頂部はカラマツ林と化している。
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駒ヶ岳を背景に。[1] 2001年10月、赤坂. [2] 2001年夏、Jon Titus. [3] カラマツの幹、枝. [4] 球果・枝・葉. [3] 短枝(spur shoot). 2017年5月1日. [4] 2009年7月9日. この年は、成りが良かった
キーワード: 生物学的侵入 biological invasion, 帰化植物 exotic plant, 促進作用 facilitation
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図. カラマツの根より得られた外生菌根 ectomycorrhizae. M: マントル. サンプルは、駒ヶ岳南西斜面にて採取
中国長白山東部泥炭地における伐採を受けたカラマツ(Larix olgensis Henry)林の様相新潟大学大学院自然科学研究科,露崎史朗 摘 要 |