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心理学とは (英 psychology, 独 Psychologie = 心の原理を探る学問 語源 ギリシア語: φυχη (プシケ, 蝶) + λογ (ロゴス)
蝶 = ギリシア神話の娘 → 心 → 移り変わるもの ≠ 再生(意識的記憶) ⇒ 電気生理学による研究 意義: 心の内容(定義)如何で心理学の意義変化 → 「心とは」巡り変遷重ねる心とは!0. 「霊魂」soul, spirit古代人・未開人・小児・詩人・時に普通人の考え方 =霊魂は肉体と独立に存在する実態 substanceであり、種々なる能力を持つ
原始的霊魂信仰の基礎をなし、心霊学 psycosophy、超心理学 parasychology、遠隔感応、テレパシーtelepathy、心霊現象 spiritism、呪術現象 occultism 等の形を取る 1. 「心」そのもの心の実体は認識能力や欲求能力を持つ(精神能力分類) → 能力心理学 faculty psycology2. 「意識」consciousness19c 近世経験主義哲学から出発 "Psychology is the youngest daughter of philosophy"。経験論的立場から見れば心は直接に経験している。この意識しかない→ 意識心理学(内省心理学) consciousness psychology 19c後半: 近代自然科学の諸方により客観的に研究するのを心理学と言うようになる1879 Wundt: 実験心理学(ブント心理学) [意識の実験] = 内省法(自己観察) introspectionで研究 - 構成心理学 同様にJames: 意識の流れを研究 = 「心理学: 意識状態を記述説明する」機能主義 functionalism 『ユリシーズ』stream of consciousness - 機能心理学 → 意識の客観的研究の困難さ(意識を言葉に直し正確に語ることは難しい)と、意識概念の狭隘さとの理由で衰え、「意識なき心理学」psychology without consciousnessに進む 20c初頭: 行動主義心理学出現3. 「行動」「Behavior」(Watson 1914)先駆。心理学を行動の科学と定義し、対象を客観的観察可能observableな数量的測定可能measurableな外的行動over behaviorのみに限定し、それがいかなる[刺激stimulus, S]条件の時にいかなる[反応response, R]とし生起するかという原理・法則性を解明すべきと主張→ 行動主義behaviorism (S → R) / 新行動主義(S → O → R) 4. 「心的活動」mental activity行動と意識の表裏一体のもの。意識概念の狭隘さに対する修正としては精神分析学提唱(Freud)。心を意識しただけではなく前意識 pre-consciousness、下意識 sub-consciousnessという3層構造によると考える。全体としての心的活哲学動研究が現代心理学の任務といわれる |
5. 「人格」personality, or 「人間性」human nature更に意識も行動もある。即ち心的活動全体が必ずある。人間がそれ(心)であり、その人の「自我」に統一されているものであるから、その統合的統一形態の活動「主体」の性質natureこそ心理学研究の対象でなければならないという考え→ 人格(性)の科学としての科学こそ心理学といわれるようになってきた Ex. シュテルン(Stern W 1871-1938 独人だがナチ迫害を避け米国亡命)は、「人格」とは独特かつ固有価値を有する実在的な統一体と目標追求的goal-seekingな「自己活動性を形成しようとする存在である」と定義 定義生活態の経験(意識)と行動を支配する原則と法則を探求する実証科学positive scienceである。従って、その任務は生活態の意識と行動について予言predictionと統制controlである分野(区分例)基礎心理学basic psychology
一般心理学 general psychology: 正常な人の心理を調べたもの
教育心理学 educational psychology
能率心理学 efficiency psychology 司法心理学legal psychology
犯罪心理学 criminal psychology 災害心理学 disaster psychology 認知科学 (cognitive science)情報処理の観点から知的システムと知能の性質を理解心理学 (認知心理学, 進化心理学, 文化心理学) + 人工知能 + 言語学 + 人類学 + 神経科学 + 哲学 |
カント (Kant): 「人間が人間になるのは教育の力による」 「教育」を環境条件、経験、あるいは学習と言い換える = 「人間になる(人間生成) becoming of man」条件を知り、それを「人間にする(人間形成 forming of man)」やり方に適用することを意図 (藤野 1961)
人格 personality 行動(人間生成)研究方法A. 行動観察 behavior observation: 写真、映画,録音a) ソシオメトリーsociometry (Moreno 1942): 集団行動や個人の集団内の地位を数量的に理解する方法
C. 統計的分析 statistical analysis Ex. 因子分析 factor analysis (Spearman: CEの知能分析) 行動の過程 (人間生成の過程)行動はどうして起るのか行動 behavior生物(含植物)が外界に対し能動的に行う運動や変化を、その個体にとってもつ意味を裏付けとして行動という。個体が環境に対し全体として働きかけること(= 反射との違い)Ex. 合目的行動: 餌探索、同種間・雌雄間連絡、外敵(天敵)連絡、産卵場所選択、棲息場所選択 行動の諸相動作 action: 行動の中で外部的に表出された行動行為 conduct: 動作の中で動作前に意志決定がなされ、それが自覚されている場合(意図的動作) 活動 activity: 行動に似るが行動の方がより生物全体としての動きを表す A) 生得的行動1) 適応行動 adaptive behavior: 遺伝的・生得的個体維持・保持に適う行動a. 調整行動 adjust behavior: 環境変化に即応して可変的に示される行動 b. 条件行動 conditioned behavior: 一定刺激に対する固定的な反射(反応)が生得的にある場合、他の不関刺激によって条件付けされて成立する行動 c. 学習(性)行動learned behavior: 経験によって行動が変化する過程2) 生得(性)行動 innate behavior: 合目的な一塊の行動
Ex. 走性 taxis, reaction, 反射 reflex (stereotype) B) 学習行動a. 個体行動、伝達行動あるいは社会行動 individual behavior, communal behavior or social behaviorb. 一次行動・二次行動 primary behavior, secondary behavior 実際の野外行動個々 → 生得的か学習かを区別することは難しい 行動の種類A. あらわな行動と隠れた行動あらわな行動 over behavior: 外部から観察されうる行動隠れた行動 covert behavior: 間接にしか外部からは知り得ない行動 B. 行動の機能による種類1. 認知的行動 cognitive behavior: 感覚、知覚、統覚、幻覚等
心像・観念・概念等が刺激に応じ再生し(連想)し、それらが単純な再生以上に、分解、再構成、組合わせ、等の複雑な加工をしつつ進行(想像)したり、その加工が問題解決という一定の目的に沿うよう統制(思考)されたりする様な心の働きを一括していう。普通「知的行動」といわれ「頭の働き」とも言うもの a. 観念的行動の素材・材料
i) 知覚像 percept
ii) 残像 after-image
iii) 直感像 Eidetik(独) i) 連想 association: ある刺激に応じ、心像・観念・概念等が意識consciousnessに生起 Ex. 言語連想(一語連想) ii) 想像 imagination: 連想により次々と起こる心像や観念等が、分解・統合・組合わせ等の加工を受け、全体として新しい意味のある纏りが創り出されること。想像の傾向を知って、人格の深部を理解する方法を取る 想像を通して人格理解に至る調査方法
主題統覚検査 thematic apperception test (TAT)
思考操作: 分析、統合、比較、弁別、一般化、体系化、抽象化
R型思考 really-adaptive thinking 「現実適応的な思考」 = 科学的思考・論理的思考 |
iv) 妄想 delusion 3. 感情的行動: 感情は心を動かす動力(情動)。感情の種類-層乗的 a. 情緒(情動) emotion: 性、一時性、両極性等の特徴 Ex. 表情 (Darwin 1872): 3原理 = 有用なる連合的習慣, 対偶antithesis, 神経系統の構造 b. 自我感情 self-feeling: 心理的に構成された「自我」関与 →
情緒が複雑に組合わされた感情
審美的情操: 優雅、幽玄、淡白、渋み、いき、創作の喜び、それらが満たされないときの不快さ 感情の生理 James Range説: 「人は悲しいから泣くのではなくて、泣くから悲しいのだ」
心身症の成因と心の変異が原因で起る身体疾患 意識を客観的に研究する方法
精神電流反射 psychogalvanic reflex, PGR
→ 身体的変化(Ex. 脈拍、呼吸、血圧、PGR, SGR)に現れる ≈ 運動筋肉行動、外(見)的行動 動作action、言語talking、作業、創作活動、失語、失行など 話し talking → 人格が表れる 創作活動 5. 社会的行動 social behavior 模倣、役割行動、競争、強調、反(非)社会的行動など 個人としての行動の諸相は、前の4領域に尽きるが、人間行動は社会適生活の場と切り離して考えることは出来ないので、特に社会的観点からこの領域を追加しておくのが普通の考え方である 人間の社会性については、生得的と考える「Wallon H」と、獲得的と考える「Piaget J」のものがある (社会生物学から生得的部分の重要性示される) 社会的行動の幾つかのパターンを拾ってみる a. 集団形成 group forming
共同社会 Gemeinschaft, privacy group 役割理論 role theory: 人間というものは他人が自分をいかなるものと見、いかなる役割を期待しているかを感じるとその通りに実行するものである
役割期待 role expecting → 自我形成 群集心理 crowd mind (集団心理 group mind)→ 世論 public opinion→ 流行 知覚の客体条件(刺激側条件)1) 対比 contrast2) 錯覚 illusion (Tolman 1954)
両眼視差 binocular parallax に起因する → 応用: 実体鏡 stereoscope
a) ミューラ・リアMüller-Lyerの錯視
事物と背景の関係 = 知覚対象groundを含む環境場面figureが知覚者に与える効果 4) 知覚の枠組効果 framework
Hilgard ER: 知覚 → 安定化 = 「知覚の恒常」 Ex. 図形がそれを取り囲む図形(枠組)に影響され歪んで知覚される → 枠組に頼り安定回復を試みる 知覚の主体的条件 (知覚者側の条件)1) 知覚者の欲求2) 知覚者の感情 3) 知覚者の価値観 知覚研究の部派new-look: 社会的-人格的 4) 知覚者の態度知覚傾向と人格の深部(経験、態度、欲求、情緒状態、内部コンプレックスなど)を伺う方法 投影法(投映法, 投射法) projective techniques
[ 津波防災 ] 災害心理学 disaster psychology自然災害・人為災害に対する心理・行動 (災害後の心理変容を含む) → 災害予防・二次被害防止災害への心構え = 生命・身の安全を守る!!
災害は「まさか」ではなく「いつか」起きるものと認識せよ! 正常性バイアス
Ex. 東日本大震災: 宮城県石巻市大川小学校
「逃げる」ことよりも「点呼」を優先 ⇔ 釜石市: 小中学生生存率99.8%: 津波てんでんこ
「点呼」よりも「逃げる」を優先 |
Q: 「全ての行動には必ず原因がある」 この命題は正しいか A: 「理由無き反抗」という言葉もある ↔ 理由と原因は異なる
行動原因を知ることは難しい 行動生起の原因1) 行動主義behaviorismの立場からa) S (刺激, stimulus) → R (反応 = 行動, response)= 古い行動主義(Watson JB): 行動(R)は刺激(S)の如何により規定される
動物ではSとRの間には何もない → Ex. 昆虫の行動: 決まった行動をとる
S(刺激がある特定の反応を引き起こす = releaser) → Ri → Rj → Rk → 行動が連鎖的に繋がっている(心を考えることを止めようとするのが心理学の立場) (Tinbergen 1963)
★: 餌 (food) RはOを知らないと(もちろんSも)予測出来ない
= 新行動主義 (neo-behaviorism) Ex. Tolman EC, Hull CL: 行動Rは刺激Sの如何とそれを受ける生活体の在り方如何によって決定される = 反応は刺激とヒト(動物)の内部状態を知らないと予測出来ない → それ自体自明である我々の意識が心理学で取り扱えないという不満は意識研究の新武器の開発と合間って心理学は「意識を回復する」 → ここで O = "心"とする (グリフィン 1938)
コウモリ bat
遅延反応 delayed response: 反応を遅延し、その反応変化を観察 - 動物が高等になるに連れ遅延時間長い
[ A ] food → [ B ] チンパンジー: Bにバナナを置くのを見せ衝立で隠した後、レタスをバナナと入れ替える。チンパンジーはバナナではなくレタスを発見し驚いた様な顔をみせる - チンパンジーの"期待"が外れた
Ex. クレペリン Kraepelin: 欲求強度は活動開始期に強く、目標に近づくに従い高まる 2) ゲシュタルトGestalt心理学の場説 field-theory の立場からa) レビン(Lewin K)の公式, B = f(P·E)
= ある人格に環境が作用することで行動発現する (f: 関数 function) S: 場面あるいは事件 situation → 行動は事態の関数 人間行動の原因_________生物学的__心理学的__精神的内からの力 反射・本能_要求・感情_自覚・価値観 外からの力 誘発刺激__刺激・場面_価値・指導者 |
1. 内からの力a) 反射 reflection, or reflex: 条件反射を形成する基盤として重要1次条件付 2次条件付 3次条件付 4次条件付 … n次条件付 ____S1__+___S2___+___S3__+___S4___ …____Sn___⇒ R
脳幹脊髄系による調節 – 意志とは無関係に起こる反応(行動) 刺激☞受容器(効果器)→感覚神経-脊髄背根-|脊髄|-|延髄|-|中脳|-|大脳| | | | | |小脳| | | 反応☜効果器(筋・腺)←運動神経-脊髄腹根-| |-| |-|間脳|-| | 反射中枢 ←----------------→ ←------------------------------------------→ 反射(無条件反射)中脳反射: 目の虹彩(瞳孔反射) 延髄反射: 唾液分泌 脊髄反射: 膝下を打ったときの反射 バビンスキー反射 Babinski reflex: 足裏小指側を擦ると親指が甲の方に反る。(× 健常者、 ○新生児 ≤ 3月)。随意運動支配する錐体路障害が原因 b) 条件反射 conditioned response: 経験に作られた反射(大脳関与し形成)Ex. 梅干を見ただけで唾液が出る。池の鯉が手を叩く音で集まる Ex. 1890 Pavlovの実験: イヌの唾液腺を体外に手術で出し観察
(1) 摂食 → 唾液分泌(無条件反射 unconditioned response) [条件刺激(ベルの音) → 聴覚中枢_________] __________________ 唾液分泌中枢(延髄) __________________ ⇑ 新しい連絡路 [条件刺激_________→聴覚中枢__________________________条件反射____ ] 第二信号系 ≡「言葉」 = ヒト条件反射の1種。その使用法の約束・文章法・論理、が逆に次の直接体験の掴み方、あるいは知覚像・心臓・観念・概念操作の仕方に影響 c) 本能 instinct: ある目的を達するまで止めない、生得的適応行動様式
多くの異なった反射から成り立つ 学習(後天的要因)により変化する部分もある
遺伝情報と行動 欠乏・不足・緊張tensionが動機付motivationもたらし、この行動に導かれる 要求 → 動因 drive → 誘因 incentive (欲求 = 意識された動因、または行動の内因)
動因 drive: ある動物をある方向に動かす
基本的要求 basic need: 本能に似たもの 安定要求 need for stability: 愛情要求 for love, 所属要求 for belonging, 避罰要求, 充全への要求 for achievement: 成就要求 for performance, 独立要求, (社会的)承認要求 for social recognition, 拡張への要求: 新経験への要求, 成長への要求, 優越への要求 精神的要求 (Erikson E): 超自的な普遍的価値の世界に自己を方向付けようとする人間独特の要求
自我同一性 ego-identity 乳児期 出生-歩行 受動活動期 人間への信頼を植え付ける 認知把握期 知能萌芽期 幼児期 歩行-言語 前期 自主性身に付ける 後期 (+ 心の温かさと躾) 児童期 精神発育 diligence 青年期 身長体重増加 ego-identity 生殖腺発達 e) 感情 affection: 内界の自己調節を営む機能 i) 情緒 emotion: 不安anxiety ii) 自我感情: 劣等感 complex (劣等事実、劣等感情) iii) (道徳的)情操 (moral) sentiment: 良心 (超自我 superego) f) 自覚 self-awareness: 自己を客観視すること - 自覚の程度は個人差大 自覚の未熟さ → 不適応行動 指導法: 問題解決法(自己活動主義) + 生徒中心的指導法 student-centered method、非指示的教示 non-directive method 心理治療: 洞察療法 insight therapy、序覆療法 uncovering method、実存分析 existential method 2. 外からの力
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行動原因や行動生起機構についての原理を体系付け - 学習理論と結びつく
1. 結合説 connectionism≡ S-R理論あるいは連合理論 bond theory (Wundt)Watson JB (1878-1958, USA): 新行動主義 neo-behaviorism
S━━━━━━▶R
SER: 反応ポテンシャル
SHR: 経験・習慣 habit
D: 欲求・動因 反応ポテンシャル(SER)は習慣という構成要素(SHR)とその時の動因という構成要素(D)の相乗積により求まる Def. 習慣: 反復により習得し、少ない心的努力で繰り返せる固定した行動2. 場説 field theory≡ S-S理論 sign-significance theory, 認知説cognitive theoryKoehler W (1887-1967): ゲシュタルト(心理学)派。統一体Gestalt重視 Lewin K (1890-1947): 「場の力」 = 「生活空間 life space」「誘意性values」
personality dynamics + group dynamics 環境: 地理的環境(物理的環境) + 心理的環境(行動的環境) → 行動を起す直接の要因 3. 目的説 purposive theoryMcDougall, William (1871-1938)
目的心理学 hormic psychology: 行動は目的に導かれ行なわれる → 要求、目標、目的が行動の鍵 4. 総合説Tolman, Edward Chase (1886-1954): 新行動主義、目的心理学
場説の折衷案ともとれる 5. 葛藤における行動理論二つ以上の欲求(動因・誘因)なり目的意識が同時に存在し、どちらの充足に向かって進むか、決定困難な状態におかれた時に心的葛藤が生じる
1: 両方からプラス(+)のバランス_____________[ + ] →→ [ + ] |
6. 欲求不満状態(フラストレーション) frustration における行動欲求不満(阻止)状態: 満足されなければ、緊張度が高まり不快な感情が体験される。後者が反復、あるいは持続されて、緊張が解消しない状態を欲求不満状態という。生理学的にはストレスstressのこと感情の働き
価値判断: 信号・認知 → こちらが強いときfeeling
→ この中に1つの「苦痛」(不安)がある - 解消
合理的な解釈と不合理な解釈がある 不満-攻撃frustration-aggression: フラストレーション理論の一つ
骨子: 「要求不満は動物(人間)を攻撃に導く」
不満-退行frustration-regression: 以前学習した適応形式持ち出す
7. 自我防衛機制 ego-defense mechanism異常行動説明のためフロイド派が考えた行動発生の仕組の1つ → 広く採用破局の予感である不安が原動力となり自我(エゴ)が破局を免れるために、無意識の内に防衛を試みる行動
無意識 unconsciousness精神分析学 psychanalysis: 深層心理 → 意識 vs 無意識無意識: ヒステリー、催眠、二重人格、夢 無意識的欲求 → 記憶妨害 |
新しい行動傾向はどのようにして身につくのか
学習の諸相Def. 学習 learning: 経験による新しい行動傾向の獲得
学ぶ → [分化] → 学ぶ・真似る lies (轍) + α
感覚記憶: 感覚器官で1秒程度の映像・音等保持
短期記憶容量 = 7 ± 2 (5-9) → 一度に8個以上の記憶困難
作動記憶 working memory (Baddeley & Hitch 1974): 短期記憶を包括 学習(性)行動: 経験を繰り返す → ある条件に適応した一定行動をとる
この過程を学習といい、条件反射が基礎になっていると考えられている 追従行動の仕組みそのものは遺伝的だが、その行動を何に向かって行なうかが変化しえる。このような臨界時間の短い条件付けconditioningを「刷り込み」といい、一般に学習可能な感受性の高い時期が幼期に見られ、鳥類では30時間以後この現象は見られない 慣れ: 繰り返される刺激に対して次第に反応が消失
刷り込み・慣れ: 広い意味での学習
学習曲線 learning curve 行動と学習1) 認知的学習 cognitive learning知覚と経験 Ex. 開眼者の体験知覚の学習 知覚の恒常現象 constancy of perception : 学習汎化で成立 cf. 条件反射 恒常とは = 大きさの恒常、色の恒常、形の恒常 学習原理
S2 = CS: 条件刺激(ブザー音) 刺激S1に対する反応Rが、S1と接近した別刺激S2に対しても起るようになる ii) 強化原理 principle of reinforcement
S (口笛の音) → R1 2) 観念的学習Def. 忘却: 「想起(再認)」ができなくなること減衰説 (不用説 disuse hypothesis): 記憶は保持期間が長いほど減少 Def. 干渉 interference: 障害(妨害)になることが記憶に影響
干渉説(競合説): 記憶は新しい記憶に干渉され保持できなくなる
順向干渉: 古い記憶が新しい記憶を妨害 Ex. 仏語を忘れる 忘却曲線: 無意味綴りの保持実験 → 記憶されたものは、経過時間が増すに従い再生困難になる ⇒ 記憶保持するグラフを用い具体化した曲線
→ 記憶に保持されやすい学習条件 ________s.a.____s.a. _______◆_____◆ _◆--------|-----------|---→[脳内回路の固定] → 行動A s.a._______________________↓ _________________[脳内パターンの保持] ______________________<記憶の成立> <学習の成立> 連想学習: 接近、類似、最近経験、反復、強印象なもの - 連想され易い
連想学習のポイント 思考学習 妄想 delusion の学習: 合理化と同じ機制によるが、その機制が大きいときの学習。普通には理解できないことを考え、強い不安から解法されようとする 迷信 superstition の学習 (強化説から): 反復により迷信を信じてしまうことが迷信の学習であるとされ、スキナは鳩へ迷信を教えこむことを成功させた |
→ 洗脳(殺脳): 意図的に相手の思想を変改させること(宗教的事例多) 3) 感情的学習情緒学習 Ex. 恐怖学習 JB Waston: 条件付けの考え方から見れば、あらゆる刺激が危険信号として恐怖の対象となることが可能であり、その対象化には条件付けをすればよい。また、条件解きも可能である先天的恐怖: 大きな音・支えを失う 自我感情の学習(愛情の学習)情操学習 – 社会態度 4) 表出的学習言語の学習技能の学習 5) 社会的学習個人の社会化
模倣の学習 記憶異常 memory abnormality健忘(記憶喪失) amnesia
順行性健忘: 記銘できない(新しく覚えることができない) 記憶異常増進 - 稀 学習条件学習に影響する諸要因I. 基礎的要因 a. 要求needs, 動因drive, 誘因incentive, 動機づけ, 強化 b. 緊張低減, 要求低減, 動因低減 II. 複雑要因: 賞・罰、学習の構え、学習の準備性 1) 学習者側条件学習者の能動的参加および感情の協同を伴った学習が望ましい
S2 ↘ 要求水準
a. レディネス readiness: 学習受け入れる下地(素地) 2) 学習課題の条件a) 記憶の幅b) 系列位置効果: 記憶の始め(初頭効果)と終わり(新近効果)で記憶保持率高
系列学習 serial learning - 動作の熟練 motor skill
分節化、構造化されているものは学習容易 (記憶術) 3) 学習課題の条件a) 全体法 whole learningと部分法 part learning
部分法: 1. 順部分法, 2. 漸進的部分法, 3. 反復的部分法 一般的には分散法の方が有効 – 材料の性質により選択 c) 遡反禁止 retroactive inhibition と前進禁止 proactive inhibition忘却の主要因
遡及禁止: 学習把握が、それに続いて行なわれた行動によって撹乱的・妨害的な影響を被る現象 学習原理学習理論 learning theories: 新しい行動傾向の経緯はいかにしてなされるか。それについて事実と原理を体系づけたもの。主な学習理論として、結合説・場所説があげられる1) 結合説bond theorySとRとの神経的結合によって学習が成立するという理論a) 接近説 contiguity theory ある刺激(S1)に対して起る反応(R)が、そのS1と「接近」している別の刺激(S2)に対しても起るようになる。これが学習であるという説。 Ex. パブロフの条件反射学説 b) 強化説 reinforcement theoryある刺激に対して、いくつもの(R1, R2 … Rn)が起った中で、たまたまその直後に快感・満足・報奨rewardがあった反応だけがそのSと結び付く、これが学習であるという説 c) 二要因説 two factors theory
(a), (b)の両要因を認める。オペラント法・スキナーの二要因説 2) 場説a) 洞察説 (ケーラー 1921 "類人猿の知慧実験")Ex. ニワトリの実験: 動物は個々の刺激性質について学習するのではなく刺激場面の全体的特性によって学習する b) 痕跡説 (コフカ Koffka K 1886-1941, 1935)c) 場説 field theory (レビン Lewin K 1890-1947, 1939) 場の認知行動の変化が学習 Cf. 行動の場説 d) 期待学習説(記号学習説) (トールマン Tolman EC 1886-1959, 1949)
学習者は目標の記号signを学び、意味meaningを学ぶ 3) 統合説各理論の最大公約数的共通点を拾い出そうとするa) 機能主義的学習説 Washburne JN (1936): 学習過程 = 方向付 → 探索 → 考量 → 分節化 → 単純化 → 自律化 → 再方向付 Cronbach LJ (1916-2001, 1951): 学習要素 =目標設定 → 準備態勢 → 場面遭遇 → 解釈 → 反応試行 → 結果評価 → 不満な結果への反応 |
Def. 行動を規定する個人条件の総体 人格理論 personality theory: 人格の形成・構造・機能についての理論体系
人格の構造人格成層説: 人格には幾つかの階層が存在するという立場
_________生理的___________心理的_________精神的 知性______知力 brain________知能 intelligence 知恵 wisdom 情意性____気質 temperament_性格character___情操 自我 ego__身体的自我_______心理的自我_____精神的自我 向性 (Jung CG, 1921)心的エネルギー libido
外向 extraversion: 外界に向かい自我から遠心的に働く心的エネルギー |
人間の行動は自由か行動範囲を、客観的観察可能な数量的測定可能な外的行動とするならば、行動は刺激(S)によって起こる反応(R)と規定され、その範囲内での反応(= 行動)には一定の型が出来上がっているので、この限りでは自由ではない。しかも、この考えは、内的行動への適用が可能であり、行動全体に対しても自由はないといえる行動適応性生物進化コース上での適応様式原則
行動進化 evolution of behavior
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環境 environment個体 individual = 生物学的因子 Ex. 体格 + 健康 + 神経 + 性家庭 family = 第一次集団primary group: 人間形成の場として最も重要 家庭の集団特性 syntality: 家庭における人間関係の全体的様相 → 「子供をみればその家庭が分かる」
グループダイナミクス(集団力学) group dynamics 社会 society
地域: 人口密度, 居住区域 知能検査 intelligence testどの程度の知的業績をあげうるかの可能性を計ることが目的1. 検査法a) 個別的検査
言語検査 verbal rest (A式): ビネ・シモン考案(1905 Binet-Simon test) 年齢尺度法を発展 c) 乳幼児発達検査: 言語作業検査できない乳幼児の検査法 → 発達指数 developmental quotient, DQ |
d) 適正検査 aptitude test
進学適正検査 scholastic aptitude test, SAT: 将来なしとげる可能性 2. 成績表示法a) 精神年齢 mental age, MA: 個人の知能の発達の程度を表す改訂スタンフォード・ビネ検査 revised Standord-Binet test): 各々の問題はその年齢の児童の2/3が解けるように選ばれ、知能の程度をどの年齢の問題まで解けたかで計る b) 知能指数 intelligence quotient, IQ: 同じ生まれ年の一般水準との比較IQ = MA/LA × 100, LA: 生活年齢 chronological age IQ: 区分 (精神年齢)70 >: 精神薄弱 feeblemindness
25 >: 白痴 idiot, 保護者なしの日常生活不可 (2 <) > 140: 天才
! 知能が低いだけで精神薄弱と診断するのは早計(危険) T = 10(X – M)/SD + 50
X: 個人の得点 Ref. 性格検査 personality test意識・性格を(客観的に)研究する方法1. 面接法 interview 2. 実験心理学的方法 experimental psychology 3. 質問紙法 questionnaire 4. 投影法 projective test
a. ロールシャッハ試験 |
(Corballis & Beale 1976) 利き手 handedness→ 環境 vs 遺伝1946 Blau : 利き手の遺伝性を完全否定 利き手は文化による強制: (推論) 最初に作られた武器や道具が右利きだった → 人間が利き手に関する人工的環境を決定 1947 Roberts"人間が、発達途上で極初期には類人猿と同じような初歩的な利き手の時期を経過することも考えられるが、本当の意味の利き手は、言語習得が始まった後で起こり、どちらの利き手になるかも、言語の発達により決まってくる。人間の利き手の本質は、言語により決定されている点にある" 1947 Gesell & Ames: 利き手の発達を生後から観察
出生後数ヶ月-数年: 利き手はかなり動揺する (36週目まで再び左利き) → 40-44週 = 右利き → このサイクルが繰り返され8歳位で固定 1970 Collins: 左前肢ばかりを使う(= 左利き)マウスをかけ合わせる左利き・右利き頻度分布変化しない - 利き手に遺伝的なもの関与しない 1972 Levy & Nagylaki: 利き手と皮質における言語機能の個性化 →2遺伝子モデルで説明 = 利き手は遺伝的 1973 Hewes: 人類の持った最初の言語は"身振り言語"
手や腕を用いたサイン → 左右非対称性の存在 → 左側の刺激よりも右側の刺激に強く反応するようになる 1973 Witelson & Pallie
脳解剖 – 側頭葉上面言語領域は左半球の方が広い傾向 脳の二元性右半球: 直感的・総合的・全体的 ⇔ 左半球: 理性的・論理的象徴倒錯症 strephosymbolia: 左右混同に伴う症候群 Ex. 失読症 失読症 dyslexia: 精神遅滞、感覚障害、音声言語障害、情緒的問題等の障害が連合せず読書きに障害 a) 発達性失読症: 成熟異常 b) 獲得性失読症: 脳損傷に基づく → 学習による改善率低
時に左右混同伴う – (文字を含む)非対称性学習欠如だけでは説明不可 左右混同があっても英語の学習ほどの困難さは生じない 鏡映書字 mirror letter: 左右の定位障害に伴う技術 Ex. Leonardo da Vinci
左大脳半球障害受けた者 - 右手使えなくなり鏡映書字用いることがある
左右障害 + 手指失認、失書、失算の計4症状をまとめて呼ぶ ターナー症候群(生殖腺無形成症、生殖腺発育不全症) (Turner 1938): 空間能力障害を伴う 原因は染色体異常 発達心理学 developmental psychology学習の発達初期効果 (effects of learning on early developmental stages)孤立児研究 study on isolated man 野生児研究 study on wild-man (or wild-child) 野性児 wild child: ヒトとの接触から隔離され、あるいは動物と接触し、動物中で育った子供。人間的接触のない環境での発達の様子を知るため、不本意ではあるが貴重な自然の実験 Ex. アベロン(フランス)の野生児 (1788?-1828) - 1800 捕獲(Victorと命名)5年間養育 - 言語習得困難(知的障害・自閉症の可能性) Ex. アマラ・カマラ = インドで狼に育てられた少女
姉(発見時8歳, 10年後死亡): 夜行 night walk、生食止めない = 回復は妹よりゆっくり - 6年後に数フィート歩けるようになる 1828.05 ニュールンベルグ門近くで発見 - 会話不能。奥行知覚低 視覚刺激に関心。赤色を好む - 学習は早かった |
原因帰属 (source of failure)安定性 内的統制______________外的統制固定的 能力__________________課題の困難度 変動的 努力(達成意欲の強い人)__運(達成努力少ない人)
個人の失敗の捕らえ方に差がある → 次のやる気を方向付ける
自分が行動を起こしているという実感 - 自分の行動に原因がある 子供に自己原因性を経験させる
自分でやればなんとか出来ると思わせる = 自分で何かをできた 好奇心 (curiosity)Ex. 経験遮断実験
被疑者を外部情報(聴覚、視覚等)断った真白な部屋に入れると一週間しか耐えられない - 情報が全く入って来ないと退屈のあまり幻覚幻聴という刺激を逆に発散してしまう = 情報多すぎても少なすぎてもよくない
1st - expectation: 予想の分布、対立する意見を出す
Ex. テレビゲームはこれらの全ての欲求を満たしている ∵ 特殊的好奇心 specific curiosity・学習形態の変化-子供達にやる気を起こさせる → open school: 一学年の枠をはずしている、子供達自身で学ばせる ピアジェの発達理論 (development theory proposed by Piaget)
0歳 感覚運動期
4-8歳 → 自己中心性: 相対的なものの見方が出来ない
7-8歳 具体的操作-脱中心化 発達段階の特性feature of developmental stages
感覚運動期
Ex. 8 months: 1) 人見知りピーク、2) 対象の保存成立(「ものの永続性」) (前概念期)
表象作用: 活動の内面化(頭の中で活動する) ex. 延滞模倣: 前日見たもののその真似を翌日する |
第一次動因: 生物学的欲求 ↓ 学習(単なる学習ではない) 第二次動因: 社会的欲求(派生的欲求) = 第一次欲求に派生して起る欲求 欲求の説明モデル
1) 緊張低減モデル homeostasis model内部状態を一定にする働き
a) ↑ ↓ │ │ 動因 │ └───────────────┘
Exp. カフェテリア実験: Vitamin B1 deficiency → B1 motive → B1 intake behavior: B1が微量溶けている液体も判断出来る 2) 誘引モデル hedonistic model
★(saccharin) ←─┐ - - - - ☆ (sugar)
↓ 動物の行動はどのように変わるか
テコleverに触れると電気が流れる - その電極を脳に埋め込む: ネズミはテコを押し続ける → 快
→ Homeostasis回復しない - しかし正常時と同じ位水を飲むと満足する 第一次欲求 primary → 欠乏・増大 → 動因 [学習はいらずdirectにつながる] 中毒の形成: 体内に薬物が一定量残っている状態が標準状態 (Ex. モルヒネ・コカイン・アルコール)
モルヒネ → モルヒネ依存症 → 禁断症状
8時間毎食餌(訓練10日) → 24時間毎の習慣 ⇒ 第一次欲求発生もやはり複雑 第二次欲求が学習により形成されない例
母親への愛着: 生後1ヶ月 = 分離不安(母親が離れると不安になる) 分離不安は母親への接触により生まれるのではないだろうか Ex. 生まれたばかりのサルを親・兄弟から隔離する → 変りの母を与える
針金母 → 哺乳壜: 乳を飲む時はこちら → 満足
一方にエサを与え、もう一方に与えない → エサのない方はエサをせびる 初期学習の補足(-1) 苦痛について: 未詳。脳はどこをついても痛さを感じない
イヌ・サル → 隔離飼育0-3年: 真っ黒(白)な部屋、エサは正しく与える
恐れ Ex. ヘビに対する恐れ |
この間に親が怖がるのを見た、かまれた、巻き付かれた等の経験をしたのなら納得がいくが、実際はこの様な経験のないサルでも怖がる。隔離飼育すると怖がらない 人間の赤ちゃん: 乳児院の赤ちゃんは人見知りが多い
飼育人 + 服
↑ この間に不整合がある時恐れが発生する 知覚も初期学習 (眼)Ex. 先天性白内障: 角膜移植で治る → 物が見えない → 物は見えるが、それが何か分からない。却って不便Ex. ネコの隔離飼育
縦縞の部屋 → 水平のものがよく見えない 内発的動機付け1) 感性・動機: 高等な生物になると環境刺激の変化を求めるEx. ネズミ skinner box
┌______________┐
Ex. チンパンジー 恐れと密接な関係 → 期待と実際のズレ → 大: 恐れ / 小: 好奇心 cf. 探索反応 3) 操作動因 effectance motive: ヒトでよく言われる - 環境に変化を与えるとより快となる社会順応 socializationポルトマン: 巣に居座るもの-妊娠期間短い(1-3ヶ月) Ex. ネズミ: 多産・小型巣立つもの-妊娠期間長い(6-10ヶ月) Ex. 子供 1-2頭・大型 → 人間は巣立つものに入る-しかし赤ん坊は違うようである(巣立つには1ヶ年かかる) 達成動機・親和性親和性: 他者に対する親しみ TATの結果を用いて分析して行くとこの2つの動機に達する TATによって得られた実験結果: 達成動機グループと親和性グループに同じ仕事を行わせその途中に励ましの言葉をかける。その結果による仕事の変化を調べる 励ましの言葉 = 情報(競争的なもの-仲間との協調的なもの)
________達成動機グループ____親和性グループ 動機 motivation の層構造意識可能なもの / 無意識なものSullivan: 人間を人間たらしめるのは人間関係である
満足 satisfaction: 生物学的欲求の充足
自己実現 self actualization (realization)
Start -------------------- Goal
相互関係がはっきりしていない 神経症の人を治療する過程で(治療者に何でも"依存する", "承認を求める")ことがある → 経営心理学 ホーソン実験 Hawthorne experiments1924-1932: ウェスタン・エレクトリック社ホーソン工場
(照明実験 +) リレー組み立て実験 + 面接調査 + バンク配線作業実験 → バイオフィードバック(生体自己制御) biofeedback普通気づかない生体の生理的情報計測 → フィードバック → 身体状態知る→ [自律神経系の]自己コントロール |
参考文献
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